『ジュラシック・ワールド』オープンしたら是非行きたい(事故なしで)(再々掲) | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

 2024年5月17日に「金曜ロードショー」で『ジュラシック・ワールド』が放映される。そこで2022年7月に掲載した『ジュラシック・ワールド』の「ネタバレの感想」を再々掲載する。

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 『ジュラシック・パーク』シリーズは第1作(1993年)、第2作(1997年)、第3作(2001年)全部見ており、14年ぶりの新作なので、期待して「フォーラム山形」で3D吹替え版を見た。

 第1作で見たCGとは思えない本物そっくりの恐竜が(もちろん本物は見たことないが)動き回る姿が忘れられない。また、恐竜たちの姿が見られるのが嬉しい。しかも、第1作はオープン前のジュラシック・パークの話であり、第2・3作は近くの実験施設の島の話である。つまり、オープンしたジュラシック・パーク(改名してワールドになったが)が見られるのは初めてである。このようなテーマパークがオープンしたら、是非行ってみたい。モササウルスの餌付け(?)ショーは迫力満点である。しかも観客席が下降して、水中の様子も見られるとはサービス満点である。草食恐竜たちが生活する草原を、球形ポッドのジャイロスフィアで回るアトラクションも、恐竜を間近で見られてうらやましい。グレイが狂喜する気持ちが良くわかる。翼竜の鳥小屋(?)も是非見たい。

 ヴェロキラプトルは知能が発達しているそうだが、オーウェンが手なずけて(彼によれば信頼関係だそうだが)、命令を聞かせることが出来るとは感心した。と言っても相手は恐竜である。転落した飼育員を救い出す、オーウェンの指示をヴェロキラプトルが効くかどうか、スリルあった。後半でヴェロキラプトルが活躍する場面に繋がるのも感心した。

 さて、観客の要望に応えるためと言って、遺伝子操作によってより凶暴な恐竜を創っていいのだろうか。しかも、恐竜を兵器に使うのは許されない。このインドミナス・レックスは頭が良く、塀を越えたと思わせて、脱走の機会をうかがっていた。ただ、赤外線センサーで探知できないからと言って、発信機で位置を確認しないで逃げたと結論付けたのは、クレアの責任である。

 対策が後手に回り、だんだん被害が拡大するのが恐怖である。兄弟が乗った乗り物がインドミナス・レックスに攻撃される場面は怖かった。旧ジュラシック・パークの施設のおかげで助かったのも、感心した。グレイが恐竜マニアなら、グレイの知識で助かる場面があっても良かったのではないだろうか。

 発信機を取ったインドミナス・レックスの追跡に、狩の名人のヴェロキラプトルを使ったのは感心した。ただ、このヴェロキラプトルまでインドミナス・レックスの言いなりになって人間を襲うのは恐怖である。インドミナス・レックスとティラノサウルスの格闘は迫力あった。最後に無人になった島で、ティラノサウルスが咆哮する。自分が最強の恐竜だと誇示しているようで、頼もしく思えた。

 第5作に当たる続編が2018年に製作予定だとか。これも楽しみである。評価は「5」。

 原題は『JURASSIC WORLD』で「ジュラ紀の世界」であるが、1~3作同様にジュラ紀だけでなく白亜紀の恐竜が、主人公(?)のヴェロキラプトルやティラノサウルスはじめ、数多く登場する。