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何に使うというわけでもないけれど...

 今日は午後から雨降りということだったので、とりあえず予定を繰り上げ午前のうちに展覧会用の半切額を驥山館に搬入。その後は真面目に自宅で作業をしようかなと思いつつ、いつもの悪い癖で、馴染みの古道具店に直行。最近はちょいといろいろ買い過ぎかなと思いながらも、以前から買おうと思っていたものがまだ残っていたので結局回収。この意志の弱さどうにもなりません。



本日の回収品
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木製菓子型 4種。これらは同じ和菓子店で使われていたようです。「甘泉堂」と筆字で書かれていますが、この「甘泉堂」という名のついた店舗はいくつもあるようなんで特定はできませんでした。東京は神田に在った「浅井」という製造会社のもの。恐らく昭和前期に作られたものだと思います。

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合わせの上半分を外すとこんな感じです。


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丁寧に彫られています。道具として作られたものの中にも美しいものは沢山ありますよね。特に木工品は使われるごとに味わいがますと言いますか、どんどん良くなっていきます。


おまけ
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お気に入りのひとつ。だるま木型。昨年3月に、鎌倉にて購入。産地不詳。江戸後期のものか?

買ったばかりなのに...

 最近ちょっと気になる硯があったのでついつい勢いで買ってしまいました。しかし手に入れた当日汚れを取り除こうと思い洗面所でブラシでゴシゴシとやっていたらまさかの破損。彫刻の一部が剥離し欠損してしまいました。洗っている時は破損に気がつかなかったんで破片も回収できず。嬉しさも一気に反転、切ない気持になりました。石と言えど古物は丁寧に扱わないといけませんね。そのままにして置いていても見るたび後悔の念が蘇るだけなんで、できるだけ早めに補修をと思い今日の午前中に修理を始めました。どのようなものがベストなのかはわかりませんが思いつきで漆で補修をすることにしました。要するに陶磁器を直す時の欠け直しというやつです。キットは皿のホツを修繕するためにかなり前に購入したものがあったのでそれを久々に使いました。漆は皮膚に付着すると皆さんご存知の通り、大変な目に遭うんでグローブをし、十分取り扱いに注意をして作業に取り掛かりました。今日はとりあえず砥の粉と漆を混ぜたもので欠損部を埋めるまでの作業です。漆は乾燥に時間がかかるのでいっぺんに作業を進めることができません。2-3日で乾くとは思うんですが慌てることもないんで1週間くらいかけて乾かそうと思っています。その後はサンドペーパーで丁寧に形を整えて、できれば彫刻刀の様なもので元々彫られていたものを再現する予定です。できるかな?



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プラスチックの下敷きの上で補修材をこしらえて、割りばしの先を使い易いように加工したもので欠損部に塗りつけていきます。きれいに埋めていくのは簡単なようで結構難しいです。


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今回使った生漆。こんな感じでチューブに入っています。チューブから出して間もない時は半透明な感じですが、空気と触れあうと徐々に茶褐色に変化していきます。


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修繕前。雲の彫刻の一部が欠損しています。


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とりあえず大雑把に埋めたらこんな感じです。この段階では色はほぼ同色なんで境界はあまり目立ちませんが...頑張って上手く直したいものです。

はかどらない...

 この週末はあれこれ溜めてしまった宿題の処理をと考えていたのですが、結局のところまともに片付いているものは一つもありません。困りました...一日中同じようなことを自室にこもってしていると予想外に疲労もしますしね。弱音を吐いても仕方が無いので、適度に休みながらひとつずつ片付けていくよりほかありません。


休憩には



休憩の友 其の一
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休憩にはやっぱお茶でしょ。写真は最近、近所で頂いたプーアル茶。黒いです。独特のくせは若干ありますが僕は気にならないので結構好きです。


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小さな茶杯や湯呑では何度も注ぐのが面倒な時もあるんで、最近こんなのも買ってみました。宜興のもので底に「中国宜興」が入る今から20-30年前のもの。割に薄造りで重くないです。中には仕切りがあり、直接茶葉を入れて茶を飲むことができます。


おまけ-①  

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これも上の茶器を購入した時に一緒に買ったもの。底款に「龍山石砂」。「丁卯」と刻されており、作風から1927年の作と思われます。茶入れだと思い購入したものですが、どうやら元は酒燗器らしいです。本当は内側に酒を注ぐ入物が入っていたはずらしいのですが残念ながら欠品しています。


おまけ-②

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清代 景泰藍酒燗器。このようなタイプの酒燗器は日本ではなじみの薄いものかと思います。

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こんな造りになっていて、湯で酒を温めることができます。実際これで燗酒を飲んだことは一度もありません。あくまでも観賞用に購入しました。独特の発色が美しいです。


休憩の友 其の二
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古美術品で疲れた眼の保養?時々自分のしょうもない収集品を眺めるだけでも多少気持ちが紛れるような気がします。まぁ、ちょっとした病気ですね。ちなみにこれは清代青花釉裏紅陶硯。



休憩の友 其の三
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疲れたら、合間に読書でもしようかってことに時々なります。この本は馴染みの古美術店主様からお借りしたものです。小林多津衛著 「美と真を求めて」。1987年の著作です。まだ途中までしか読んでいませんが、大変興味深い内容です。あれこれまた調べてみたいことが増えました。本もまた自分の世界を広げてくれると、つくづく感じます。


おまけ
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上記の著作にも度々登場する武者小路實篤氏。そういえば随分前に買ったきりろくすっぽ読んでいなかったなぁと思い本棚から捜索し、発見したのがこの本。これを機に読み切ろう。