ウール羊は普段TVを観ません。
自分用のTVを持ってはいるのですが、画面に映し出されるのは「スカイリム」の絶景のみ(たまに別ゲーム)。
そんなウール羊が、珍しく観たいなーと思ったドラマがあったのですが、時すでに遅し。
すでに放映が終了してしまったため、血の涙を流したのでした。
それがこれ。
「猫侍」
時は幕末。元加賀藩剣術指南役の斑目久太郎。かつては百人斬りと恐れられた彼も、いまや職にあぶれた貧乏浪人。傘張りの内職で糊口を凌ぐ日々。そんな中、巷では“犬派”と“猫派”が江戸中を巻き込んだ大抗争を繰り広げていた。するとある日、久太郎のもとに、犬派から敵対する猫派の親分が飼っている猫・玉之丞の暗殺依頼が舞い込む。報酬に釣られて引き受けた久太郎だったが、いざ玉之丞の前にしたとき、不覚にもそのあまりの愛くるしさに心打たれて斬ることが出来なくなってしまう。仕方なく玉之丞をこっそり長屋へ連れ帰ってしまう久太郎だったが…。
<allcinema>
監督 山口義高
出演 北村一輝 蓮沸美沙子 浅利陽介
製作国 日本 2014/3
一見、無口で怖そうな久太郎。
あまりというか、ほとんど喋らないのですが、心の声がめっちゃお喋り。
これがまた笑えるんですよー。
この顔でつぶやく心の声は、
『えっ!?(家に)上がってくるの?』
『萌えぇぇぇーーーーー!!』
とか、いちいち台詞が面白いです。
敵の島崎(寺脇康文)も、掴み所のないのらりくらりとした人物で、久太郎とは対称的です。
そ・し・て!!
真の主役(?)玉之丞!!
とっても可愛い白猫です。
そして、もう一匹。
秋田犬の甚太郎!!
正直、この二匹のために借りたといっても過言ではない。
そう!!
ウール羊はモフモフをこよなく愛する(自称)モフリスト。
そこに犬猫その他モフモフがいれば、ウール羊まっしぐらである。
と、自分のことはさておき、実はドラマ版はまだ観てなくて、どんなものかと映画版をまず借りてきたのですが、ものの見事に、
ツボでした。
いやー、いいわーコレ。
ずっと頬が緩みっぱなしだもんね。
甚太郎もモフ可愛いしね!!
途中で久太郎の過去も入れてきて、結構切ないのですが、
この姿でなんだかすべてが台無しに・・・。
つか、怖い顔のお侍が猫と遊ぶとか。
さすが “萌えるサムライ”。
いや、全体を観ればいい話なんだけどなー。
アクションもほどほどにあります。
ここ、カッコいいです。
両者とも達人の設定なので、やはり緊張感があります。
もう、玉之丞と甚太郎を目当てに観たのですが、キャラもストーリーも大満足です。
これはもう、ドラマ版も観るしかないですね!!
ちょっと借りてくる。
※心の中で久太郎が歌う “久太郎のテーマ” も必聴でござる。