血統を巡る夢物語。
新馬戦や2歳重賞が頻繁に行われるこの時期だからこそ人それぞれの思い出のある記憶が甦ってくるのではないでしょうか?
今回の京王杯2歳S。暮れのGⅠ・朝日杯FSに直接結果に結びつかないレースですがこのレースからも夢物語が始まろうとしています。
下馬評のでの人気の1角、オルフェーヴル。06年の朝日杯FS馬で昨年の夏・冬のグランプリ馬ドリームジャーニーを全兄を持つ期待馬は兄と同じ池添騎手をパートナーに今回、このレースを挑みます。血統的にこの距離は短い気もしますが朝日杯の兄弟制覇を目論むこの馬にとってもここでの勝利は同世代のライバル達への無言のプレッシャーになるのではないでしょうか?
もう1頭の人気の一角、リアルインパクト。三冠馬・デイープインパクトを父に持ち、半兄に現在も芝・ダートで活躍し続けている古豪・アルラヴァアゲインがいるこの馬にとって偉大な父の最初の重賞勝ち馬の期待がかかります。
1200mに実績が偏っている血統なので200mの距離延長に課題が残りますがきっと父の秘めたポテンシャルで距離を克服してくれるのではと期待しています。
オースミイージーは国内で唯一、デープインパクトを負かしたハーツクライ産駆。伯父にスプリント種牡馬として新たに期待がかかるカルストンライトオがいる血統。伯父同様、先行逃げ切りもレーススタイルの様ですが2戦2勝の勢いに乗って父と同じアンチ・ディープとして人気の一角を切り崩して欲しいですね。
突然の病死で早世が悔やまれたサンアディユを全姉に持つのがサンライズアバカス。
あまり、レースを見ない僕として思い出に残っているのが姉が圧勝した07年のセントウルS。最後の直線、爆発的な勢いで2着に5馬身突き放したレースなんですが「この馬、スゲエ・・・」と思った思い出の馬。姉が1200mで活躍した馬なので距離克服の課題が残りますが姉の無念をこのレースで晴らして欲しいですね。
そんなサンライズアバカスに少なからず因縁(?)を持たれているのが07年のスプリンターズS馬・アストンマーチャンを叔母さんに持つのがオウケンウッド。
叔母と同じアドマイヤコジーン父に持つこの馬。サンデーサイレンスの子供達が大量に種牡馬入りしている昨今、完全に窓際に追いやられている父ですが2歳時から活躍できて守備範囲がマイル位までこなす事もあり距離は問題なさそうです。父が人気薄で激走している東京競馬場で一番のダークホースになるのではと睨んでいます。
でも、やはり僕の期待している青写真は朝日杯の親子制覇ですね。
他にも1着・オウケンウッド、2着サンライズアバカス、3着リアルインパクトの07年のスプリンターズSの再現など血統にまつわる夢物語はレース結果は二の次にして競馬ファンの思い出を甦らせますね。