『呪術廻戦』第2期『第44話 理非-参-』ネタバレの詳しいあらすじと感想 | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

主な登場人物(声優)役柄

【都立呪術高専】

五条 悟:ごじょう さとる(中村悠一)呪術高専教師。最強の呪術師。六眼を持つ。

伏黒 恵:ふしぐろ めぐみ(内田雄馬)都立呪術の高専1年生。2級呪術師。伏黒甚爾の息子。

虎杖 悠仁:いたどり ゆうじ(榎木淳弥)都立呪術高専1年生。宿儺の指を食べ呪力を手にした。

釘崎 野薔薇:くぎさき のばら(瀬戸麻沙美)都立呪術高専1年生。3級呪術師。

【呪術高専京都校】

東堂 葵:とうどうあおい(木村昴)呪術高専京都校3年生。1級呪術師。筋骨隆々の巨体を持つ。

新田 新:にったあらた(浅利遼太)呪術高専京都校1年生。新田明の弟。反転術式の使い手。

三輪 霞:みわ かすみ(赤﨑千夏)呪術高専京都校2年生。3級呪術師。刀を用いた戦法を取る。

与 幸吉:むた こうきち(松岡禎丞)呪術高専京都校2年生。準1級呪術師。通称「究極メカ丸」。

庵 歌姫:いおり うたひめ(日笠陽子)呪術高専京都校で2年生のクラスの担任。準1級呪術師

禪院 真依:ぜんいん まい(井上麻里奈)呪術高専の京都校の2年生で、真希の双子の妹。

加茂 憲紀:かも のりとし(日野聡)呪術高専京都校3年生。準1級呪術師。御三家・加茂家の出身。

西宮 桃:にしみや もも(釘宮理恵)呪術高専京都校3年生。2級呪術師。箒に乗って飛べる。

【呪霊】

真人:まひと(島﨑信長)人間への恐れから生まれた特級呪霊。継ぎ接ぎだらけの青年の姿をしている。

【その他】

 

『第44話 理非-参-』のあらすじ

 喫茶店で釘崎野薔薇、虎杖悠仁、伏黒恵がコーヒーを飲んでいた。伊地知から預かっていた五条悟のワイシャツに、釘崎がコーヒーをこぼす。慌てて拭くが、しみになる。ワイシャツは高級品だった。そこに五条がワイシャツを取りに来る。

 左目が破裂して倒れた釘崎の前で虎杖が茫然としていると、真人が虎杖を攻撃する。真人は「これは戦争なんだよ」と言って虎杖を叩きつける。真人は「俺たちの本能か、お前たちの理性か。100年後に残るのはどっちかと言うそういう戦いだ」と言って殴りつける。真人が腕を鎌にして虎杖を殺そうとすると、京都校の東堂が来て、術式「不義遊戯(ブギウギ)」で位置の入れ替えをして虎杖を助ける。

 〔23:09。都心メトロ渋谷駅B5F新都心線ホーム〕渋谷駅地下5階に東堂葵・新田新が到着し、五条悟の0.2秒の領域展開により、立ったまま気絶していた一般市民を発見する。獄門疆は夏油に持ち去られていた。東堂は「切り替えろ。五条悟を取り戻す戦いから、味方を救い、できうる限り的戦力をそぐ戦いへと、今目的が変わったんだ」と新に言う。

 新田新が東堂に「釘崎の処置をしたが、たぶん死んでいる」と言う。東堂が虎杖に「俺たちの戦いはこれからだ」と言う。虎杖は七海も死んだと教えて「俺はもう、俺を許せない」と泣く。

 真人が攻撃してくるが、東堂は位置の入れ替えで防ぐ。東堂は「あらゆる仲間、俺達全員で呪術師なんだ。俺達が生きている限り、死んでいった仲間達が真に敗北することはない。呪術師と言う道を選んだ時点で、俺達の人生がその因果の内に収まり切ることはない。ちりばめられた死に理由や意味を見出すことは、時に死者への冒涜となる。それでも、お前は何を託された?答えが出るまで、決っして足を止めるな。それが呪術師として生きる者達への、せめてもの罰だ」と虎杖に言う。

 新田新は虎杖に術式を施し「今まで受けた傷はこれ以上悪化しない。治ってはいないが、出血も止まり、痛みも和らぐでしょう。でも、今ある傷だけ。また攻撃を食らえば傷は増えるし、その傷に対しては俺の術式は対象外です」と説明する。また「あっちの子にも同じ処置をしました。呼吸も脈も止まってました。でも、助かる可能性はゼロじゃない」と説明する。新田は釘崎を連れて離脱する。

 真人と東堂が戦う。東堂は位置の入れ替えで真人の攻撃を防ぐ。真人が改造人間で東堂を攻撃し、隙を作って攻撃しようとする。虎杖が七海を思い出して立ち直り、真人を攻撃する。

京都から東京に向かう新幹線の中で三輪霞が与幸吉(究極メカ丸)とミニメカ丸を使って会話する。メカ丸は「もう決着が着く頃だ。今から渋谷に向かっても意味はない。戻るんだ」と三輪を止める。三輪は「何で東堂先輩と新田君だけ?」。メカ丸「東堂は渋谷でも9割9分死なないと判断した。新田も、あいつの術式は役に立つ」と答える。三輪は「私は、役立たず」と呟く。メカ丸「もうそういう次元の話じゃないんだ」。三輪「何で相談してくれなかったの。私たちは仲間じゃなかったの。私が弱いから?」メカ丸『弱いのは俺だ。弱いから、やり方を間違えた。弱いから、間違いを突き通せなかった。大好きな人がいたんだ。どんな世界になろうと、俺が傍で守ればいいと思っていた。その人が守られたいのは、俺じゃなかったかもしれない」と言う。三輪は泣く。「時間だ、三輪、さよなら。今まで。幸せになってくれ」という。

 デッキには他の京都呪術高専の先生、生徒がいた。庵歌姫先生は、本人が死んでいるため、メカ丸がしたことを不問にする。加茂憲紀「随分低く見られたものだ」。西宮桃「東堂君なら死なないとか、私たちなら死ぬとか、関係ない」。禪院真依「可愛い後輩を泣かした奴は、ぶち殺す」。

 虎杖と東堂が協力して真人を攻撃する。真人は分裂して虎杖を攻撃する。真人は「多重魂(たじゅうこん)撥体(ばったい)」で2人を攻撃する。校内が大きく崩れる。真人は「東堂の魂の残量は万全だが、今の俺ならワンタッチで殺せるか。虎杖の魂の残りは1割。俺の魂は残り4割。分身が潰された事と、虎杖のラッシュと黒閃で随分削られた。それもすべてあの女(釘崎)のせいだ。」とつぶやき、電車型にした改造人間で二人を攻撃する。

 東堂に蹴られた真人はエレベーターで上階に行く。虎杖と同道が階段を上って追う。虎杖は東堂に渡された物を真人に投げる。

 東堂「そのレベルで満足していると、俺とお前は親友ではなくなってしまう。この呪霊もすでに黒閃を決めていると言う。今置いて行かれているのは俺。強くなったなブラザー。お前はそれでいいのか。東堂葵。再びブラザーを1人にする気か。東堂葵」と言って、真人に「黒閃」の蹴りを入れる。

 真人「どんなに強力な一撃。黒閃を繰り出そうと、魂に響かないお前の攻撃は無意味なんだよ」と呟く。虎杖と東堂が来る。

 ナレーション「だが、これにより三者それぞれが120%のポテンシャルを引き出すに至る」

真人は口から改造人間を吐き出し、「多重魂撥体」で攻撃する。スクランブル交差点が破壊される。真人は「上げてけよ虎杖。俺とお前、最後の呪い合いだ」と叫び、改造人間で攻撃する。

 

『第44話 理非-参-』の感想

 例によって原作漫画は読んでいないので、アニメを見ての感想である。

都立呪術高専側の術師は次々に負傷し、前々回『第42話 理非』では七海建人が死亡し、前回の『43話 理非-弐-』では釘崎野薔薇の目が破裂して生死不明の重傷を受ける。真人と対する虎杖悠仁は体力も精神力も限界で、これ以上真人と戦えるのか、と思った。

そこに東堂葵と新田新が登場してほっとした。そうか、呪術高専京都校の加勢と言う手があったのだ、と感心した。東堂の言葉と新田新の治療で、虎杖が復活した。釘崎の生死が気になる。

東堂の術式「不義遊戯(ブギウギ)」は、位置の入れ替えをするとは面白い術式である。東堂と虎杖のコンビネーション攻撃は見事である。「ブラザー(兄弟)」と呼ぶように、息が合っていると思った。

東堂・新田の他にも、京都校の先生・生徒が新幹線(ほかに乗客がいないのはなぜ?臨時列車?)で東京に向かっていた。メカ丸(死んでいるはずだが)は「もう決着が着く頃だ。今から渋谷に向かっても意味はない」と言うが、まだまだ続く気がするのだが。京都校の先生・生徒が早く渋谷駅について、夏油側との決着をつけてほしい。

(写真は「公式ホームページ」より)