『ジュラシック・ワールド』に登場する恐竜・古生物 | アンパンマン先生の映画講座

アンパンマン先生の映画講座

映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

【肉食恐竜】

ティラノサウルス・レックス

 全長12~13m。白亜紀末期の肉食恐竜。幅の広い頭部に大きくて力強いあごをもち、そのかむ力は史上最強とされる。小さな前脚は何の役に立っていたのかよくわかっていない。近年、「超肉食恐竜」とも呼ばれる。

ヴェロキラプトル

全長2~2.5m。白亜紀後期に生息していた肉食恐竜。後ろ足の第2指に長くて鋭いかぎ爪を持つ。軽量型の恐竜で、素早く動き回りながら、獲物の急所にかぎ爪を叩きこむことができる。集団で狩りをすると言う性質は「デイノニクス」がモデルと言われている。これはヴェロキラプトルに近縁種で、ヴェロキラプトルよりも体が一回り大きい。劇中での通称は「ラプター」。登場する4体の名前は、長女「ブルー」、次女「デルタ」、三女「エコー」、四女「チャーリー」

なお、シリーズの他作品同様、映画に登場するヴェロキラプトルのモデルとなっているのは、デイノニクスなど、より大型の近縁種であるとされている。

インドミナス・レックス

架空の大型肉食恐竜。

体長約12m。パークの最先端技術を観客にアピールするために遺伝子操作で生み出された新種。最強最大のティラノサウルス・レックスをベースに、カルノタウルス、マジュンガサウルス、ルゴプス、ギガノトサウルスやその他未公表種のDNAを含む遺伝子構造を持つ。人間を欺き、巧妙に檻から逃げ出す知恵があるなど「ジュラシック」シリーズ史上最も賢い。

 

【草食恐竜】

アパトサウルス

全長23m。白亜紀の前の地質時代であるジュラ紀の後期に生息していた植物食恐竜。かつて「ブロントサウルス」と呼ばれていた恐竜でもある。パーク展示範囲内の最大の巨体を誇る恐竜。草食性。

 

アンキロサウルス

全長7m。ティラノサウルス・レックスと同時代、同地域に生息していた植物食恐竜。背中にたくさんの骨の板が並び、装甲を作っていた。この骨の板は防弾チョッキのよろいのように軽量で、丈夫だった。尾の先には大きなこぶがあった。

 

パキケファロサウルス

小型の草食恐竜。「パキケ・アリーナ」にて飼育されている。劇中では施設から逃げ出した1頭が麻酔で眠らされた映像が監視カメラに登場する。

 

パラサウロロフス

中型の草食恐竜。頭頂から後方へ伸びる鶏冠が特徴的。

 

ステゴサウルス

長6~7m。シュラ紀後期の植物食恐竜。背中に骨の板が並び、尾の先に4本のトケがあった。骨板の表面には血管がはしっており、骨板を日光にあてて体温を上げ、あるいは風にあてて体温を下けることができた。

 

トリケラトプス

全長8m。ティラノサウルス・レックスと同時代、同地域に生息していた植物食恐竜。3本のツノと大きなフリルが目印で、ツノは成長にともなって角度が変わった。幼体のうちは、群れを作っていた可能性がある。

 

【雑食恐竜】

ガリミムス

全長6m。長い脚をもち、その姿から「ダチョウ型恐竜」と呼ばれるものの一つ。雑食性。足の骨に衝撃を吸収する特別なしくみがあり、かなりの速さで走ることができたとみられている。白亜紀後期に生息。

 

【古代爬虫類】

モササウルス

 全長14~17m。白亜紀後期の海に棲息していた海棲爬虫類、「モササウルス類」の代表的な存在。がっしりとしたあごと鋭くて丈夫な歯をもつ肉食性で、当時の海洋生態系の頂点に君臨していた。18世紀にオランダのマーストリヒト近郊で、頭骨の化石が最初に発見された時代は「マーストリヒトの大怪獣」と呼ばれていた。

 

プテラノドン

翼を開いた時の幅が6~7mになる大型の翼竜。後頭部の大きなトサカは、雄だけがもっていたのではないか、といわれている。成長すると長距離飛行が可能だった。魚を食べいたとみられる。白亜紀後期に生息。

 

ディモルフォドン

翼を開いた時の幅が1.5mほどの小型の翼竜。小さな頭部には、鋭い歯が並んでいた。シュラ紀前期~中期に生息していた。