監督:アダム・ウィンガード 2024年
主な登場人物(俳優)役柄
アイリーン・アンドリュース(レベッカ・ホール)「モナーク」の人類言語学者。コングを研究。
バーニー・ヘイズ(ブライアン・タイリー・ヘンリー)ポッドキャスト「大怪獣の真実」を配信する。
トラッパー(ダン・スティーヴンス)「モナーク」所属の獣医。
ジア(カイリー・ホットル)耳が不自由なイーウィス族の唯一の少女。アイリーンの養女。
ミケル(アレックス・ファーンズ)モナークの職員。ヒーブの操縦士。
女王(ファラ・チェン)地下空洞に生き残っていたイーウィス族の指導者。
ハンプトン(レイチェル・ハウス)モナーク長官。
ハリス(ロン・スミック)モナーク第1前進基地隊員。
ルイス(グレッグ・ハットン)モナーク第1前進基地隊員。
ジェイン(シャンテル・ジェイミーソン)モナーク第1前進基地隊員。
潜水艦艦長(ケヴィン・コープランド)潜水艦艦長
ウィルコックス(ティム・キャロル)
ローリエ(ソフィア・エンバーソン=ベイン)
【登場怪獣】
ゴジラ…地上の頂点に立つ最強の怪獣。身長約120m。
コング…南太平洋の髑髏島で生まれた。現在は地下空洞に住んでいる超大型類人猿。身長約103m。
グレイト・エイプ…地下空洞に棲息するコングと同種の猿型の怪獣。
スカーキング…地下空洞の王国で、グレイト・エイプ達を支配している。身長約97m。
スーコ…グレイト・エイプの幼体。バーニーからは「ミニコング」と呼ばれる。身長約45m。
モスラ…地下空洞のイーウィス族から守護神として崇められている蛾のような怪獣。
スキュラ…前々作に登場した巨大なカニの様な怪獣。ローマでゴジラに倒された。
ティアマット…北極海に棲息するウミヘビに似た怪獣。
シーモ…地下空洞に棲息する冷気を操る怪獣。スカーキングの支配下にある。
ワートドッグ…地下空洞に棲息する、イヌ科に似た怪獣。
ヴァータシーン…地下空洞に棲息する、翼竜に似た怪獣。身体から放電する能力を持つ。
ドラウンヴァイパー…地下空洞の水中に棲息する、ウツボに似た怪獣。
785文字
〔地下空洞のどこか〕
地下空洞を翼竜が飛ぶ。コングはワートドッグという犬の様な凶暴な生物に追われていた。コングは谷を飛び越えるが、ワートドッグは追って来る。コングは崖に追い詰められる。しかしそこには落とし穴や崖から岩が落ちてくる罠があり、ワートドッグの大部分がやられる。コングがワートドッグの死体を引きちぎって威嚇すると、残ったワートドッグは去る。
コングは滝で水浴びする。崖でワートドッグの肉を食おうとすると、虫歯が痛む。肉はワニの様な怪獣が奪っていく。大きな鳴き声が聞こえたので行ってくると、カエルのような生物の鳴き声だった。
アイリーンの解説「これまで地球を支配していたのは人類だと思っていたが、それは地上だけだ。地下空洞には様々な生物が棲息している。地図を作ったのは地下空洞のわずか5%。コングは地下空洞で暮らしている。ゴジラの縄張りは地上で、人類の味方。ローマで暴れた巨大なカニの様な怪獣のスキュラを、ゴジラが倒した。
(タイトル『GODZILLA x KONG THE NEW EMPIRE』)
〔モナーク、第1前哨基地〕
ゴジラがコロッセオで休んでいる画像や地下空洞の様子をモニターで、ハンプトン、ハリス、ルイス達が観察している。すると未踏査区域で陥没があり、電磁波の反応がある。
〔地下空洞アクセスポイント、モナーク・バルバドス〕
モナーク長官のハンプトンはアイリーンに、第1前哨基地で受診した謎の電磁波の波形を見せる。ゴジラは今のところはコロッセオで休んでいた。
〔モナーク基地学校〕
学校に通っていたジアは電磁波を感じ取り、無意識のうちにノートや机に波形を書きなぐっていた。心配した担任の先生が保護者のアイリーンを呼び、書きなぐったノートを見せて「クラスに解けこめない」と話す。アイリーンは「適応するのに時間がかかる。彼女は唯一のイーウィス族だ」と答える。
ジアはモニターを見て「コングが心配だ」と言う。アイリーンが落書きを見せて「なぜ書いたの?」と聞くと、ジアは「私がいる場所がない」と言う。アイリーンは「私とずっと一緒にいればいい」と教える。
アイリーンはジアの落書きを見て、モナーク第1前哨基地で受診した謎の電磁波の波形と似ている事に気づく。
モナーク第1前哨基地のモニターが次々に切れるが、ハリスは寝ていて気付かない。
ジアが異常を感じて目覚め、アイリーンに「私おかしいかも」と述べる。アイリーンは「完璧よ」と慰める。
〔フロリダ州マイアミ〕
バーニーは「大怪獣の真実」という配信をしており、「怪獣が現れたらどう守るか」とガルガンチュア保険という怪獣専門の保険会社の宣伝の録音中だった。アイリーンはバーニーにジアが書いた落書きと電磁波の波形を見せ、モナークが取り合ってくれないので協力を頼む。バーニーは『ゴジラvsコング』(2021年)でメカゴジラ発見とエイペックス・サイバネティクスの秘密研究の告発の功績をモナークによってもみ消され、世間からは嘘つき呼ばわりされているのが不満だった。バーニーはアイリーンに同行して地下空洞世界に行くのを承諾する。
アイリーンに「ゴジラが目覚めかけている」と警告が来る。
ゴジラはコロッセオから起き上がり、川を通って海に行く。
バルバトスの地下空洞アクセスポイントに渦ができ、コングが地上に現れる。コングは地面に横たわり、苦しそうだった。その様子をジアとアイリーンが見守る。
コングは虫歯で痛がっていた。コングは麻酔で眠らせる。未知動物学者のトラッパーが呼び出され、コングの抜歯を行ない、車のエンジンにも使われている素材で造られた義歯を装着する。アイリーンはとラッパーに「ジアはいまだに悩んでいる」と伝えると、とラッパーは「心配ない。良いママがいる」と答える。ジアは目覚めたコングに手話で「格好良い歯だね」と言う。
バルバトスの基地にバーニーが来る。バーニーは電磁波の波形を見せ、この信号によってゴジラが目覚めた事と、この信号が『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)でモンスターゼロ(ギドラ)復活の際にも観測された事から、怪獣に向けたSOSだと考察し「この波形は救難信号だ。地下空洞の何かが助けを求めている」と指摘する。
アイリーンはハンプトン長官にバーニーの説を話し「政府に発見される前に探査しなけれ」ば」と提案する。ハンプトンも認め、アイリーンとトラッパー、ヒーブ(地下空洞探査飛行艇)の操縦士ミケルに行くように命じる。
ジアはアイリーンに「私も行く。何かが呼んでいる。私はコングと話せる」と訴え、一緒に行く事になる。バーニーもアイリーンに今までの功績を訴えて、一緒に行く事になる。
コングが目覚め、渦に突入する。その後をアイリーン達が乗ったヒーブが追う。激しい振動でバーニーは「体が解ける」と言う。
地下空洞に侵入し、コングをヒーブが追う。翼竜のヴァータシーンが飛んでいるが、トラッパーは危険な生物じゃないと教える。ヒーブはヴァータシーンに擬態して飛ぶ。
バルバドスのモナーク基地の警報が鳴り、ゴジラがフランスに上陸したと知らせる。
〔フランス・モンタニャック〕
ゴジラはモンタニャックの原子力発電所を襲撃し、核物質を吸収し、背びれが青白く発行する。複数の無人攻撃機がゴジラを攻撃するが、ゴジラは体から青白い光を四方に放ち、無人攻撃機を全て撃墜する。その様子を見て、モナークはゴジラが何かに備えていると考察する。ハンプトン長官はアイリーン達に「ゴジラは何かに備えている」と伝えるが、通信が切れる。
ヒーブがモナーク第1前哨基地に着くと、何者かによって破壊され、生命反応はなかった。トラッカーが監視カメラの残骸を拾い、映像が残っているかも知れないと言う。岩を引っ掻いた後から、コング以外の何物かと思われた。
コングは洞窟でゴジラ族の背びれで造られた斧を見つける。洞窟の外に青白く光る谷を見つけ、コングは谷底に滑り降りる。そこには無数の結晶体が広がっており、それに反応してゴジラ族の背びれで造られた斧が光る。そこにはコング族の頭蓋骨が落ちており、コングは打ちひしがれる。
〔地下空洞未踏査地域〕
コングが滝を抜けると、地下空洞未踏査地域が広がっていた。霧の中からグレイト・エイプの幼体スーコが現れる。コングが手を差し伸べると、警戒したスーコが手に噛みつく。そしてグレイト・エイプ達とスーコに襲われる。コングはその怪獣達を退ける。コングはスーコを追う。
ヒーブの中でアイリーンが監視カメラのデータを調べると、猿のような目が写っていた。すると電磁波の異常が発生しヒーブが制御不能になるが、エンジンが戻って墜落を免れる。ジアは近くに電磁波の発信源があると教える。
ヒーブは森の中に着陸する。発信源の崖まで3kmを歩かなくてはならない。バーニーは撮影しながら歩く。とラッパーが先頭になって歩いていると「この道はまずい。迂回しよう。えらく臭い匂いがする」と警告する。ミゲルがその警告を無視して進むと、木に食われる。残りの4人は急いで逃げる。
「死にたくない」と興奮するバーニーをとラッパーが落ち着かせる。アイリーンの無線機は使えなかった。一行は先に進む。
〔スペイン・カディス〕
全身が光ったゴジラは、スペインのカディスから海に出て泳ぐ。ゴジラを潜水艦アルファが追跡する。ゴジラは北極海のティアマットの巣に向かっていた。ティマットが棲息する北極海は太陽風を受ける場所であり、ゴジラはそのエネルギーを狙っていると思われた。
ジアはイーウィス族の紋章が書かれた遺跡を見つける。壁にはモスラの絵が彫られていた。ジアは「ここは寺院。信仰の場」と教える。トンボが留まった石のボタンをジアが押すと、水が流れる。一行が水の流れを追うと、膜のようなものがあった。トラッパーは「こいつ生命体だ」と言って手を触れると生体電気が流れる。ジアが膜を切り開くと、奥に結晶体のピラミッドなどが広がっていた。ジアは「信号の発信源だ」と言う。一行は膜を通り抜ける。
スーコはコングを湖に案内する。スーコは何かに怯えながら水を飲み、コングも水を飲む。すると、ウツボの様なドラウンヴァイパーがコングを襲う。コングは水中に引きずり込まれて苦戦するが、ドラウンヴァイパーを倒す。コングはドラウンヴァイパーの肉を食い、スーコにも肉を分け与える。スーコはコングに心を許し、そばで肉を食う。
〔北極海。ティアマット棲息域〕
潜水艦の艦長が「どこかおかしい」と言って潜水艦の照明を点けると、ゴジラがティアマットの巣に熱線を吐く。ティアマットが出て来てゴジラと戦う。ゴジラは熱線を吐いてティアマットを倒し、巣の中に入る。
一行が水の流れを追うと、いつの間にかイーウィス族に囲まれていた。彼らはジアを見て、一行を結晶体のピラミッドがある村に連れて行く。天井には地上に続くトンネルが沢山あった。イーウィス族はテレパシーで会話する。
女王が現れ、ジアが女王の前に連れ出される。女王はジアの手を握ると、これまでの記憶を見る。一行も許される。奥には巨大な結晶が下がり、紐が付いていた。ジアは「ここで信号の発信源だ。信号はイーウィス族が出したSOSだ」と教える。
コングはスーコの案内で、谷にかかった巨大な骨の橋を渡る。
一行は女王の案内でトンネルの奥に行く。女王は部屋の中央に光る水を注ぐと、光る水が水路に流れ込む。アイリーンが部屋に掘られた文字を解読すると「かつて地上と地下は調和していた。そこではコング族は人類の守護者であり、自然の調和は保たれていた。ところがスカーキングが現れ、他のグレイト・エイプを従えて地上に侵攻した。スカーキングは氷河期を引き起こした怪獣シーモを痛みで支配しており、最初はスカーキングが優勢だった。それを覆したのが地上の怪獣の王であるゴジラで、スカーキングは地下空洞の火山地帯である火の国に幽閉された」とあった。
スーコに案内されてコングは火の国に辿り着く。そこではグレイト・エイプ達が奴隷のように働かされているのを目撃する。コングは、弱ったグレイト・エイプを虐げるスカーキングの手下を殴り飛ばす。するとスカーキングが現れ、コングの義歯を見て嘲笑う。スーコをスカーキングは蹴とばす。
スカーキングは、巨大なヘビの様な背骨の先に付いた結晶の鞭を振り回して、コングを攻撃する。コングはその鞭に傷つけられ、斧も弾き飛ばされ、鞭で首を絞められる。コングは何とかスカーキングを投げ飛ばす。
すると、スカーキングは古代怪獣シーモを鞭の先の青い結晶体で操る。シーモは冷凍光線を吐き、コングが斧で受け止めるが、右腕が凍り付く。スーコの指示で、コングはトンネルの中に逃げ込む。スカーキングは斧を奪う。
アイリーンがイーウィス族の伝承の続きを読む。「スカーキングは古代怪獣シーモを支配し、氷河期を起こした。スカーキングが再び地上侵略を行なうときに、髑髏島のイーウィス族によって怪獣の女王モスラが復活する」というものだった。髑髏島のイーウィス族で生き残っているのはジアだけであった。
コングが火の国を抜けて森に逃げ出し、グレイト・エイプ達が追って来る。コングは石の振り子の罠や落とし穴でグレイト・エイプを倒す。しかし、罠を見破ったグレイト・エイプが、紐を踏まないようにしてコングに近づく。ところがスーコが罠を作動させて岩を落とし、グレイト・エイプ達が岩の下敷きになる。コングとスーコが去ると、1匹のグレイト・エイプは生きていた。
北極海。ゴジラはティアマットの巣で太陽風のエネルギーを吸収する。
ジアはイーウィス族の子供達と楽しそうに遊ぶ。アイリーンは、ここがジアのいるべき場所で、ジアがイーウィス族の村に残るのではないか、とトラッパーに話す。
バーニーは、結晶のピラミッドが重力に影響し、イーウィス族は岩を軽々と持ち上げるのを撮影する。トラッパーは「ここは天国だ」と言う。
警報が鳴り、イーウィス族の者が軸を回すと、膜が破れ、膜の向こうにコングとスーコがいた。グレイト・エイプも後を追っていた。
コングが倒れ、指をジアにふれる。コングは非常に具合が悪そうだった。
グレイト・エイプがスカーキングにコングの居場所を教える。スカーキングはシーモに乗り、グレイト・エイプ達とイーウィス族の村に向かう。
ゴジラは北極海の氷山を割って出現すると、背びれがピンク色に光っていた。モナークは、ゴジラはティアマットの巣で太陽風のエネルギーとティアマットのDNAを取り込み、通常時の20倍パワーアップしたと推定する。
トラッカーは、コングの右手が酷い凍傷になっていると診察する。そこでトラッパーは「パワーハウス計画」を提案する。「パワーハウス計画」とは『ゴジラvsコング』でのメカゴジラの攻撃を受けたため、人類の守護者であるコングを強化すると言う物であった。しかし、制御できないコングを強化するのは危険という判断から凍結された。トラッカーはその試作品が第1前哨基地にあると言う。
トラッカーはヒーブで破壊された第1前哨基地に行き、倉庫からサンダー・グローブを回収する。輸送機からサンダー・グローブを落下させると、自動的に変形してコングの右腕に装着する。さらに凍傷の治療薬も腕に注入される。コングは立ち上がり、右腕を挙げて咆哮する。
スーコがコングに、スカーキングとシーモが来ると教える。コングはゴジラを迎えに地上に向かう。アイリーンは「ゴジラをうまく操れば、スカーキングから守れる」と言う。コングは渦に飛び込む。
〔エジプト・カイロ〕
コングはギザのピラミッドの傍の砂漠から地上へ現われる。
〔ジブラルタル〕
ゴジラはジブラルタル海峡のザ・ロックの上に登る。コングの存在を感じたゴジラは、縄張りを侵されたと思い、海に飛び込む。
イーウィス族女王はジアに化粧する。ジアは巨大な階段を登り、右手を伸ばしてこの世の守り神であるモスラを呼ぶ。光が起こり、モスラが現れる。モスラは地上に向かって飛ぶ。トラッパーは「外で援軍を集めたい」とアイリーンに言う。
ゴジラは川をさかのぼりカイロに来る。コングは戦いを止めるように身振りで示すが、ゴジラが突進してピラミッドを破壊する。コングはサンダー・グローブでゴジラを殴る。ゴジラが熱線を吐き、コングはピラミッドを盾にして逃げる。倒れたコングにゴジラが再び熱線を吐こうとすると、モスラが止める。スフィンクスの上にジアが立ち、ゴジラを説得する。
地下空洞の結晶の下の池に、イーウィス族が赤い液体を流し込むと重力が反転する。
そこに膜を破ってスカーキングがグレイト・エイプを引き連れてやって来る。スカーキングは、シーモに冷凍光線を結晶に向かって吐かせる。
ヒーブに乗ったトラッパーが、翼竜ヴァータシーンを引き連れてやって来て、スカーキング達に放電させて攪乱する。着陸したヒーブにバーニーとアイリーン、イーウィス族が乗り、その場から逃げる。
地下空洞にゴジラとコングがやって来て、シーモとスカーキングに突進する。すると上の結晶と下の結晶が接触し、重力が0になる。怪獣達は宙に浮きながら戦う。さらにモスラもやって来て、グレイト・エイプたちに糸を吐きかけて動けなくする。スーコもグレイト・エイプと戦う。
重力が反転し、墜落しそうになったヒーブをモスラが助ける。スカ―キング、シーモ、ゴジラ、コングは地上に通じる渦に落ちる。
〔ブラジル。リオデジャネイロ〕
海岸にスカ―キング、シーモ、ゴジラ、コングが出現する。コングとスカーキング、ゴジラとシーモが戦う。シーモが冷凍光線を吐き、コングはサンダー・グローブで防ぐ。ゴジラがスカーキングの鞭を壊して結晶を外す。ゴジラとシーモが戦う。スーコも地上にやって来て、コングが地下空洞に残して行った斧で結晶を破壊すると、爆風が起きる。コングがスカーキングを捕まえる。自由になったシーモが、スカーキングに冷凍光線を吐いて凍らせる。コングが凍ったスカーキングを地面に叩きつけて粉砕する。ゴジラは勝利の雄叫びを上げ、空中に熱線を吐くと青空が戻る。
モスラからジアが降り、アイリーンのもとに来る。アイリーンが「あなたはここを故郷だと感じている。ここに残っていい」と言うと、ジアは「何があろうと、私は離れない。あなたが私の故郷」と言って、アイリーンと暮らすことを希望する。
モスラは糸を吐いて膜を修復する。
ゴジラはコロッセオで休む。
コングはスーコと古代怪獣シーモを連れて、地底空洞に戻り、グレイト・エイプたちの王になる。
(エンドクレジット)
(写真は「IMDb」「映画com」より)
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