講習会二日目
本日も古典学習の講義が中心。
結構なペースで、結構な数の古典に対し臨書を行いました。
市澤先生がお書きになる様子は前方のスクリーンに映され、後ろの席でも運筆の細かな部分を見ることができました。筆法解説も非常に明快で、初めての古典手本も取り組みやすかった気がします。
楷書が中心でしたが、後半は行書古典の臨書学習も行われました。
市澤先生が、講習中にお書きになられたものの一部です。短い時間でかなりたくさん書かれたので、運筆はスピーディーに感じられましたが、それでも字形などの特徴を的確に捉え、筆法についてもわかりやすく示すところは流石としか言いようがありません。それから先生が時々気合を込めて書かれるときの息遣いが大変印象的でした。
今回は二日間でかなり多くの古典臨書ができました。紹介された古典はいずれもメジャーなもので、書をそこそこやっている人たちにとってはよく知られているものばかりだったと思うのですが、私のように書歴の浅い人物にとってはその中で実際臨書したことがあるものを尋ねられると、ほんの数点ということになってしまいます。今回のように速いテンポで半ば強制的に次はこれを書いてみましょうかという様な機会は普段は殆ど有りませんから、忙しく感じられましたが、これからじっくり書きたいと感じるものや手にあったものを探し出すきっかけになったり、初見で素早く碑拓や法帖の特徴を捉えることのトレーニングにもなりましたから非常に良い経験ができたと思っています。
講習会のもう一つの楽しみは。名古屋の筆舗「長楽斎」さんの出張販売。筆硯墨紙や文房清玩の格安販売のほか、古書画の展示販売も毎年行われています。
今回は陶硯を一面買わせていただきました。朱墨を磨るのにはやはりこの手が便利。古すぎず、新しすぎず...このくらいが気兼ねなく使うにはちょうど良いかもしれませんね。
以前は朱墨を磨るのに小さな端渓硯を使っていましたが、色墨には陶硯が似合います。
こんなのもありますが、欠いてしまった時のことを考えてしまうと、なかなか積極的に使おうって気にはなりません。










