アパパネが断然1番人気が予想される今回のエリザベス女王杯。歴史的快挙に敵無しの様に思われていいる状態が新聞報道されています。しかし、歴史の紐を解いてみると決して女王として盤石な地位が揺らぐ1戦かもしれません。ダントツ1番人気の裏には必ず穴馬達の未知の破壊力が潜んでいます。


堅いイメージのエリザベス女王杯。それもそのはず、過去5年の内4年がリピータ決着。実力馬が実力通りの力で勝利した結果であるが、この傾向からすればアパパネの人気が空振りに終わる可能性だって十分考えられる。


2005年

1着

スイープトウショウ

エンドスイープ(ミスプロ系)×ダンシングブレーヴ(ノーザンダンサー・リファールのライン)

2着

オースミハルカ

フサイチコンコルド(ノーザンダンサー・ニジンスキーのライン)×リンドシェーバー(レイズアネイティヴ)

3着

アドマイヤグルーヴ

サンデーサイレンス(ヘイロー系)×トニービン(ナスルーラ・グレイソヴリンのライン)


2006年

1着

フサイチパンドラ

サンデーサイレンス(ヘイロー系)×ヌレイエフ(ノーザンダンサー系)

2着

スイープトウショウ

エンドスイープ(ミスプロ系)×ダンシングブレーヴ(ノーザンダンサー・リファールのライン)

3着

ディアデラノビア

サンデーサイレンス(ヘイロー系)×Potrillazo(ナスルーラ系)


2007年

1着

ダイワスカーレット

アグネスタキオン(サンデーサイレンス系)×ノーザンテースト(ノーザンダンサー系)

2着

フサイチパンドラ

サンデーサイレンス(ヘイロー系)×ヌレイエフ(ノーザンダンサー系)

3着

スイープトウショウ

エンドスイープ(ミスプロ系)×ダンシングブレーヴ(ノーザンダンサー・リファールのライン)


2008年

1着 

リトルアマポーラ

アグネスタキオン(サンデーサイレンス系)×コマンダーインチーフ(ノーザンダンサー・リファールのライン)

2着

カワカミプリンセス

キングヘイロー(ノーザンダンサー・リファールのライン)×シアトルスルー(ナスルーラ・ボールドルーラのライン)

3着

ベッラレイア

ナリタトップロード(ゲインズボロー系)×Baldski(ノーザンダンサー・ニジンスキーのライン)


2009年

1着

クィーンスプマンテ

ジャングルポケット(ナスルーラ・グレイソヴリンのライン)×サクラユタカオー(ナスルーラ・テスコボーイのライン)

2着

テイエムプリキュア

パラダイスクリーク(ナスルーラ・ネヴァーベンドのライン)×ステートリードン(ノーザンダンサー・ヌレイエフのライン)

3着

ブエナビスタ

スペシャルウィーク(サンデーサイレンス系)×カーリアン(ノーザンダンサー・ニジンスキーのライン)

※父(系統)×母父(系統)


~参考~

アパパネ

キングカメハメハ(ミスプロ系)×SaltLake(ノーザンダンサー・ヴァイスリージエントのライン)

スノーフェアリー

RedRansom(ロベルト系)×ウォーニング(マンノウォー系)

アーヴェイ

DanehillDancer(ノーザンダンサー・ダンチヒのライン)×サドラーズウェルズ(ノーザンダンサー系)


以上の血統データやレース傾向からもアパパネや2頭の外国馬も危険な人気馬になりかねない状況です。


それだったら思い切って前走、府中牝馬Sでメンバー最速の上がり(33.0)で7着ながら最後の直線9頭ぶっこ抜き復調の兆しが見え始めた08年の勝ち馬、リトルアマポーラが逆転女王になってもおかしくないじゃないでしょうか?


血統を巡る夢物語。

新馬戦や2歳重賞が頻繁に行われるこの時期だからこそ人それぞれの思い出のある記憶が甦ってくるのではないでしょうか?


今回の京王杯2歳S。暮れのGⅠ・朝日杯FSに直接結果に結びつかないレースですがこのレースからも夢物語が始まろうとしています。


下馬評のでの人気の1角、オルフェーヴル。06年の朝日杯FS馬で昨年の夏・冬のグランプリ馬ドリームジャーニーを全兄を持つ期待馬は兄と同じ池添騎手をパートナーに今回、このレースを挑みます。血統的にこの距離は短い気もしますが朝日杯の兄弟制覇を目論むこの馬にとってもここでの勝利は同世代のライバル達への無言のプレッシャーになるのではないでしょうか?


もう1頭の人気の一角、リアルインパクト。三冠馬・デイープインパクトを父に持ち、半兄に現在も芝・ダートで活躍し続けている古豪・アルラヴァアゲインがいるこの馬にとって偉大な父の最初の重賞勝ち馬の期待がかかります。

1200mに実績が偏っている血統なので200mの距離延長に課題が残りますがきっと父の秘めたポテンシャルで距離を克服してくれるのではと期待しています。


オースミイージーは国内で唯一、デープインパクトを負かしたハーツクライ産駆。伯父にスプリント種牡馬として新たに期待がかかるカルストンライトオがいる血統。伯父同様、先行逃げ切りもレーススタイルの様ですが2戦2勝の勢いに乗って父と同じアンチ・ディープとして人気の一角を切り崩して欲しいですね。


突然の病死で早世が悔やまれたサンアディユを全姉に持つのがサンライズアバカス。

あまり、レースを見ない僕として思い出に残っているのが姉が圧勝した07年のセントウルS。最後の直線、爆発的な勢いで2着に5馬身突き放したレースなんですが「この馬、スゲエ・・・」と思った思い出の馬。姉が1200mで活躍した馬なので距離克服の課題が残りますが姉の無念をこのレースで晴らして欲しいですね。


そんなサンライズアバカスに少なからず因縁(?)を持たれているのが07年のスプリンターズS馬・アストンマーチャンを叔母さんに持つのがオウケンウッド。

叔母と同じアドマイヤコジーン父に持つこの馬。サンデーサイレンスの子供達が大量に種牡馬入りしている昨今、完全に窓際に追いやられている父ですが2歳時から活躍できて守備範囲がマイル位までこなす事もあり距離は問題なさそうです。父が人気薄で激走している東京競馬場で一番のダークホースになるのではと睨んでいます。

でも、やはり僕の期待している青写真は朝日杯の親子制覇ですね。


他にも1着・オウケンウッド、2着サンライズアバカス、3着リアルインパクトの07年のスプリンターズSの再現など血統にまつわる夢物語はレース結果は二の次にして競馬ファンの思い出を甦らせますね。


昨今、ラップ理論や調教タイム、血統、パドック、各新聞社が独自に集計した指数、有料攻略情報など馬券攻略に必要な情報が溢れ返っている。

複数のファクターを併用すれば馬券的中の近道になるかも知れないが、どれも専門知識や投資資金がかかる為1日2日の付け焼刃では情報を信用しすぎて大きく負け込む場合もあるのではないだろうか?

そんな中、誰でも簡単に覚えれて初期投資がかからない馬券攻略方がある。


今回紹介したい馬券攻略方は「レースのコース到達順位」です。


前3走前の間にコース周回中、位置取りを2つ以上下げ最後の直線で最低到達点からゴール着順まで順位を何頭分巻き返したは幅を見るワケです。コース周回中の位置取りの軌跡がゴールまでの間に「Vの字」を描ていることから「Vライン馬」と名付けられています。


今回、出走登録されている馬の中で例を挙げますと先日の秋華賞で2着になったアニメイトバイオ。

最初は10頭目の位置からスタート。一度、12頭目まで位置取りを下げますが位置取りをキープしたまま最後の直線で10頭分巻き返し見事2着でゴールしました。

※馬柱には10-12-12の様に記載されてます。


いろいろ、細かな条件や応用法がありますが詳しくは、白夜書房から出版されています松沢 一憲さんの著書「競馬王新書 馬単・三連単時代のVライン帯封口座」にて確認してみてください。


今回、エリザベス女王杯に出走登録されている馬で現時点で獲得賞金上位の出走有力視されている馬の中でアニメイトバイオ以外にも何頭かいます。


・アースシンボル

※3走前のマーメイドS 10-13-12で8着 5頭抜き

・セラフイックロンプ

※前走の府中牝馬S 2-2-4で2着 2頭抜き

・ブライティアパレス

※3走前のメイS 4-7-9で3着 6頭抜き

・メイショウベルーガ

※2走前の新潟記念 12-14で4着 10頭抜き

・リトルアマポーラ

※前走の府中牝馬S 8-16-15で7着 9頭抜き


個人的にはこの馬券攻略方で穴馬を絞った場合、連敗中で勝ち星から遠ざかっているリトルアマポーラに期待をかけますが、アニメイトバイオとメイショウベルーガだって理論上逆転女王の可能性も十分残っています。

競馬は絶対ではないので京都巧者・テイエムプリキュアとVライン馬・セラフックロンプ共演で去年の再現だってあくかも?しれません。


誰でも簡単に使える馬券攻略法ですので馬の取り捨てに迷っている時に機会があれば使ってみてはいかがですか?


また、新聞によって馬柱に記載されているコースの位置取りが微妙に違う場合があります。小さいながらもスポニチにコラムが掲載されていますのでスポニチとの相性がいいのかもしれません。また、レース当日の新聞には厳選されたVライン馬が5、6頭ピックアップされていますのでそこも注目です。