『サイコパス』テレビシリーズ第3期1~8話 ネタバレの詳しいあらすじ(再掲) | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

2023年5月12日より『劇場版 サイコパス PROVIDENCE』が公開される。劇場版3部作『サイコパスSS3 恩讐の彼方に』と『サイコパス テレビシリーズ3期』の間の話だと聞くので、2020年5月に掲載した「テレビシリーズ第3期全8話」の「ネタバレの詳しいあらすじ』を再掲載する。

第1話『ライラプスの召命』

 新東京国際空港で、巨大輸送ドローンが墜落する。監視官として刑事課一係に着任した灼と炯に、統括監視官の霜月は、事故の情報の収集を執行官に指示するように命じ、入国者の暴動があった際にはドミネーターで鎮圧するように指示する。炯は、炯が移民なのを快く思っていない入江と天馬を担当し、灼が如月と雛河を担当する。

 入江と天馬は、ドミネーターで人々を怯えさせ、無理やり執行しようとする。潜在犯となった男を冷酷に執行する炯を見て、入江達は萎縮する。

 ハイパートランスポート社会計士のリックが輸送機から転落し死亡していた。メンタリストの灼は、リックの死に事件性があることを嗅ぎつける。灼と炯は、輸送機の担当者である与根原から話を聞こうとする。与根原は、炯にドミネーターを向けられた事で公安局に抗議し、霜月は灼達の意見を却下する。

灼と炯は、意見書の作成の名目で、分析官の志恩に捜査に必要な情報を調べる事を依頼する。

不動産投資に失敗した八ツ俣が、前払いしていた家賃を返してほしいバザロフの人質となっていた。部屋に侵入した炯は、バザロフを逮捕する。

 些々河は、与根原の主導権を握り、リック殺害目的で輸送機墜落を梓澤に指示していた。

 殺されたリックは天才数学者で、事件の前は仕事に悩み、サイコパスが悪化していた。リックの家でメンタルトレースをした灼は、花の鉢に隠されたメモリーを見つける。メモリーには、ハイパートランスポート社の帳簿と、帳簿の管理者である与根原と、与根原を駒に使っている些々河のデータも出てきた。殺されたリックは、内部告発の準備をしていた。

 灼と炯は、正義に従ってこの事件に踏み込む決意をする。

 

 

第2話『テウメソスの生贄』

 灼は、リック殺害事件のメンタルトレースをして、輸送機が墜落した原因は、複合ミスが偶然に重なって発生したと報告する。

 些々河と与根原は住宅バブルを演出し、金融商品を株式等で作り替え、省庁や銀行に売らせて莫大な金を儲けていた。リックは2人の悪事に気が付き、告発しようとしていた。 

証拠は不正に手に入れた帳簿のみで、悪事の立件は難しかった。灼は、監査機関にリックのデータを漏らせば、公安局が暴いたことに犯人は気が付き、尻尾を出すだろうと言う。霜月は、許可する。

公安局が機密データを入手したと知った些々河は、与根原にシビュラシステムが監視できない廃棄区画に逃亡するように提案する。

 入江は廃棄区画に与根原がいると目星をつけ、炯は地区を支配する沼倉と交渉するが、戦闘になる。中継ドローンとケーブルを配置してドミネーターが使えるようになり、炯は沼倉を排除する。与根原は殺されていた。

 唐之杜が些々河を見つけ、止める霜月を無視し、灼達は些々河を追う。灼達は、飛行場で些々河が乗った飛行機に向かうが、狡噛と宜野座が止め、戦闘になる。狡噛達は外務省特別行動課の捜査官だった。飛行機の中に須郷と花城が乗っており、些々河は確保される。狡噛は「狐は他にもいる」と、些々河の名刺を灼に渡す、

 ビフロストは、些々河の逮捕劇を観察し、法斑は結果を読んでいた。

 常守は、雛川から報告を聞く。

 灼と炯はリックの妻を訪ね、リックが残したメッセージを見せる。

 アイドル政治家の小宮のメンタルケアサポートをしていた土谷博士が、ホテルのビルの上から飛び降りる。灼がメンタルトレースをすると、土谷博士はホテルの一室に監禁され、逃げようとして落ちた。小宮は訪れた灼に、土谷がストーカーでメンタルケアを用意したと話す。

 

 

第3話『ヘラクレスとセイレーン』

 土谷の事件で炯と廿六木は、小宮の対立候補の薬師寺に話を聞く。薬師寺の付き人は廿六木の家族で、廿六木を嫌う。

 土谷博士の専門は、脳科学の意思決定過程での、固定観念によるセルフコントロールだった。

 小宮が演説していた。灼は小宮のメンタルトレースをして、倒れる。炯が呼びかけると、灼は戻って来る。灼は小宮には何かあると言う。

 薬師寺の第一秘書が、土谷が死んだホテルに泊まっていた。秘書は、炯と入江に偶然だと言う。3人の男が部屋に侵入して炯と入江を襲い、秘書が殺される。駆けつけた廿六木は1人をドミネーターで撃ち、1人は逃し、もう1人は逮捕する。

 ビフロストの代銀と園寺は世論誘導に賭け、法斑は公安局刑事課一係のプライオリティ再設定を提案する。

 小宮の秘書は入国者のアン・オワニーで、支持率は逆転し、薬師寺側がリードする。

 襲撃犯は全員、廃棄区画の住人で、対人格闘に慣れていた。入江は茗荷谷廃棄区画出身で、灼達を、廃棄区間でギャンブルの対象にする格闘家を育てている、えのみやはるきに案内する。えのみやは、襲撃犯の写真を見て覚えていないと言う。

 梓澤は、えのみやはるきに、なぜ襲撃をしたのかと問うと、えのみやはリレーションだと答える。

法斑の父親は、施設にいた。法斑のゲーム状況を気にし、勝つためならどんな犠牲も払えと言う。

炯の妻舞子は目が見えず、最新の手術なら成功する見込が高いと、病院の医者が言う。

 炯と廿六木が薬師寺の選挙事務所を尋ねると、廿六木の弟が、潜在犯の兄を侮辱する。炯は廿六木の弟を殴る。炯は職務停止になり、犯罪係数と監視官適性の即時再診断も受けることになる。

 入江、廿六木、如月、雛河が灼と炯のキャリアデータを見ると、炯の兄殺しの容疑者が、灼の父親で、被害者と加害者の遺族が監視官のバディを組んでいた。

 灼と炯は一緒にトレーニングをし、舞子、灼、炯が、なぜ家族を失わなければならなかったのか、2人で調べると決意する。

 

 

第4話『コロッセオの政争』

 薬師寺の第一秘書の殺害事件で、襲撃犯達はどうやって街頭スキャナを免れ、ホテルまで犯罪係数を測定されずに来られたのか、謎だった。灼は、襲撃犯逹は仮死状態で運ばれたと推測する。六合塚は、予定と異なるルートで運搬した、榎宮が役員を務める運送業者を見つけた。

 ホテルから転落死した土谷博士が、秋葉原の廃棄区画内に事務所を構えていた。灼達が行くと、ホームセクレタリーのアシスタントAIが、土谷博士は人間の意思決定過程に最も影響を与える話法と声のトーンを発生させる人工知能を造り、人間の外見をコピーするホログラムと組み合わせた「マカリナ」を造ったが、小宮に奪われたと教える。

 配送業者が、討論会が行われるギガ・アリーナに向かっていた。会場には、刑事課二係の監視官と執行官が警備し、炯もいた。灼は小宮に出演を中止するように説得するが、中止しなかった。

討論会が始まると、襲撃犯により、小宮とマカリナが2重になる。舞台上に3人の襲撃犯が来て小宮を捕らえる。炯が襲撃犯達と戦闘する。炯達が警備室向かい、襲撃犯2人を捕らえ、1人を執行する。

 小宮を追っていた襲撃班のリーダー大石と入江が戦う。灼は、小宮を追うもう一人を追跡すると、格闘ロボットだった。灼は小宮を助け、炯と廿六木が格闘ロボットを壊す。

 逃走する榎宮を梓澤が、正しい選択をすれば生き残れると言う。榎宮は逃げるが、梓澤はそれも読み、榎宮はエレベーターに閉じ込められる。

 炯は、停職処分中に活動したことで処分を覚悟していた。霜月は、事件発生の数十分前に停職を解いたと言う。

 都知事選に当選したのは、ビフロストの既定路線通り小宮だった。薬師寺は、公安局に拘置される。

 小宮は非番の灼を呼び出し、マカリナがこれからどうなるのか、シビュラシステムがどのように反応しているか尋ねる。灼は「シビュラシステムが当選を認めたのが答なのでは」と言う。

 廿六木は炯に、梓澤にもらった狐のマークが入った名刺を渡す。名刺をメンタルトレースした灼は、赤い化け物と子供を見て倒れる。

 局長は霜月に2人の監視官を使って狐を捕まえるよう、霜月に指示する。

 

 

第5話『アガメムノンの燔祭』

 メンタルトレースで倒れた灼が病室で目を覚ます。

炯は、施設送りになった前任の来良煜元監視官に会う。来良とフセ監視官は密貿易事件を捜査し、車両事故で来良は重傷を負い、フセは亡くなった。来良は狐がやったと言う。

 三郷ニュータウンで入国者信仰特区新設が計画され、地元住人達は反対していた。灼達はPRイベントに参加する小宮都知事の警備につく。信仰特区では布教や宗教行事も解禁されると、小宮は演説する。小宮は録音ホロで、入国管理局のオブライエンは不満に思う。小宮の曲が終わると男がステージに上り、腹に縫い付けられた爆弾で自爆する。

 出島に移送中に車両事故で些々河が死亡し、灼は事故か疑う。霜月は機密レベル2の「狐」の閲覧を許可する。

 自爆テロの犯人マルセルは、宗教団体ヘブンズリープの信者だった。炯達がヘブンズリープへ捜査に行くと、教祖代行のトーリは、自爆テロ犯は信者ではないと言いう。

 灼は六合塚の顔利きで、自爆テロ事件の生存者のアウマ上人に会う。アウマは、自爆テロ事件は自分達の仕業でないと言い、出島の難民保護団体の正道教会 CRPに行けば、待ち人に会えると教える。

灼達は六合塚に再度力を借り、CRPへ行く。自爆テロ犯マルセルの双子の弟イシャクは、兄は色相が濁ったのでヘブンズリープに入ったと言う。CRP代表のテレーザは、オブライエンを知っていた。

 炯の妻舞子は、視力回復手術をすることになる。

 機密情報を閲覧した炯と灼は、狐が灼の父親篤志と、炯の兄アキラに関係していると気付く。

 テレーザは医療用ドローンを盗まれていた。灼逹は、闇流れのドローンを見つけると、爆弾を体内に埋め込む手術を5回行っていた。

 炯達はオブライエンに事情を聞くため施設を訪れると、彼の部屋でヘブンズリープ信者が自爆する。

灼逹はテレーザの家宅捜索を行う。灼は、隠されていたデータを見つけ、テロの報告書、密売組織のリスト、入国者の犯罪のデータなどがあり、テレーザがテロ事件の主犯である可能性が高まる。また、テレーザとオブライエン、アウマも関係すると分かる。特区が成立すると密輸がばれることを恐れ、推進派を殺したと思われた。

 灼達は、トーリの叔父で国賓のザハリアスに事情を聞く。国賓夫妻を軟禁して、代わりに炯と如月がホロで潜入捜査に乗り出す。

 

 

第6話『カエサルの金貨』

 ヘブンズリープの教祖代行トーリの叔父夫妻のホロをまとった炯と如月は、ヘブンズリープへ潜入捜査を行う。

 灼達はオブライエンの貸倉庫のベッドから、爆破物の成分を見つける。ここで処理された自爆テロ人間は、アウマ上人の工場に運ばれたと思われた。

 炯が教祖仁世に会いたいと言うと、トーリは特別祈祷中の教祖に案内する。炯は、如月が演じている妻ヴェーラの色相悪化で、セラピーに参加する。ドクターは長期セラピーを勧めるが、エターナル・ホワイトという永続的で短期で結果を出す特別治療法があると言う。

 灼達がアウマの工場へ行くと、3人目の自爆テロによるアウマの遺体があった。資材置き場で、敵対組織から助けた売春者達を守っていた。その奥で、銃の部品を大量生産していた。

 炯と如月は、ドクターが人間を植物状態にして生かす延命処置のエターナル・ホワイトを施術している光景を目撃する。炯は、5人の自爆テロ犯のカルテを見つける。

 唐之杜の調べで、テレーザ、アウマ上人、オブライエン、仁世の4人は、同じ懐中時計を持っていた。その中のマイクロチップに何かの計画が隠されており、復元には4人のチップを組み合わせることが必要だった。

 入江は灼をスラムの銃マニアの店に連れて行く。店の主人は、銃の部品が高値で出回っていると言う。

 炯と如月は、こっそり祈祷中の仁世の元に行くとホログラムで、奥の部屋で仁世教祖は植物状態だった。そこにトーリがやって来る。アウマが死んだと聞いた如月が驚いた事から、2人は公安局の潜入捜査員だとばれており、炯達は捕まる。

 灼達はテレーザがリースカーの中に隠していた、密輸の銃の部品と代金のダイヤモンド原石を見つける。 灼達がオブライエンの息子の部屋を捜査すると、テレーザから自爆テロを警告する電話が来る。灼達は、自爆テロ犯と対峙し、廿六木がデコンポーザーで処理する。テレーザは自分の居場所を教え、オブライエンの息子を公安局に保護させる。

 トーリは炯を拷問し、トーリの母親の裁園寺も炯から外務省の情報を聞き出そうとする。

ザハリアス国賓夫妻が5人目の自爆テロ犯によって殺される。

 灼は、自爆テロ事件の犯人の目的は、日本が入国者に強いてきた犯罪の告発だと言う。灼はメンタルトレースで、オブライエンが生きていると知る。

 手術が成功した舞子は、ヘブンズリープ教団に誘拐される。

 

 

第7話『Don’t take God’s name in vain』

 オブライエンは電話をよこしたテレーザに、息子の為に時を進めなければならないと言う。

捕らえた炯に妻の舞子を連れてきて、トーリはヘブンズリープに潜入捜査をしている外務省の情報を話すように脅す。炯は本当に何も知らないと言う。舞子は如月と同じ部屋に監禁される。

灼は、自爆テロ事件の犯人はオブライエンだと言う。彼の息子は、ヘブンズリープに入信していた。

 灼達は医療ドローンの履歴から、テレーザを見つける。テレーザは、懐中時計を持つ4人が入国者への犯罪を告発する計画「終末救済プラン」を持っていたが、ビフロストに利用されたと言う。

 炯が目を覚ますと手錠が外され、見張りが倒れ、特注懐中時計が落ちていた。炯は舞子と如月を助け出し、逃げる。信者に追い詰められた炯は如月を逃がし、炯と舞子は再び捕らえれる。

 灼にオブライエンが電話をよこし、彼の息子や、彼が自爆テロを実行している理由等を暴露する。テレーザが懐中時計を灼に渡すと、突然襲撃されてテレーザは殺され、廿六木も撃たれる。

 如月官は公安局へ戻り、仁世の懐中時計を唐之杜に渡す。4つの懐中時計が揃い、終末救済プラン=自爆テロ計画の全貌が分かる。最後のテロの標的が、小宮都知事だった。

炯は信者に電気銃で気絶させられる。炯が目を覚ますと、信者のホロで潜入捜査をしていた外務省の宜野座と須郷がいた。炯は舞子を助けに行く。

 局長に強制捜査を許可された霜月は、信者を催涙弾で排除し、捜査を始める。

 トーリは母親の裁園寺と連絡が取れなくなる。

 自爆テロ犯となって小宮を殺害しようとしたオブライエンは、灼に阻止される。オブライエンは死亡し、灼の犯罪係数が下がり、免罪体質者に成った。

 トーリは舞子を連れて、ヘブンズリープ教団内の秘密の通路を走っていた。炯は2人に追いつき、トーリは舞子に銃を向ける。舞子は銃を奪ってトーリを殺害する。舞子は目が見えるようになっていた。

 灼と再会した炯は、舞子が巻き込まれた事を怒って灼を殴る。炯は、メンタル・ケアとカウンセリングを受けることになる。

死んだトーリは、代銀と組んで裁園寺の告発メッセージを残していた。裁園寺はビフロストに執行される。

 舞子はトーリを殺した事や、危険な事件に巻き込まれた事が原因で、色相が悪化してした。

 局長と話す常守朱は、灼は優秀な人材で、炯と2人で必ず真実を見つけ出すと言う。

 

 

第8話『Cubism』

 如月は、過去に交通事故で恋人を亡くし色相が悪化した。ネットのカウンセリングを利用したら、前任監視管殺害の手伝いをさせられた。その後、亡くなった恋人の名前で手紙が送られる脅迫を受け、その犯人は梓澤だった。などを炯に打ち明ける。

 霜月は公安局長に、灼が免罪体質者であったため、何らかの取引で監視官になったのではないか。ビフロストはシュビラシステムが存在する前からあったのではないか、という仮説を証明すると言う。

ジャーナリストの六合塚は霜月に、刑事課のインタビューをさせてほしいと頼む。

 公安局と外務省はビフロストについてまとめる。ビフロストは三階層で、トップはコングレスマン、その下にインスペクター、末端の狐達は自分が何をやっているのか分からないので色相が曇らない。ビフロストとは別のパスファインダーという組織も確認され、外務省が対処することになる。公安局は小宮都知事の護衛と、梓澤の確保、狐狩りを行うために動き出す。如月が梓澤に連絡して囮になると決まる。

 炯は病院で、舞子の退院が取り消しになったと聞かされる。テレビでは炯が薬師寺の部下を理由もなく殴ったと報道されていた。それは小畑のフェイクニュースだった。

 公安局は小宮都知事を保護しようとするが、小宮は立場上、入国者でテレビ報道された炯を外すように要請する。炯、廿六木、如月は狐狩りを担当させられ、灼は1人で小宮の護衛を任される。

車での移動中、小宮が誰の隣に誰がいてもよい世界を目指すと言い、炯の妻の解放に協力すると灼に言う。

 如月に梓澤から連絡が来る。炯は単身で榎宮がアジトにしていた場所に向かうと。コングレスマンの法斑が待っていた。梓澤は法斑を消そうとする。法斑は炯に、自身逃がせば、その見返りに妻を解放すると取引を持ち掛ける。炯は法斑を守る選択をすると、デバイスを手渡される。法斑を追ってきたパスファインダー2人は、外務省の狡噛と宜野座によって退けられる。

灼はパパラッチドローンの行動から、小畑を逮捕する。

 法斑を逃がした炯は、デバイスで生体認証をし、13番目のインスペクターとなる。その後、約束通り舞子は解放される。

 狡噛は、幽閉されている常守に会いに行き、常守は正しかったと胸を張って言える日が必ず来ると伝える。

 六合塚の車が梓澤によって工事現場に突っ込み、気絶する。