ドラゴン×マッハ | ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉

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つか、なんでこう変な邦題をつけちゃうんですかね?

「ドラゴン×マッハ」




サモ・ハンとドニー・イェンの激突で話題となった「SPL/狼よ静かに死ね」の10年ぶりの続編にして、今度はウー・ジンとトニー・ジャーを主演に迎えて贈るクライム・アクション。共演はルイス・クー、マックス・チャン、サイモン・ヤム。監督は「アクシデント」「モーターウェイ」のソイ・チェン。香港の犯罪組織が関わっている闇の臓器売買ビジネスを取り締まるべく危険な潜入捜査を行っていたチーキットだったが、ついに正体がバレてしまい、タイの刑務所に監禁されてしまう。その刑務所こそ、臓器売買の拠点だったのだ。そこで看守を務めていたのが、臓器移植が必要な愛娘を抱える正義感の強い男チャイ。彼は、娘の高額な治療費のために、信念を曲げて所長の非道な犯罪行為を見過ごしてきたのだったが…。
<allcinema>

監督 ソイ・チェン

出演 ウー・ジン、トニー・ジャー、ルイス・クー

製作国 香港/中国 2017/1

こっちの方がよっぽどカッコよくない?




邦題のセンスのなさったらねーな。
原題のままでいいじゃんよ。

とまあ、ウール羊の愚痴はさておき、




結構面白いですよ、これ。




ストーリーは上のコピペを読んで頂くとして(つか、見所がありすぎてうまくまとめられない)、




や、マジでうまくまとめらんねー。
てか、サーちゃんが健気で可愛い。

じゃなくてさ。




アクション映画にしてはストーリーがしっかりしているというか、親子、或いは兄弟といった絆をテーマに持ってきてます。




例えば、ウー・ジンの演じる潜入捜査官。

捜査の途中でバレて、タイの刑務所に送られてしまいますが、叔父のチャンが必死になって助けようとします。




わざわざタイにまで乗り込んできます。
まあ、ここまでの間にいろいろとあるのですが。




トニー・ジャーの演じるチャイは、白血病の娘をなんとか助けたいと、良心を殺して所長の犯罪を見逃してきます。

もしかして娘をなんとか助けられるかもしれない人物に電話をかけますが、




その電話の相手がチーキットでした。




娘をたすけたいけど、このまま犯罪行為を見逃していいのか葛藤するチャイ。




娘を思って涙を流す姿は、とても優しい父親です。




そんなチャイの弱味につけこむ、マックス・チャンが演じる所長。




そして、コイツが悪の親玉ソリマチ・・・じゃなくて、ホン。

血の繋がった弟の心臓を狙う、鬼畜なオニーチャンです。
(オッサンだけどな!!)




アクションもカッコいいのですが、人物やその人物にまつわる背景をけっこう掘り下げているというか、ストーリーも良かったです。

てか、ここまでひどくやられてるウー・ジンとトニー・ジャーって観たことなかったかも。

このように前半は人物の描写に重点を置いている感じでしたが、後半は抑えに抑えたものが爆発する感じで凄まじいアクションが展開します。

まあ微グロは多少ありますが、ウール羊はこれ好きかも。

てか、ドニー・イェンの方は観てないんですよね。
一緒に借りてこようとしたら、一足先に借りられちゃってたというね・・・orz

ドニーの方はいいレビューが付いてるし、ぜひ借りてきたかったのですが。

う~ん、残念!!