『呪術廻戦』第2期『第46話 変身-弐-』ネタバレの詳しいあらすじと感想 | アンパンマン先生の映画講座

アンパンマン先生の映画講座

映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

主な登場人物:読み(声優)役柄

【都立呪術高専】

虎杖 悠仁:いたどり ゆうじ(榎木淳弥)都立呪術高専1年生。宿儺の指を食べ呪力を手にした。

パンダ:ぱんだ(関智一)都立呪術高専2年生。準2級呪術師。人語を解すパンダ。突然変異呪骸。

日下部 篤也:くさかべ あつや(三木眞一郎)都立呪術高専2年担任。1級呪術師。黒髪の強面の男性。

【高専関係呪術師】

冥冥:めいめい(三石琴乃)1級呪術師。五条や庵の先輩。高専の協力者。

憂憂:ういうい(三瓶由布子)冥冥の弟。

九十九由基:つくも ゆき(日髙のり子)特級呪術師。呪いの生まれない世界を作ろうとしている。

【呪術高専京都校】

庵 歌姫:いおり うたひめ(日笠陽子)呪術高専京都校で2年生のクラスの担任。準1級呪術師

三輪 霞:みわ かすみ(赤﨑千夏)呪術高専京都校2年生。3級呪術師。刀を用いた戦法を取る。

禪院 真依:ぜんいん まい(井上麻里奈)呪術高専の京都校の2年生で、真希の双子の妹。

加茂 憲紀:かも のりとし(日野聡)呪術高専京都校3年生。準1級呪術師。御三家・加茂家の出身。

西宮 桃:にしみや もも(釘宮理恵)呪術高専京都校3年生。2級呪術師。箒に乗って飛べる。

【夏油一派】

夏油 傑:げとう すぐる(櫻井孝宏)「最悪の呪詛師」と称される特級呪詛師。五条悟の唯一人の親友。

【呪霊】

真人:まひと(島﨑信長)人間への恐れから生まれた特級呪霊。継ぎ接ぎだらけの青年の姿をしている。

脹相:ちょうそう(浪川大輔)呪胎九相図1番で、長男にあたる。髪を結い、厚手の和服を着た男性。

 

『第46話 変身-弐-』のあらすじ

 〔23:28。渋谷ストリーム前〕町は破壊され、漏瑚が出した巨大な溶岩球がある。瓦礫の中をゴリラモードのパンダが日下部篤也を探し、瓦礫の下から見つける。日下部は「話が違う。肉体の主導権は虎杖にある話だった。俺は虎杖の死刑に賛成だ」と言う。

 〔22:36(現地時間)。マレーシア・クアラルンプール〕ホテルのベッドで冥冥は憂憂に「すまなかったね。疲れたろう。今日はこのまま一緒のベッドで寝ようか」と言う。電話が来て冥冥は相手に「私はKL。憂憂の術式で殺されそうになった。日本の株と東京の不動産は全て売り払った方がいい」と助言する。

 〔23:28。渋谷駅B3F田園都心線ホーム〕脹相は虎杖との夢を見る。脹相は「行かなければ。虎杖悠仁、お前は何者だ。知らなければ、俺は何だ」と呟く。

 〔23:36。渋谷警察署宇田川交番跡〕偽夏油が真人に「助けてあげようか。真人」と声をかける。虎杖が「五条先生を返せ」と叫んで偽夏油に走り寄る。偽夏油は「呪霊操術の強みは手数の多さだ」と言って、ムカデのような呪霊で虎杖を取り囲み、巨大ナマズのような呪霊の口に落とす。偽夏油「去年の百鬼夜行は新宿と京都に勢力を分散させなければ、勝っていたのは乙骨ではなく、彼だったろう」と言う。

 真人は偽夏油に掴みかかろうとし「知ってたさ。俺は、お前らから生まれたんだから」と言う。真人は偽夏油の手のひらの球に吸収される。偽夏油は虎杖に「続けようか。これからの世界の話を」と言う。

 偽夏油は「『極ノ番』を知っているかい。領域を除いたそれぞれの術式の奥義のようなものだ。呪霊操術『極ノ番・うずまき』、取り込んだ樹齢を1つにまとめ、超高密度の呪力を相手にぶつける。『うずまき』は強力だが、呪霊操術の強みである手数の多さを捨てる事になる。その真価は準1級以上の呪霊を『うずまき』に使用したときに起こる。術式の抽出だ」と言って、球を呑み込む。

 西宮桃が箒に乗って空から偵察して合図を送り、加茂憲紀や偽夏油に向かって矢を放つ。さらに、禪院真依が銃で狙撃するが、偽夏油が全て避ける。三輪霞が「今までの全てと、これからの未来を。もう二度と刀を振るえなくなっても」とシン・陰流を偽夏油に放つが、刀が折れる。

偽夏油は「極ノ番・うずまき」を発動し、三輪を襲う。日下部と庵歌姫、西宮桃が攻撃を防ぐ。虎杖の所にパンダと加茂憲紀が来る。加茂は「あの男が獄門疆を持っているのか?何者だ?」と聞き、パンダは「側は夏油傑、中身は知らない」と答える。

 脹相が登場し「俺には3人の親がいる。母、母を孕ませた呪霊、その間に血を混ぜた母をもてあそんだ憎むべき、加茂憲倫(かものりとし)」だと気づく。歌姫は「加茂家の汚点。史上最悪の術師。150歳を超えている」と西宮に教える。日下部も「馬鹿げた結界術、馬鹿げた術具の所持、肉体を乗り換える術式を持つ黒幕の人選として妥当だな」と言う。

 偽夏油は「加茂憲倫は数ある名の1つに過ぎない。好きに呼びな」と言う。脹相が「よくも俺を、虎杖を、弟を殺させようとしたな」と偽夏油に向かう。すると脹相の前に裏梅が現れ「引っ込め、三下。これ以上私を待たせるな」と言う。脹相は「俺はお兄ちゃんだぞ」と言う。

 脹相は人生ゲームをしながら「俺の術式の影響で、血のつながった弟たちの異変は、どんなに遠くにいようと感じ取れる。死、それは生物にとって最後にして最大の異変。俺はあの時眼前で、虎杖悠仁の死を強烈に感じ取ってしまったのだ。つまり悠仁も血のつながった弟。加茂憲倫が体を転々とし、生きながらえているならば、何もあり得ない話じゃない。ならば俺は、全力でお兄ちゃんを遂行する」と赤血操術を裏梅に放つ。加茂憲紀は「なんという圧力だ」と感心する。

 脹相は偽夏油に赤血操術を放って戦う。偽夏油はエイのような呪霊に乗って逃げる。偽夏油が脹相に反撃する。偽夏油は攻撃をかわし「無理するなよ。疲れているだろ」と言い、脹相は「だから何だ。それが弟の前で、命を貼らない理由になるか」と言って偽夏油を攻撃する。

 戦いを見ながらパンダが「一応聞くけど、他人だよな」と聞き、虎杖は「他人どころか一度殺されかけている」と答える。パンダは「全員でかかれば、隙くらい出るだろう。何としてでも獄門疆を奪い取るぞ」と、前に出てドラミングで戦う。

 裏梅が「氷凝(ひこり)呪法、霜凪」で、パンダ、加茂憲紀、虎杖、日下部、脹相を凍らせる。偽夏油は「殺すなよ、メッセンジャーは必要だ」と裏梅に指示する。裏梅は反転術式で手のひらの傷を治す。日下部は「早く帰りたい」と思う。

 脹相が「この程度の氷」と赤燐躍動で解かそうとすると、裏梅が指先に氷を伸ばして脹相の目を突こうとする。虎杖が「俺だけ氷結が甘かった」氷を破り、脹相を助ける。虎杖が「味方で良

いんだな」と聞くと、脹相は「違う、俺はお兄ちゃんだ」と訂正する。

 西宮が空から「付喪操術、鎌異断」で偽夏油と裏梅を攻撃するが効かない。西宮は虎杖に「今、動けるのは私たちだけ。歌姫先生の準備ができるまで、時間を稼ぐよ」と言う。

裏梅は「メッセンジャーは虎杖一人で事足りる」と、「氷凝呪法、直獏」で、虎杖、西宮、脹相を凍らせる。虎杖の上に氷の刃が落下し、動けない虎杖は「やられる」と観念する。すると、攻撃を防いだ九十九由基が「久しぶりだね、夏油君。あの時の答えを聞かせてもらおうか。どんな女がタイプかい?」と聞く。

 

『第46話 変身-弐-』の感想

 例によって原作漫画は読んでいないので、アニメを見ての感想である。

 前回、偽夏油が現れ真人に「助けてあげようか」と聞く。その続きであるが、まずは、パンダと日下部が登場する。2人は『第40話 霹靂』の菅田真奈美と祢木利久と戦っている最中に宿儺は漏瑚の戦いに遭って以来の登場で、日下部は瓦礫の下敷きになっていた。前回は「早く帰りたい」と言っていた日下部も、偽夏油とは本気で戦っていた。もっとも裏梅の攻撃で氷漬けになり、また「早く帰りたい」と言っていたが。

 冥冥と憂憂も『第38話 揺蕩』以来の登場である。その時は偽夏油と戦っていたが、偽夏油との戦いはどうなったのだろう?現地時間22:36だと、日本時間は23:36。偽夏油との戦いは22:20頃。こんな短時間でどうやってクアラルンプールまで行ったのだろう?冥冥が電話で憂憂の術式と言っていたので、憂憂は瞬間移動できる術式を持っているのだろうか?

 『第44話 理非-参-』では呪術高専京都校の教師・生徒たちがやってくる場面で終わっていたが、やっと彼らの登場である。さらに『第29話 玉折』で夏油の回想で登場した九十九由基も登場し、呪術高専の総力での戦いになりそうである。

 偽夏油は真人を吸収して「極ノ番・うずまき」で対戦。裏梅も夏油に付くが、宿儺の部下だったのでは?

 次回『渋谷事変 開門』で『渋谷事変編』は最終回になるらしい。どんな戦になるのか楽しみである。

(写真は「公式ホームページ」より)