じっと見ていると...
すっかり春になり旬を迎えたのが「アサリ」。スーパーには「今が旬!!」と書かれたポップの下にはアサリが入ったトレーがたくさん並べられています。長野で売られているものの産地は熊本や愛知がどうやら多いようです。アサリというと砂抜きをするのが多少面倒でなかなか普段は買わないのですが、「旬」という言葉にはめっぽう弱いのでつい買い物かごに入れてしまうのです。
水1リットルに対し、大さじ2杯の食塩を入れアサリたちを浸してしばらくすると「目(入水管と出水管)」を出し始めます。ついついちょっとの間観察してしまいます。するとアサリも頑張って生きているんだなとかこんなボールの中でも一生懸命呼吸をしているなぁとかくだらんことを考えてしまいます。そしてガスコンロに点火して鍋に入れるときは申し訳ない気持ちになってしまいます。
しかしアサリは旨し。本日も大変美味しい出汁がとれました。命に感謝。
旅立ちのとき
知人より、僕のイームズを一脚譲って欲しいとの依頼が先月ありまして、本日H baseで黄色いファブリックのアームシェルを売却いたしました。
これはまだ自分が学生だった10年ほど前に金沢のベンリーズで購入させて頂いたものです。1976年製のオリジナルです。当時車を持っていなかったので、オーナーの田中さんにアパートまでヴァナゴンで運んで頂いたのを憶えています。この椅子はデザインもさることながら、座り心地も素晴らしくまさに名品と思わせてくれるものでした。これをきっかけに社会人になってからアームシェルは4脚購入しました。
長く使ったものを手放すことには多少の惜しさはありますが、自分が選んだものの価値を認めてくれて、欲しいと言ってくれる人がいることも大変うれしいことです。それに何か無くなったら違うものを購入するきっかけにもなりますからね。
最近、わけのわからない品物で更に居住スペースが圧迫されています。代謝を促さないといけません。
川村驥山展
「川村驥山展」、観に行って参りました。ただし、驥山館のみですが...
驥山館では常設展示の他に地域の皆さま方より寄せられた作品の展示がされていました。来場者がいつもより多かったということもあり、かなり急ぎ足での観覧となりましたが、改めて川村驥山という人物の偉大さを感じる機会となりました。
今回の特別展に合わせて、川村驥山縁の人物による講演、座談会が催されました。
座談会のコーディネーターは川村龍洲先生。コメンテーターは笠原聖雲先生(篆刻家、驥山の弟子)、千野きわ子氏(驥山が疎開していた耕心庵の方)、渡辺一正氏。
短い時間ではありましたが、とても内容の濃い座談会でした。驥山とともに過ごした人物のより具体性の高いエピソードを耳にすることで川村驥山がどのような人物であったのかはっきりとしたイメージが頭の中に構築された気がします。
千野さんのお話は特に内容的にも面白いエピソードが多く、まだまだいろいろ聞いてみたいなと思いました。



