2021年に映画館で観た映画のランクとベスト10 | アンパンマン先生の映画講座

アンパンマン先生の映画講座

映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

 今年も私のブログ『アンパンマン先生の映画講座』に、合計106万人と非常にたくさんの方に訪問していただき、ありがとうございます。

 さて、昨年に引き続き、今年2021年も新型コロナ感染症に振り回された年であった。首都圏に緊急事態宣言が出されて映画館が休館になったため、新作映画の公開が延期になり、当地山形市でも、全国公開の映画がほとんど公開されない期間が続いたのが、辛かった。予定より数か月や、1年以上も遅れてやっと公開された作品も多い。来年に公開延期になった作品もある。生中継を含めて舞台挨拶を何回か見たが、どの作品の出演者も「心配だったが、やっと公開されてよかった」と口々に言っていたのが印象に残った。コロナ渦中に撮影した映画は、撮影が大変だったそうだ。

 2021年に映画館で観た映画は、外国映画の公開が延期されたのが多いため、日本映画が多く、日本映画33本、外国映画27本の計60本である。ここ4年間は年間51~53本だったが、延期になった映画の公開が重なったり、AKB48等のコンサートに今年も1度も行っていない事もあり、合計は例年より多くなった。平均して1週間に1本以上、映画館で映画を観ている計算になり、こんなに観ていたのかと驚いている。

 ブログ中で映画を5段階でランク付けしているが、それを一覧表にしたのが別表である。

 また、あえてベスト10を付けると次のようになる。

1位『シン・エヴァンゲリオン』

  4作目、14年を経てついに完結して感慨深い。非常に難解なのも魅力である。

2位『そして、バトンは渡された』

  こんなに感動的な物語構成は初めてだ。前田監督のティーチインもためになった。

3位『DUNE/デューン 砂の惑星』

  原作のSF史上の名作のイメージ通りの映像化で感激した。続編も期待したい。

4位『るろうに剣心 最終章 The Final』

  アクションが凄い。これで完全に剣心の物語が終わり、まさに「The Final」だと実感した。

5位『るろうに剣心・最終章 The Beginning』

  剣心にこんな壮絶な過去があったとは。シリーズ史上一番美しくも悲しい物語である。

6位『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』

  何という悲しい結末なのだろうか。007シリーズを見て泣いたのは初めてである。

7位『護られなかった者たちへ』

  このような生活保護を受けられない人がいるとは悲しい。震災映画でもあり感動した。

8位『名も無き世界のエンドロール』

  あちこちにちりばめられていた伏線が見事に回収され、脚本が非常に良く出来すぎている。

9位『ブラック・ウィドウ』

  アクションがスリル満点。家族愛も考えさせられた。ナターシャを見られないのも悲しい。

10位『マスカレード・ナイト』

   新田と山岸の相棒復活が嬉しい。犯人が誰か、うまく騙されたのが悔しい。

 

 来年こそは新型コロナ感染症が収まり、沢山の映画が公開され、映画界にとっていい年であることを切に願う。