こんにちは。
ただいま、依頼品を探しに洞窟へ入ろうとしているけど、場所が場所だけに二の足を踏んでいる、
ニャン吉です。
依頼というのは、カイネスグローブの宿屋の親父から受けたお使いクエストで、とある洞窟で盾を探す、というものです。
ところが、
その洞窟というのが、俺とウール羊くんにとってまさに鬼門中の鬼門。
できれば二度と入りたくなかった場所でした。
なぜってこの洞窟は、
それこそ大中小すべての大きさを網羅した八本足のメタボ生物が、ところ狭しと蠢くまさに地獄の一丁目。
そういう事情からデイドラで一番嫌いなのがナミラですが、そのことは取り敢えず置いておいて、つか、入らなきゃいけないよな、やっぱり。
ちなみに、洞窟の名前はクロンヴァングル洞窟で、カイネスグローブとは目と鼻の先です。
音の具合から、軍団であることがよく分かります。
広い場所に出る度に集団でいるので、
なんというか、背筋が寒いというか、シッポが倍々に膨らむというか・・・。
くっ・・・負けるな俺!!
自分で自分を励ましながら、頑張って撃破していった結果、
よ、よし!!
早くここから出よう!!
ロッジさんに届けないと!!
もう絶対この洞窟には入らないからな!!
すごく、すご~~~く頑張ったんですよ。
「そ、そうか。ありがとう」
猫ヒゲや毛皮に糸がついたり、鳥肌が立っても我慢して、すごくすご~~~く頑張って、しかも卵嚢に手を突っ込んで・・・。
「分かった!!すまねえありがとう!!お礼に防御の極意を教えるから、それでチャラにしてくれ!!顔が怖いぞ顔が!!」
え?そんなすごい形相してましたか?
「なんというか、サーベルキャットよりも怖いぞ」
すみません。
洞窟内に棲息していた生物が苦手だったものですから。
「ほんとごめんなさい。こんどそこに行くときは俺も一緒に行ってやるから」
ほんとですか!!
ありがとうございます!!
それじゃロッジさん。
疲れを癒すために、命の水であるハチミツ酒をあるだけ全部持ってきてください。
「飲むのはいいが、店の物を壊すなよ」
・・・・・・。
善処します。
「今、すごく間が空いたな?」
気のせいじゃないですか?