手塩入
こんなものを手に入れた。
桐箱に「安政三年辰歳 珍木手塩入 三月吉日」とある。
中には7枚の木製の皿の様なもの(多分元々は10枚もしくは8枚あったはず)。これが「珍木手塩入」らしい。珍木とあるので珍しい木に違いないが、さて何だろう?「珍」がつくくらいなので国産の木材では無いはず。となると恐らく唐木ではないか?木目からすると「鉄刀木(タガヤサン)」か?
作られたのは箱書から持ち主が入手したと思われる安政三年、すなわち今から約150年前の1856年3月(旧暦か?)以前。
そして気になるのが「手塩入」という名称が指す用途。調べてみると「手塩」とは食膳に添える少量の調味用の食塩のことらしい。これはそれを入れるもの。つまり「手塩入」。
「手塩にかける」ということばはこの「手塩」からきているとのこと。
二代目
久々にヴィンテージに手を出してみた。
近年すっかりメジャーアイテムに昇格した「ネイビー ショール」。
これ実は一度持ってたことがあるんです。それは今から10年近く前、自分が学生だった頃。その頃は某誌でも取り上げられてなかったんで、相場もしっかりした品物じゃ無くて、上手く探せば比較的安価で見つかったんです。なので手放してもまたすぐ買えばいいかななんて思ってて、譲ってくっれって人に譲っちゃったんです。それが直後に某誌の影響で品薄&価格の高騰でまさかの入手困難になってしまい、買えずにいました。
今回はたまたま近所の古着店で発見。サイズの小さなものが多いのでコンディションが良くても着られないということもこのアイテムの場合よくあることなんですが、サイズも程度もNICE。値段もその割に安い。でも、それにはちょいと理由があった?
これは1940年代に製造されたフロントがチェンジボタンの前期タイプに分類されるのですが、通常アンカーマークと「NAVY」と入った青いメタルボタンが付いているんですが、これは違うものが付いているんです。
こんな感じ。「CADET USMA」と入ったメタルボタン。ボタンが欠損していて販売時にショップの方が付けたのかと思い、尋ねてみたところ、はじめからこうだったとのこと。このボタンとボディそのものには関連がありますし、確かに裏の留め具も最近のものでは無さそうだけど...最初からこれだった?う~ん、わからん。
フルオリジナルも良いですが、これはこれでまた良し。というか、こっちのボタンの方が多分レア。単品で買ってもこれを5個買うだけで結構な金額になってしまいますから。
今度は手放さず大事に着ます。多分今以上に相場は下がりません。品物が無くなっていくだけですから。
高嶺の花は円高の今が買いかも?
たまに履きたくなるトップサイダー
夏だから、とりあえずたまには履こうかという気分になるデッキシューズ。今も昔も変わらぬサマーIVYのマストアイテムですね。
デッキシューズと言えばトップサイダー。この靴の存在を知ったのは高校生だった90年代半ば。ヴィンテージ古着ブームの最中。自分とともにヴィンテージ古着に傾倒していた親友に教えてもらいました。彼は当時地元の靴屋で同社のレザーデッキをデッドストックで発見し、履いていました。多分今でも持っているんじゃないかと思います。
当時の雑誌にも玄人好みのアイテムとして紹介されることがたまにあり、デッドストックもたびたび見かけました。その時の相場は履けるサイズ(US8 1/2-10くらい)のデッドストックで2-3万円くらいでした。この時USAのトップサイダーは生産されていませんでしたし、Chinaのリプロもまだ出ていなかった頃ですから、私たちの世代ではトップサイダーはかなりマイナーなシューズでした。
私がトップサイダーのデッキを購入したのは、1999年。たまたま当時たまに行っていた上田市内の古着店の主人がリアルタイムで履いていたものを譲っていただくことができました。学生だった70年代半ばくらいに都内のショップで購入したと、確か言っていた気がします。ソールはそれなりに減ってしまっていましたが、コンディションはそれほど悪くなかったので1万円以上は出した気がします。中古のデッキシューズにこの金額を出す感覚というのはなかなか理解できないとは思いますが、まぁそういうものなんです。うん。
当時譲ってもらったもの。買った直後は頻繁に履いていましたが最近では年に1-2回くらいしか履きませんというか履けません。一応資料ということにもなってるんで。デッキシューズと言うと1千円とか2千円で買える安価なものをイメージすると思いますが、トップサイダーは安くないんです。当時の雑誌を見てビックリ、30年以上の販売価格で8300円。確かにつくりは丁寧で、履きこむごとに味が出る感じです。ただ、基本的に日本人の足に合わせて設計されていないんで、足幅に合わせると大きなサイズを選ばないといけません。
これは2000年以降にリリースされた中国製の復刻。オリジナルを履くのは勿体無いのでこれで我慢しようと購入。確か定価は7000円弱だったような。オリジナルの型とはちょっと違うようで、コアなファンからは不満も...
最近では当時のものを忠実に再現した国産のリプロもあるようです。価格は中国製リプロの約倍。
左が復刻、右がオリジナル。分かりにくいですが、復刻はつま先のシャープさに欠けます。やはりこの鋭角な曲がりじゃないといけません。紐も長すぎる。
こちらは今から6-7年前に購入。SIZE 8。普段の靴のサイズ8 1/2(26.5cm)の私。USAトップサイダーでこのサイズはまず無理。履けません。この細さですから...多分10でジャストかな。Chinaトップサイダーはデカイのでは8でジャスト。
観賞用&資料用です。多少の使用感はあるものの、コンディデョンは良。
ロゴにかもめは飛んでいないので70年代中期以降のものです。
おまけ 私物から
こんなのもあった
Converse オールドデッキシューズ。インソールがこんな感じなんでそれなりに古いです。トップサイダーと比べるとゆるい感じです。なかなか白のデッキは履く機会がありません。
デッキシューズと言えばVANS。こんなのも、その昔買ってみましたが、結局履いたことはありません。特にディズニーキャラクターが好きなわけでもなく、何となくです。こんなの30過ぎの男が履いてたら気持ちが悪いですね。SIZE 10ですがこちらも日本人の足には合いません。兎に角、細い。



