『ゴジラ-1.0』ネタバレの詳しいあらすじ | アンパンマン先生の映画講座

アンパンマン先生の映画講座

映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

監督:山崎貴 2023年

主な登場人物(俳優)役柄

敷島浩一(神木隆之介)特攻隊員で生き残るが、上戸島でゴジラと遭遇する。

大石 典子(浜辺美波)両親を戦争で失い、敷島と出会い、共に暮らすようになる。

明子(水谷咲笑)典子が引き取った孤児。

秋津 淸治(佐々木蔵之介)機雷処理の特殊任務を請け負う船「新生丸」の艇長。

野田 健治(吉岡秀隆)「新生丸」の乗組員。戦時中は、兵器の開発に海軍工廠で携わっていた。

水島 四郎(山田裕貴)「新生丸」の乗組員。戦争経験がない若者。

橘 宗作(青木崇高)元海軍航空隊の整備部。並ぶ者がいないほどの高い整備の技術を持つ。

太田 澄子(安藤サクラ)敷島が住む家の隣人。子供を戦争で失う。

堀田辰雄(田中美央)駆逐艦「雪風」元艦長。

板垣昭夫(飯田基祐)東洋バルーン係長。

 

 〔1945年(昭和20年)。第二次世界大戦末期。大戸島守備隊基地〕大戸島の飛行場に、敷島浩一少尉が操縦する零戦が着陸した。敷島は特攻へ向かう途中、機体が故障してこの基地に着陸したのだ。しかしベテランの整備兵・橘宗作は故障箇所が見つからないと海岸にいた敷島に言い、彼が何かを隠していることを見抜き「良いんじゃないですか。あんたのような人がいても。戦争の結果は見えている」と言う。敷島は、海岸に沢山の深海魚が浮いているのを見る。

 その夜、空襲警報が鳴り、ライトで照らすと、海から上陸した全高15mの恐竜のような生物が基地を襲撃する。整備兵の一人がこの生物は、島の伝説で語り継がれる「呉爾羅(ゴジラ)」だと言う。塹壕に隠れた橘は敷島に、零戦に装着された20ミリ機銃でゴジラを撃つように進言する。敷島は操縦席に座るが、恐怖で撃つことができなかった。するとゴジラは整備兵達に襲い掛かって食い殺し、彼らは橘を遺して全員が死亡する。

 翌朝、橘は生き残った敷島に「みんな死んだんだぞ!お前が撃たなかったからだ」と怒りをぶつける。

 引き上げ船で一緒になった橘は、亡くなった整備兵達が持っていた家族写真と手紙を敷島に渡す。

 〔1945年(昭和20年)12月、東京〕焼け野原になった東京へ帰ってきた敷島は、隣家に住む 太田澄子から、両親が空襲で亡くなったことを知らされる。澄子は特攻せずに帰って来た敷島を「平気な顔して帰ってきたのか。恥知らず。あんたがしっかりしていれば、うちの子は死ななかった」と責める。天涯孤独になった敷島は、亡くなった親に「生きて帰って来いと言いましたよね」と呟く。 

 敷島が闇市で雑炊を食べていると、誰かに追われていた女が「これをお願い」と赤ん坊を渡して逃げて行く。敷島は、女が赤ん坊を引き取りに来ないので帰ろうとすると、女は物陰に隠れて待っていて、赤ん坊を受け取る。女は「こんな所に放っていたら、この子も私も死んでしまいますよ」と敷島のバラックの家に勝手について行く。

 女の名前は大石典子と言い、赤ん坊は空襲の最中に死にかけた女に託されたと言う。赤ん坊の名前は明子だった。敷島は典子に「今のような生活では、子供を育てる余裕がない」と言うと、典子は「パンパン(売春婦)にでもなれというのか」と返す。敷島は「ご時世だから仕方がない」と言う。

 敷島も両親を空襲で亡くしたと言うと、典子は「兄さんも、私と同じですね」と言って、成り行きから共同生活が始まる。

 隣人の澄子は「余計な物を拾ってきて」と非難するが、敷島が事情を話すと「このままだと赤ん坊が栄養失調で死ぬ。この子のために使いな」と、なけなしの白米を敷島に渡す。

 〔1946年(昭和21年)3月〕敷島は「このままじゃ、3人飢え死にする。金さえあれば」と、給料が良いが危険な、戦争中に米軍が残した機雷を撤去する仕事に就く。典子は「やっと生きて帰ってきたのに」と反対するが、敷島は「危険だけど、死ぬとは限らない」と仕事に就く。

 その撤去作業を行う特設掃海艇「新生丸」は、米軍の磁気式機雷は金属の船が近づいただけで爆発するので、おんぼろの木造船だった。乗組員は敷島の他に、艇長の秋津清治、戦時中に兵器の開発に携わっていた元技術士官の野田健治、戦争に出ていない若い乗組員の水島四郎である。

 彼らは僚船との間に張ったワイヤーに付けたカッターで機雷を海底に留めている鎖を切り、浮き上がった機雷を機銃で撃って爆破するものだ。敷島は機銃操作が上手であった。水島は「もう少し戦争が長引けば活躍できた」と語り、敷島が叱責する。彼らには仕事を続けるうちに仲間意識が芽生える。

 敷島と典子にも夫婦のような親しみが生まれていく。だが敷島は毎晩、大戸島の悪夢でうなされる。

 〔1946年(昭和21年)7月、ビキニ環礁〕米軍による核実験「クロスロード作戦」が行われ、接収艦の戦艦・長門がこの実験によって沈没。またこの時、近海を回遊していたゴジラも被爆する。

 明子は幼児に成長し、「父さん」の絵を描く。機雷除去で貯めた金で、敷島はオートバイを買い、家を買う。敷島は秋津、野田、水島を家に招待する。秋津は「立派な家を買って」と感心し、野田は典子の写真を撮る。水島は野田に「典子さんを好きになってだめ。人妻ですから」と言うと敷島は「人妻じゃない。勝手についてきた」と言う。秋津が「覚悟を決めて結婚すれば」と言うと、敷島は「黙れ」と怒鳴る。

 〔1947年(昭和22年)3月〕敷島は結婚する気がないので、典子は銀座で事務の仕事をして自立することに決めた。留守の間、明子は澄子に面倒を見てもらうと言う。

 連合国軍最高司令官(GHQ)のダグラス・マッカーサーは、ゴジラによって駆逐艦ランカスターが沈められ、その後潜水艦レッドフィッシュが大破と引き換えにゴジラの背びれの写真を撮り、ゴジラの存在を知る。被害を受けた船に残された生物の皮膚組織からは、大量の放射能が検知される。しかし、当時はソビエト連邦との関係性が悪化していたため、軍事行動は起こせず、日本自身がゴジラに対処するようにと連絡した。

 〔1947年(昭和22年)5月。小笠原近海〕「新生丸」は、巨大生物らしきものに破壊された船にやって来る。敷島は巨大生物の正体が、大戸島を襲撃したゴジラではないかと予測する。しかも被害の状況から、かつてより大きく凶暴になっていると判断する。

 野田は、巨大生物が日本へと近づいていると予測され、「新生丸」に巨大生物を足止めしろという命令が下ったと教える。ただし、接収艦の重巡洋艦「高雄」がシンガポールから到着するまでの時間稼ぎだと言う。回収した機雷を武器に使うが、機雷は2個しかない。敷島は「ゴジラだと思うと敵を討ちたいが、たまらなく恐ろしい」と心境を述べる。

 深海魚が大量に浮き、敷島はゴジラが来ると確信する。新津は僚船に「ゴジラが出てくる」と無線で知らせる。すると、ゴジラが海中から出現し、僚船を咥える。エンジンを急いでかけて逃げるが、ゴジラは「新生丸」を追って来る。

 水島と野田が機雷を投下し、有線で爆破するが、ゴジラには効果がない。敷島が30mm機銃を撃つが効果がない。もう1個の機雷を投下するとゴジラが口に入れる。有線が切れていて、​​​​​​​敷島が機雷を撃って爆発させる。ゴジラの顔が半分吹っ飛ぶが、ゴジラは急激に細胞を再生させて完全に修復する。

 ゴジラが上半身を海面に出して「新生丸」に光線を吐こうとすると、重巡洋艦「高雄」がやって来て、ゴジラに砲撃する。それでもゴジラは生きており、「高雄」に噛みつく。「高雄」は至近距離から大砲を撃つ。ゴジラはたまらずゴジラは水中に落下するが、やがて海面が青い光に包まれ、海中でゴジラが吐いた青い熱線によって「高雄」は海の藻屑となる。ゴジラは去る。ケガをした敷島は、気を失う。

 敷島は病院で目覚める。枕元にいた秋津、野田、水島から、ここは横須賀の病院で、「高雄」の乗員の消息は不明。ゴジラが東京へ向かっているが、政府は混乱を恐れて国民に伏せていると知らせる。

 病院から自宅へ戻った暗い表情の敷島に、典子が「何があなたを苦しめているの?あなたが何かを背負っているなら、分けてほしい」と迫る。敷島は、自分が特攻から逃げた人間である事。そして大戸島でゴジラに襲撃されたが、怖くて機銃を撃てなかったことを話す。再びゴジラは現れたが、自分は何もできなかったと話す。

 敷島は「自分は生きていてはいけない人間だ」と語る。典子は敷島が抱えていた心の苦しみを知り、「生き残った人間はきちんと生きていくべきです」と言って敷島を抱きしめる。

翌朝、敷島が目覚めると、典子と明子が朝食を作っていた。敷島はゴジラとの戦いを終わりにしようと決心する。

 警戒していた船が、ゴジラを発見する。東京湾入り口に設置していた機雷を爆発させるが、ゴジラには効果がない。ゴジラは東京湾へ侵入し、品川に向かう。

 翌朝、典子は仕事に出かけ、敷島と明子が家にいると空襲警報のサイレンが鳴り響く。そしてラジオの臨時ニュースで「巨大生物が東京湾から品川に上陸し、銀座へ向かっている。銀座にいる人は退避して下さい」と呼びかける。敷島は銀座で働いている典子が危ないと感じ、救出に向かう。

 山手線に乗っていた典子はゴジラの襲撃に遭い、乗っていた電車の車両がゴジラに咥えられて持ち上げられる。典子は川に飛び込んで、辛くも危機を脱出する。

 銀座4丁目のマツダビル屋上でラジオの報道陣がゴジラの様子を中継していた。全高50.1mのゴジラは、空襲でも被害を免れた日本劇場のビルを破壊し、さらに報道陣がいるマツダビルを破壊する。

 逃げ惑う群衆の中、東京大空襲を思い出し、茫然と歩いていた典子を敷島が発見し「死んじゃだめだ」と言って、手を引いて2人で走り出す。

 国会議事堂前戦車隊がゴジラに砲撃するが、効果はなかった。ゴジラの背びれが1本ずつ持ち上がると青く光り出し、ゴジラは戦車隊に向かって青い熱線を吐く。その爆風が2人に向かってくる。

典子はとっさに敷島を路地に押し込み、典子は爆風で吹き飛ばされる。

 敷島が路地から出ると、典子の姿はなく、泣き崩れる。ゴジラが熱戦を吐いた場所から巨大なキノコ雲が沸き上がり、黒い雨が降る。敷島だけが生き残り、彼はゴジラヘの復讐を誓う。

典子の葬式が行われ、野田が撮った写真が遺影になる。明子は「お母ちゃんは?」と聞き、澄子が「しばらくお仕事で帰らない」と教えると、明子が泣く。典子を失って泣く敷島に野田が「秘密裏にゴジラを駆除する作戦が進行中です。参加しますか?」と誘う。

 「特設災害對策説明会」に沢山の元軍人がやって来る。その中に敷島、秋津、水島もいた。駆逐艦「雪風」の元艦長・堀田辰雄は「駐留連合国軍はソ連軍を刺激する恐れがあるとして軍事行動を避けた。日本は軍隊を持たないので、民間人だけでゴジラに立ち向かうことになる。作戦に駆逐艦4隻の提供を受けた」と説明する。

 野田が「フロンガスの泡でゴジラを包み込み、一気に相模湾の深海1500mまで沈めて、急激な水圧の増加によって、ゴジラを倒す」と言う「海神(わだつみ)作戦」を発表する。堀田は駆逐艦「雪風」と「響」で、フロンガスボンベを付けたケーブルをゴジラに巻き付ける、と説明する。さらに野田は「予備作戦として、今度は大きな浮袋を深海で膨らませ、海底から海面まで一気にゴジラを引き揚げて、凄まじい減圧を与えることで息の根を止める」と言う。

 ただし、これでゴジラを倒せるか確証がないと言う話に、帰る人たちも出てくる。しかし「絶対に死ぬわけではないので、戦争中よりまし」「誰かが貧乏くじを引かなくてはいけない」「誰か船を動かさなくてはならない」と、多くの人達は戦いを決意する。

 夜の飲み屋で、敷島、秋津、野田、水島が話し合う。野田は「ゴジラは10日以内に戻ってくる。海上に放射線測定器を沢山設置して、動きを掴む。また水中スピーカーでゴジラの鳴き声を流し、縄張りが荒らされたとゴジラに思わせる」と教える。水島が「浮袋の代わりに駆逐艦でゴジラを引き上げたら」と言うと、野田は「推定体重が2万トンもあり、引き上げられない」と話す。敷島は「飛行機でゴジラを誘導したら?」と話し、どこかに飛行機がないか尋ねる。秋津が「ゴジラには光線があるので危険だ。自棄になっている。何で典子さんを嫁にしなかった?」と言うと、敷島は「俺の戦争は終わっていないのです」と答える。

 野田はある倉庫に、第二次世界大戦末期に本土決戦用に試作された局地戦闘機「震電」を見つけ、敷島を呼ぶ。「震電」は機体後部にプロペラがある独特な姿をした戦闘機で、このパーツを可能な限り外し、そこに爆弾を搭載してゴジラ口内に特攻すると言うのだ。この「震電」を飛べるようにするには腕利きの整備士が必要だった。

 敷島は腕利きの整備兵だった橘を探すが、役場に行っても橘の居場所が分からない。そこで、橘から預かった戦死した整備兵の家に手紙を書く。

 ある夜、橘が敷島に殴りかかる。敷島は亡くなった整備兵の家族に「上戸島で死んだのは橘のせいです」と嘘の手紙を書き、怒った橘が敷島の元にやって来ると思ったのだった。敷島は橘に「震電」に爆弾を積んでゴジラの口に特攻すると教え、「俺たちの戦争は終わっていませんよね」と言う。橘は「震電」の整備を了承する。

 次の朝、2人の整備士を連れて倉庫にやって来た橘は「震電」を見て、「完成していたのか」と驚き、整備を始める。

 港では駆逐艦に必要な機材を積む。、

 「特設災害對策本部」にガイガーカウンターに反応があったと知らせが届き、明日朝の出発が決まる。野田は、今夜は家族と過ごすように言う大日本帝国時代は脆弱な装甲の戦車の製造、精神論をもとに補給を怠り大量の餓死者と病死者を出す、戦闘機に脱出装置など取り付けないなど、命を軽視しすぎたと言い「死ぬための戦いではないんです。今度の戦いは未来を生きるための戦いなんです」と話す。秋津は水島に「使い物にならないから、来なくていい」と言う。去りながら秋津は「この国は、若者に任せた」と呟く。

 敷島は預けていた澄子から明子を引き取って家に帰る。明子は「父ちゃん、母ちゃん、明子」の3人の絵を描いていた。泣く明子に敷島は「大丈夫。どこにもいかないから」と言う。早朝、明子の枕元に封筒を置いて出かける。

 敷島が倉庫に行くと、橘が「震電」の整備を完成していた。操縦席に典子の写真を飾り、明子の絵を見ながら「明子の未来を守ってやりたい。刺し違えてもゴジラをやる」と決意する。橘は、爆弾の安全装置の解除レバーを教え、他にも何か説明する。

 目を覚ました明子は、封筒を澄子に凝って行く。中には沢山の現金と「明子を預けます。この子のために使って下さい」と書かれた手紙が入っていた。「父ちゃん」と呟く明子に、「大丈夫だよ」と澄子が話しかける。

 海上のブイの放射線測定器が反応する。海ではこれまでにない深海魚が沢山浮き上がっていた。船から水中スピーカーでゴジラの鳴き声を流していた。ラジオのニュースで「相模湾にゴジラを発見」と伝える。

 野田たちが出航の準備をしていると、早くもゴジラが上陸する。海上でないと野田の作戦が実行できないので、敷島の誘導に期待して、駆逐艦たちが出航する。

 澄子が敷島の家で留守番していると、電報が届く。それを見た澄子は慌てる。

 敷島は「震電」で離陸し、ゴジラの目の前を飛ぶ。農村を進行していたゴジラに、敷島が機銃を撃って気を引き、海に誘導する。

 「雪風」の堀田が作戦開始を指示する。ゴジラが無尽の駆逐艦に青い熱線を吐く。上空の「震電」にゴジラが気を引かれている隙に、「雪風」と「響」がゴジラの周りを囲むように、ガスボンベ付きのワイヤーを張る。2隻の駆逐艦はぎりぎりですれ違い、次第にワイヤーの輪が小さくなり、ゴジラの胴体に巻き付く。ゴジラが次に光線を吐こうとする寸前に、堀田の合図で秋津がスイッチを入れると、泡が噴出し、ゴジラが沈んでいく。震度1500mの深海にゴジラが沈む。

しかし、ワイヤーが動き、ゴジラはまだ生きていた。次に予備作戦を開始し、浮袋を膨らませる。ゴジラが浮上して来るが、浮袋が壊され​​​​​​​深度800mで止まる。2隻の駆逐艦でゴジラを引き上げようとするが、力不足で逆に海に引きずり込まれそうになる。

 そこに水島が乗った船が、沢山の民間の船と一緒にやって来る。駆逐艦から各船にロープを張り、ゴジラを海上へと引き上げるのを手伝う。海上に浮上したゴジラは、急激な水圧の変化に苦しむ。ゴジラが再び光線を吐こうとしたとき、ゴジラの口に「震電」が突っ込み、爆発する。

 敷島はパラシュートで脱出して無事だった。実は橘が「震電」に操縦士の脱出装置を設置し、敷島に「生きろ」と言っていた。

 爆発によってゴジラの頭は吹き飛び、体のひびから光線が噴き出すと、ゴジラの体が崩れて沈んでいく。それに向かって船員達が敬礼する。

 駆逐艦が港に帰り、敷島が船から降りると、澄子が明子を連れてやって来て電報を見せる。

敷島が明子を連れて病院に行くと、ベッドに大けがをしたが生きて明子がいた。敷島は嬉し泣きすると典子は「浩さんの戦争は終わりましたか?」と訊ねる。敷島は典子にすがり付いて泣く。典子の首元には黒い痣らしきものがあった。

 海中に沈んでいくゴジラの死体の細胞が再生していく。

 (タイトル『G-1.0』。エンドクレジット)

 ゴジラの足音と咆哮。

(写真は「IMDb」「映画com」より)