『呪術廻戦』第2期『第45話 変身』ネタバレの詳しいあらすじと感想 | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

主な登場人物:読み(声優)役柄

【都立呪術高専】

虎杖 悠仁:いたどり ゆうじ(榎木淳弥)都立呪術高専1年生。宿儺の指を食べ呪力を手にした。

【呪術高専京都校】

東堂 葵:とうどうあおい(木村昴)呪術高専京都校3年生。1級呪術師。筋骨隆々の巨体を持つ。

【夏油一派】

夏油 傑:げとう すぐる(櫻井孝宏)「最悪の呪詛師」と称される特級呪詛師。五条悟の唯一人の親友。

【呪霊】

真人:まひと(島﨑信長)人間への恐れから生まれた特級呪霊。継ぎ接ぎだらけの青年の姿をしている。

【その他】

高田延子:たかだ のぶこ(黒沢ともよ)高田ちゃん。長身アイドル。東堂葵が熱烈に推している。

 

『第45話 変身』のあらすじ

 渋谷駅前のスクランブル交差点で、虎杖と東堂が真人と戦う。真人は「上げてけよ虎杖。俺とお前、最後の呪い合いだ」と叫ぶ。東堂は「俺は仲間外れか」と言って、術式「不義遊戯(ブギウギ)」で位置の入れ替えをして戦う。虎杖が真人を攻撃すると、真人は自分で首を切断する。首の切断面からは「寄生獣」の様な目玉が生え、東堂と虎杖を攻撃数する。真人の首はて足を生やして逃げる。

 ナレーション「拒絶反応の微弱な魂たちは混ざり合い、体をなす」

 真人は改造人間で「幾魂異性体 (きこんいせいたい)」を作り攻撃する。東堂は位置の入れ替えで、弱体化している真人本体を虎杖に攻撃させる。東堂は改造人間と戦うが、殴られ建物に飛ばされる。東堂が改造人間を殴ると、死んでいた。東堂は、この改造人間は、一瞬だけ爆発的な 攻撃力を実現すると悟る。さらに2体の「幾魂異性体」が東堂を攻撃する。

 真人の首と胴体が合体し、蛇の様な改造人間で虎杖を攻撃する。2体の「幾魂異性体」を倒した東堂は、虎杖と一緒になる。

 真人は「こいつ(東堂)に攻撃を当てるのはハードルが高い。領域を展開すれば、俺は宿儺に触れ、殺される。結界術は複雑だ。虎杖に同じ手は通じないだろう」と悩む。真人は先の戦いでの五条悟を真似して、一か八かの0.2秒の領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」を繰り出す。

 ナレーション「東堂の領域展開から身を守る術、宿儺直伝簡易領域の展開。それよりも早く「無為転変」の解放前に真人を祓うため、虎杖は駆けだしていた。さらに早く、真人は術式を発動。生得領域の具現化と術式の発動、本来2段階の工程を1つにまとめる、黒閃を経た覚醒状態が可能にした早業」

 真人は虎杖の中にいる宿儺にも触れ「虎杖との間に保険を作っているんだろう?変わる間もなく虎杖は殺す。黙って見ていてくれ」と言う。

 真人は東堂の左手を変形させる。東堂は自ら左手首を切断する。東堂の胸のペンダントの紐が切れる。

 ナレーション「領域展開後、肉体に刻まれた術式は焼き切れ、一時的に使用困難になる」

 真人は東堂の腹を殴る。真人は術式が回復し、東堂にトドメを刺そうと迫る。そのとき、東堂の胸のペンダントが落ちて開き、高田ちゃんと虎杖の笑顔の写真が現れる。真人は一瞬写真に目が行き、それがいったい何なのかが分からず、思考を混乱させる。

 〔※東堂のイメージです〕東堂のワンダーランドが展開する。高田ちゃんが歌う「最高潮☆JUMPING!」をBGMに、東堂は出現したセーラー服姿の高田ちゃんと共に真人を攻撃する。

東堂は虎杖と位置を変え、虎杖が真人を殴る。東堂は真人に一瞬右手が触れてただれ、気を失う。虎杖は東堂を見て「あとは任せてくれ。ありがとう、東堂」と、真人に向かう。

真人は「ついに掴んだ。俺の魂の本質。本当の形を」と、無為転変を行い、甲殻をまとったような体の「遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)」へと姿を変える。

 真人は「黒閃を経て理解した。俺の本当の剝き出しの魂を」と言い、虎杖を殺すと宣言する。甲殻をまとったような体は脹相の血の鎧よりも硬く、虎杖の攻撃が効かない。真人は体から刃を生やし、虎杖に切りつける。虎杖は苦戦する。2人は水がたまった穴に落ちる。

 虎杖は「この真人を倒すには、最大呪力出力の黒閃をぶつけるしかない」と悟る。真人は虎杖が黒閃で攻撃しようとしているのを見抜き、一時的に遍殺即霊体を解いてミートポイントをずらし、黒閃を不発に終わらせる。しかしそれは黒閃ではなく、二度目の衝撃が遅れてやってくる逕庭拳(けいていけん)だった。東堂の援助を受け、虎杖は真人に黒閃を決め、勝負を決する。

 虎杖は真人に「俺はお前を否定したかった。今は違う。ただオマエを殺す。また新しい呪いとして生まれたらそいつも殺す。もう意味も理由もいらない。錆び付くまで呪いを殺し続ける。それがこの戦いの俺の役割なんだ」と宣言する。

 景色は吹雪く雪原に変わり、恐怖に震える真人は、錯乱して逃げ始める。狼(虎杖)が傷ついた兔(真人)を追い詰めていく。

 偽夏油が現れ真人に「助けてあげようか」と聞く。

 

『第45話 変身』の感想

 例によって原作漫画は読んでいないので、アニメを見ての感想である。

 前回の『第44話 理非-参-』では呪術高専京都校の教師・生徒たちがやってくる場面で終わったので、彼らが東京校の教師・生徒たちに加勢する話になるのかと思ったら、違った。早く着いてほしい。

 今回は真人と、東堂・虎杖との戦いの続きだった。真人は、五条の戦法から学んだらしく、0.2秒の領域展開で東堂・虎杖を攻撃する。東堂は真人に左腕を変形させられ、自ら腕を切断。首にかけていたペンダントの紐が切れて落下する。何とペンダントの中から現れたのは、高田ちゃんと虎杖の笑顔の写真だった。その後〔※東堂のイメージです〕が現れ、高田ちゃんが歌う「最高潮☆JUMPING!」をBGMに、セーラー服姿の高田ちゃんと東堂がシンクロして戦う。これは東堂の妄想だが、東堂の性格を表していてなかなか楽しい。前回も一瞬東堂の妄想が現れたが、本当に一瞬だったので、何が映ったか理解できなかった。

 真人は全身が鎧のような遍殺即霊体に変身する。タイトルの「変身」はこれだった。体が硬く虎杖の攻撃は効かないので、虎杖は黒閃で攻撃しようとする。真人は遍殺即霊体を解いて虎杖の黒閃を回避しようとする。ところが虎杖の攻撃は黒閃ではなく、二度目の衝撃が遅れてやってくる逕庭拳で、その後に虎杖は真人に黒閃を決める。お互いに相手の攻撃の裏を読むとは凄い戦いである。

 真人は逃走する。今度は渋谷が雪原のイメージになり、狼(虎杖)が傷ついたウサギ(真人)を追い詰めると言うのもピッタリである。手強い真人との戦いもこれで終わったと思ったら、偽夏油が出てきて真人に手助けを申し出るではないか。真人との戦いはまだまだ続きそうである。

(写真は「公式ホームページ」より)