大門町の清水屋さん
翌23日は、恒例、驥山館全国書初展の審査日。毎年外部より、全国的に著名な先生を審査員に迎えております。今回は大阪より山本大悦先生。
本日、前日入りということで、山本大悦先生と北條大璞先生両氏と我が師川村龍洲先生と門下生で食事会をすることに。場所は善光寺から程近い大門町の「清水屋旅館中央館」。創業160年の老舗なのだそうです。私も同行させていただきました。
恥ずかしながら、自分は全く知らなかったのですが、清水屋さんは篆刻家 二世中村蘭台縁のお宿で、多くの作品を観覧できるとのことでした。
旅館の正面玄関。早速二世蘭台のが作品がお出迎え(「中央館」)。
二階への上り口。旅館内部はクラシック。創業当時からと思われる現代には建築様式が保存されていて、中を歩いて回るだけでもかなりテンションが上がります。たまらんッス。
今度は泊まってみたいです。近いけど...
お座敷で食事会。と、その前に今回のお楽しみ。特別に清水屋さんのご主人に、伝来の二世蘭台の作品や貴重な資料を見せていただきました。食事の前にお腹いっぱいといった感じでしょうか。感激、感激です。
実はこの部屋自体、至るところにお宝が...写真は敢えて掲載しません。ぜひ足を運んでみましょう。一見の価値ありです。
作品や資料に夢中になっている川村先生と山本先生。
清水屋さんの印鑑、これも二世蘭台秋作の刻。
こんなものもお見せ頂きました。昭和初期の煎茶器の買入簿。かなり高額なものを毎月たくさん購入されていたようです。かなり繁盛していたんですね。
現物が残っていれば見てみたいなと思うものがいっぱいでした。書では、鄧石如、王文治などの清朝の名家、篆刻では浜村蔵六の名前も見られましたから...
知りたいことがまた増えました。
同級会
1月2日、数年ぶりに、高校の同級会に出席しました。いつもは10人足らずの会なのだそうですが、幹事様の努力もありクラスの約半数である18名(うち女性は沖縄から参加の1名。元々、女性の少ないクラスでは有ったのですが...皆さんお嫁に行ってしまったりで正月はキビシイみたいです。)が集まりました。当時担任だったY先生もお越しくださいました。
高校卒業からおよそ13年が経ちますが、13年ぶりに再会できた友人も数人いましたし、ほとんどが7-8年ぶりでした。そうなると、お互いに聞きたいこと、話したいことは山のようにあって、会話が途切れる間もありません。時間もあっという間に過ぎてしまいました。
会が終わったら、その日のうちに帰ろうと思っていたのですが、高校時代、席が自分のすぐ後ろで、特に仲の良かった友人Tが佐久平駅前のホテルに泊まっていくと急遽言い出したので、自分のも泊まっていくことに。Tは現在、北海道で大学講師をしており、滅多に会えない友人の一人。ここ数年、連絡がずっと取れずにいました。 そんなこともあり、ホテルでも酒を飲みつつ、午前3時くらいまで二人でしょうもない議論をしたり、くだらん話をしてしまいました。
ホテルからの眺め。真冬の冷たく乾いた青空に浮かぶぼんやりとした雲。その先にはこの時季らしく美しく雪化粧をした浅間山がくっきりと佇む。長野新幹線が開通したのが今から14年前の高校2年だった頃。以来、この辺りの様子は当時からだいぶ変わってしまったんだろうけど、かつてこの界隈がどのようだったかなんてことははっきりと憶えていない気付く。無意識に視線は変わらないものを追いかけてしまうのだろうか。再び視線は遥か向こうの浅間山へと帰着する。








