『ジュラシック・ワールド』ネタバレの詳しいストーリー(再掲) | アンパンマン先生の映画講座

アンパンマン先生の映画講座

映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

 2024年5月17日に「金曜ロードショー」で『ジュラシック・ワールド』が放映されるので、2022年7月に掲載した「ネタバレの詳しいストーリー(再掲)」を再々掲載する。
イメージ 1   
  2個の卵から恐竜が孵化する。(タイトル)
 ザックとグレイの兄弟は、1週間の「ジュラシック・ワールド」への旅行に出かける。母カレンの妹クレア・ディアリングがパークの運営責任者だった。イスラ・ヌブラル島で起こった「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年後、島はサイモン・マスラニ社長のマスラニ社に買収され、テーマパーク「ジュラシック・ワールド」を実現させた。今や世界中から毎日二万人の旅行者が訪れる人気の観光施設として成功を収めていた。多忙なクレアは、訪ねてきた甥たちに構う時間もなく、助手のザラに世話を任せる。兄弟は、ティラノサウルスやモササウルスのショーを見物する。

  クレアは3人の投資家に資金の使い道を説明する。クレアはサイモン社長とヘリコプターに乗って、遺伝子操作によって生み出された新種の恐竜インドミナス・レックスを見に行く。2頭生まれたが、共食いで1頭になっていた。成長が早いので、サイモンは、インドミナスを飼育するための防壁が適当かどうか、オーウェン・グラディに評価させるよう命じた。

 オーウェンは、4頭のヴォロキラプトル(ブルー、デルタ、エコー、チャーリー)の調教をしていた。インジェン社の警備部門長のヴィック・ホスキンスは、オーウェンにラプトルを兵器として軍事利用する話を持ちかけるが、一蹴される。その直後、飼育員の一人が4頭のラプトルの飼育エリアに落下してしまう。オーウェンは自ら飼育エリアに入って、ラプトル達に命令して止め、辛くも飼育員を救い出す。それを見たホスキンスは、ラプトルが人間の支配下に置けると確信する。
 クレアはオーウェンのバンガローを訪れ、マスラニからの要請を伝える。二人は以前にデートしたが、性格の不釣合いでその後交流していなかった。クレアとオーウェンはインドミナスの飼育エリアに向かう。しかし、インドミナスの姿が見えず、防壁に真新しい爪痕が残されており、飼育エリア内のどこにも熱反応が見られなかった。クレアは、新型恐竜が脱走したと指令室に連絡する。オーウェンと二人の飼育員が飼育エリア内に入り、防壁の爪痕を調べる。ところが指令室が位置信号を確認すると、インドミナスは飼育エリア内にいた。インドミナスは遺伝子操作で得た赤外線反射能力で体温を消し、潜んでいたのだ。インドミナスはオーウェンらを襲撃し、飼育員一人を捕食し殺害する。もう一人の飼育員が扉を開けて逃げ、オーウェンが逃げた後で扉を閉めようとするが、インドミナスは扉を突破して外へ脱走する。さらに、外で隠れていたその飼育員を見つけ捕食する。オーウェンは機転により何とかインドミナスの目を欺き助かるが、インドミナスは脱走してしまう。
 管理棟に戻ったクレアは、資産管理部隊を出動させ、インドミナスの追跡・捕獲作戦を開始する。だが、部隊は生け捕るために殺傷兵器を持っていなかった。インドミナスは発信装置を自ら剥ぎ取り、保護色によるカモフラージュで待ち伏せし、部隊を全滅させる。
 クレアはパークの北半分を閉鎖し、来場客全員をパーク中央のリゾート区域に避難させる。ザラの目を盗んで逃げ出し、二人でパークを探索していたザックとグレイは、透明球体の乗り物のジャイロスフィアで、恐竜たちを間近で見るアトラクションに参加していた。二人は避難指示とクレアからの電話を無視して散策を続け、立ち入り禁止の森林エリアに入り込む。森でインドミナスの襲撃を受け、ジャイロスフィアが破壊され、兄弟は滝壺に飛び込んで危機を逃れる。兄弟は旧ジュラシック・パークのビジターセンターに放置されていた古いジープを修理し、パークへの帰還を図る。

  クレアとオーエンは、車でインドミナスの捜索に出かける。途中で、インドミナスが殺戮した、アパとサウルスなど無数の恐竜の死体に遭遇する。さらに壊れたジャイロスフィアと兄弟の足跡を見つけて追跡する。旧ジュラシック・パークビジターセンターで、兄弟が脱出した跡を見つけるが、インドミナスと遭遇する。

 一方、マスラニは自らヘリコプターを操縦して、機関銃と兵士たちを乗せてインドミナスを追う。インドミナスは翼竜ドームのガラス壁を突き破り、ドーム内部へと侵入する。その結果多くのプテラノドンディモルフォドンなどの翼竜が次々とドームから逃げ出していき、マスラニの乗るヘリコプターはその翼竜達の襲撃を受け、ドームのガラス壁を破壊しながら墜落し、爆発炎上する。
 脱走した翼竜の群れはリゾート区域に飛来し、避難していた多くの来場者たちを襲い始め、パークは大パニックに陥る。ザラは戻ってきたザック、グレイと再び合流するが、プテラノドンに捕らえられてモササウルスがいる湖に落とされ、プテラノドン諸共モササウルスに一飲みにされてしまう。そこへ、オーウェンとクレアが戻って兄弟と再会を果たし、翼竜の群れを掻い潜って管理棟を目指す。
管理棟では、パークの実質的指揮権を握ったホスキンスが、ラプトルを兵器として利用する実地テストを兼ねて、インドミナスを追う作戦を立てていた。不本意ながらその作戦に協力することにしたオーウェンは、ラプトルたちの頭にカメラを付けて放ち、資産管理部隊とともにバイクで後を追う。
オーウェンたちはインドミナスを発見するが、ラプトルのDNAも持つインドミナスは、ラプトルたちと意思疎通し、追跡部隊を襲わせる。1頭のラプトルは爆殺されるが、インドミナスはジャングルの中に消え去る。残りの三頭は脱出を図るクレアと兄弟を乗せて走るトラックを襲撃する。追いかけてくるラプトルをどうにか撃退した3人は、オーウェンと合流し、遺伝子研究所に戻る。
 そこで4人は証拠隠滅と逃走を図るホスキンスと鉢合わせする。彼は遺伝学者のウーをはじめ、残りの人員全てをインドミナスの受精卵とともに島から脱出させていたのだ。しかしそこへ突然現れたデルタによりホスキンスは殺され、4人はその隙に研究所から抜け出す。4人は大通りで、3頭のラプトルに囲まれてしまうが、オーウェンはラプトルたちにもう一度人間側に付かせるよう語りかけ、3頭は再び彼の味方に付く。そこへインドミナスが現れ、3頭のラプトルとオーウェンは、インドミナスに立ち向かう。その圧倒的な強さに2頭のラプトルがやられ、オーウェンもザック、グレイと共にインドミナスに追い詰められてしまう。

  グレイは、インドミナスよりも歯の数が多い恐竜がいる事を思い出す。クレアはティラノサウルス・レックスを飼育エリアから解放し、発煙筒でインドミナスへ誘導する。相見えた二頭の肉食恐竜は激突し死闘を展開するが、インドミナスの力はティラノサウルスをも凌駕していた。手負いのティラノサウルスにインドミナスがとどめを刺そうとした瞬間、意識を回復したラプトルがインドミナスに飛びかかる。ティラノサウルスとラプトルはインドミナスに猛攻を仕掛け、湖エリアの縁へ追い詰める。インドミナスは、湖から跳び出してきたモササウルスに喰い付かれ、水中へと引きずり込まれて絶命する。

 翌朝、オーウェンら4人はコスタリカの避難所に到着する。ザックとグレイは両親と再会し、オーウェンとクレアの仲も戻る。
 イスラ・ヌブラル島では、ティラノサウルスが崩壊したパークを見下ろし、咆哮を轟かせていた。
 (エンドロール)