鬼滅の刃 柱稽古編第3話『炭次郎全快‼柱稽古大参加』ネタバレの詳しいあらすじと感想 | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

主な登場人物(声優)役柄

【鬼殺隊とその関係者】

竈門炭治郎:かまど たんじろう(花江夏樹)鬼と化してした妹を人間に戻すため、鬼殺隊に入隊する。

冨岡義勇:とみおか ぎゆう(櫻井孝宏)水柱。炭次郎を鬼殺隊に導いた人物。寡黙な剣士。

宇髄天元:うずい てんげん(小西克幸)元音柱。元忍で派手好き。鬼によって左手と左目を失う。

伊黒小芭内:いぐろ おばない(鈴村健一)蛇柱。口元を包帯で覆い、蛇と行動を共にする。

不死川実弥:しなずがわ さねみ(関 智)風柱。玄也の兄。鬼に対して人一倍強い敵意を向ける。

時透無一郎:ときとう むいちろう(河西健吾)霞柱。他人に無関心で棘のある言い方をする。

須磨:すま(東山奈央)天元の3人の嫁の一人。気弱で泣き虫のくノ一。

まきを(石上静香)天元の3人の嫁の一人。気が強く短気で姉御肌のくノ一。

雛鶴:ひなつる(種﨑敦美)天元の3人の嫁の一人。左目の下に泣きぼくろがある。

【柱稽古編 第3話『炭次郎全快‼柱稽古大参加』】ネタバレの詳しいあらすじ

宇髄天元が基礎体力訓練を行い「基礎体力の向上なくして、次の段階へ行けないと思え。まずは基本だ」と、隊士をしごく。

 全快した竈門炭治郎が宇髄の稽古に参加する。炭次郎は他の隊士よりも山道を速く走り、スクワットも砂利を背負って負荷をかけて行う。昼食時、炭次郎は宇髄の3人の嫁に挨拶する。宇髄は疲労で食欲がない隊士に「飯残した奴、稽古の量を増やす」と脅す。炭次郎も食べる。

 2人の隊士が夜の警備の見回りをする。鬼が出なくなったので「鬼が禰󠄀豆子を探し回っているからだと聞いた」と噂し、「このまま、いなくなってくれれば良いな」と話す。もう一人は「そんなに甘くないんじゃない」と答える。路地裏に「肆」の字の目玉が潜んでいた。

 翌朝、宇髄の稽古が始まり、隊士はもう一人の隊士を背負って坂道を上る。炭治郎は一番重い隊士を背負って走る。休憩中、炭次郎は他の隊士と雑談し「上弦は信じられないくらい強い」と話す。隊士は理解できなかった。

 宇髄は最後の訓練として隊士に、向こうの山の麓を1周するように命じる。3人の嫁たちは炭次郎に「宇髄様はきつく言うけど、実際は甘い」「この前は、最後の隊士が帰るまで自分も食事を摂らず、結局山まで迎えに行った」と教える。宇髄は「お館様から預かった隊士を、俺のところで潰す訳にはいかない」と話す。炭次郎も走りに行く。

 炭次郎は「柱になる人は、心も優しいんだ」と、冨岡義勇と蕎麦の早食い競争をした事を思い出す。炭次郎が勝てば、義勇が柱稽古に参加すると言う勝負だった。義勇は自分は打ち切って炭次郎に蕎麦を追加し、勝ちを譲る。でも、炭次郎は限界だった。

 夕方、不死川実弥がお堂の前で待っていると、伊黒小芭内が来る。不死川は「城で鬼達を追い詰めたが、全員どこかに姿を隠した」と気にしていた。伊黒も「あの扉の向こうは何なのか。俺達が知らない、鬼の隠れ家があるのでは」と考える。不死川「狙いは竈門の妹か?」。伊黒「それで間違いない。何か大きなことが始まるのかもしれない。鬼殺隊にとって、これは凶兆なのではないだろうか。この静けさは、嵐の前触れではないだろうかと」と話す。不死川と伊黒は、お互いに勝負を提案する。

 夜、炭次郎は宇髄の3人の嫁の手伝いをする。3人の嫁は遊郭でのお礼を言い「誰一人欠けても、朝日を見る事はなかったと思う」と話し、炭次郎に「鬼舞辻󠄀無惨を倒して」と頼む。

 夜、宇髄は実戦に沿った稽古を行うため、隊士を山に入れる。鬼と戦うのはいつも夜なので、闇の中で戦う術を磨く。宇髄は鬼役で隊士を襲うので、生き延びること。炭次郎は隊士を守りながら宇髄を倒す役だ。

 元忍びの宇髄は気配無く、次々に隊士を倒す。炭次郎は他の隊士に、固まって炭次郎の近くに背中合わせになるように指示する。炭次郎は次々に打って来る宇髄の攻撃を防ぐ。他の隊士は「元柱を相手に互角にやり合っている」「これが上弦相手に戦って、生き残った者通しのやり取り」と感心する。2人に感化された他の隊士も、宇髄を囲んで戦う。

 宇髄は隊士達に「引退した俺に、ここまでやられやがって」と非難すると、一人の隊士が「俺達じゃ無理です。元柱相手なんて荷が重い」と弱音を吐く。しかし「柱や竈門なら、上弦や鬼舞辻󠄀無惨に勝てるかもと希望が持てました」と言う。「だから俺たちも、いつかは少しでもその支えになれるように頑張ります」「稽古して強くなります」と決意する。

 翌朝、宇髄は稽古している隊士達を見て炭次郎に「あいつら、力を付けてきている。お前は先に進みな。俺達は上弦を倒した。しかし、鬼舞辻󠄀無惨を倒さない限り、何も終わらない。頼んだぞ」と励ます。炭次郎は「必ず仕留めます」と約束する。嫁達は炭次郎に沢山のおにぎりを渡し、訓練中の隊士達も炭次郎を見送る。

 炭次郎は次の、時透無一郎の稽古場へ行く。時透は稽古を付けた隊士に「君、本当なら3回は死んでいる」と告げる。

 

【柱稽古編 第3話『炭次郎全快‼柱稽古大参加』】ネタバレの感想

前回の第2話は、炭次郎が富岡に蕎麦の早食い(正しくは大食い?)競争を挑み、炭次郎が勝ったら富岡が稽古をする話だった。富岡はまだ余裕があったが、炭次郎に勝ちを譲っていたとは、何と優しいのだろう。でも、炭次郎より富岡の方が大食いだったとは意外である。

 第1話の最後に各柱の稽古の内容の概要の説明があったが、やっと炭次郎が全快したので、宇髄の稽古に参加できた。基礎訓練とはいえ、山道を走り、崖を上り、かなりきつそうである。ところが炭次郎は軽々と稽古をこなすどころか、重りを背負う負荷をかけても完成してしまう。炭次郎の身体能力の高さに感心する。最後の宇髄に対して炭次郎が互角に渡り合う場面も、さすが上弦に勝っただけの事はあると感心する。

 このように身体能力が高い炭次郎は、宇髄の基礎体力稽古に短期間で合格し、次の時透の稽古に向かう。時透の稽古は、どんな内容か楽しみである。

 アニメを見てから原作漫画を読んだが、漫画では宇髄の稽古はわずか1ページだったので驚いた。これを1話分に伸ばすとは、アニメ版の脚本家の想像力にも感心した。

 ところで、夜の警備の場面で、路地に潜んでいた目玉に「肆」の字があり、足が付いた目玉親父の様なものが出現した。半天狗がまだ生きていたのか?と思ったが、調べたら鳴女が上弦肆に昇格したらしく、その目玉親父(?)は探知探索の血鬼術による使い魔らしい。でも、鬼殺隊の屋敷がある町に、簡単に上弦の鬼の侵入を許して良いのだろうか?今後が心配である。

(写真は「公式ホームページ」より)