スカイリムの街道から【ウィンドヘルム~リフテン⑤】 | ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉

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「スカイリム」はセーブデータが一度消えてしまったので、冒険をやり直してます。

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こんにちは。

“脚折り洞窟” から大慌てで逃げてきた、




ニャン吉です。

まったく、エラい目に会いました。




「だけどな、ニャン吉」

な、なんだよ。

「これから行くリフテン。この街があるリフト地方はフロストバイト・スパイダーが多い地方なんだぞ」

・・・・・・。




遠距離で気づかれてなければ大丈夫さ!!
草の陰からちょっと見えてるだけなら、ちゃんと狙いをつけて矢を射ることができる!!

「なんと消極的な・・・」

だって嫌いだから・・・。

「あ」

え?何?




「直立不動で全然動かないな」

う~ん・・・、ちょっと近づいてみてくれないか。

「分かった」




帝国兵じゃないか。

「もう一人、ボロボロのチュニックにボロボロのズボン、足にフットラップを巻いたヤツがいるな」




「こんばんは。ところでそこの猫」

はい?

「訂正するならば、こんばん “わ” ではなく、こんばん “は” が正しい」

あ!!ほんとだ!!
こんばん “わ” って言ってる!!
こんにち “は” はちゃんと “は” って言ってるのに!!
恥ずかしいニャ!!

「まあ、意味は通じるからいいとして、言いたいことはそれではない」




え?挨拶しただけじゃん!!
理不尽!!
しかも直訳チック!!




「“ストームクロークでは入隊希望者を募集中だ” と」

まあ、伝えるだけなら引き受けますが、ひとつ指摘してもよろしいでしょうか?

「なんだ?この服のことなら、俺のじゃないぞ。俺のカッコいいストームクローク装備は没収されちゃったんだ」

いや、指摘したいのはそこではなくて、貴方手首を縛られてましたよね?

「おう、おかげで背中が掻けなくて困ってるぜ」

うん、それは困りましたね。

でも、




「あ、ほんとだ!!」

自分がビックリしてどうする。




いや、気づけよ。

「それよりどうしよう、いきなり自由になってしまった。これはひょっとして逃げるべきか?」

俺に聞くなよ。




「大人しくしてれば食事にハチミツ酒を一杯つけてやる」

「ほんとか!?早く行こうぜ!!」




「違うのか?」

違わない。
なので俺にもハチミツ酒を一杯ください。

「すまん、今公務中でな。持ってない」

・・・・・・チッ、仕方ない。
手持ちのハチミツ酒で我慢するか。




もっと積みたかったのに!!
モーちゃんが “重い” って言うから!!

「ハチミツ酒の他に、アルトワインやエールも同じくらい積んでたな」




「酒好きはこれだから・・・」

モーちゃん、行くよ!!
早くリフテンに到着して、タレン・ジェイさん特製のカクテルを飲むんだから!!

「ハイハイ、じゃあ乗れ」

フフフ・・・タレンさんのカクテルは美味しいからな。
楽しみだなぁ。