7月の読書メーター | ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉

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今回はウール羊のゲーム愛に溢れたラインナップとなっちゃっております。

「7月の読書メーター」

2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1120ページ
ナイス数:75ナイス

【文庫】 FBI美術捜査官 (文芸社文庫)【文庫】 FBI美術捜査官 (文芸社文庫)感想
実在の捜査官の回想録だけあって、事件の細部まで細かに書かれており、大変面白く読めました。やはり、美術品泥棒を扱う潜入捜査官だけに、美術品の知識や価値にも精通していなければならず、美術犯罪の捜査官として認知されるまでにかなりの苦労があったことが伺えます。潜入捜査を実行するにあたり、犯罪者と手を組まねばならない事もあるわけで、これは並の精神力では出来ない仕事ですよね。読んでて面白かったのもあるけど、それ以上にウィットマン捜査官がすごくカッコいい!!これは読んで良かった、と素直に思える本でした(^^)
読了日:7月31日 著者:著者ロバート・K・ウィットマンジョン・シフマン訳者土屋晃匝瑳玲子
大神絵草子 絆 -大神設定画集-大神絵草子 絆 -大神設定画集-感想
このゲームが好きな人には嬉しい設定集です。大神アマテラスの勇姿もさることながら、登場人物の可愛らしい姿なども盛りだくさん。アマ公の呼び名を網羅したページもあって「白毛布」呼ばわりには笑った。確かに白いオオカミなんだけどさ(^_^;)これは余談だけど、この大神アマテラス、東日本大震災の復興のイメージキャラクターになってました。なにしろ、ゲームのテーマが「自然は蘇る」ですし。大神様がついていてくれるので、心強いですね!!
読了日:7月18日 著者:
大神絵物語〈其ノ3〉クサナギ伍とドタバタ活劇 (カプコンオフィシャルブックス)大神絵物語〈其ノ3〉クサナギ伍とドタバタ活劇 (カプコンオフィシャルブックス)感想
これはクサナギ伍(ファイブ)というワンコ軍団と、これでも太陽の神様であるアマテラスが村の民を楽しませる(?)べく奮闘する、というもの。ほんとは村を守るために訓練してたはずが、思いとは裏腹に面白い方向へと向かってしまうのはクスリとさせられます。アマ公が神様なのに、巻き込まれてなんか不憫です(^_^;)
読了日:7月18日 著者:沙月ゆう,カプコン
大神絵物語〈其ノ2〉北の戦士と妖怪退治 (カプコンオフィシャルブックス)大神絵物語〈其ノ2〉北の戦士と妖怪退治 (カプコンオフィシャルブックス)感想
怒濤のごとく登録しちゃってるけど、元のゲームをこよなく愛しちゃってるのでもうね・・・!!ゲームのネタも盛り込んでるからファンブックみたいな感じだけど、絵がとても素敵だし、真っ白ワンコのアマ公が可愛い!!毎度のことながら、人助けに奔走するのだけど、ほんと笑う。ちなみに、ゲーム脳なので、ゲームフィルターが掛かってます。
読了日:7月18日 著者:沙月ゆう,カプコン
大神 絵物語―まいごさがしとお祭さわぎ (カプコンオフィシャルブック)大神 絵物語―まいごさがしとお祭さわぎ (カプコンオフィシャルブック)感想
可愛い!!涙目になるほど可愛い!!これ、元になったゲームが凄く好きで、絶景版やって、ものすごく感動して、というかまだクリアしてないけど(クリアするのが勿体ないんだ!!)ついPS2版も気になって探し回ってやっと見つけて買っちゃって(思いの外安くて良かった)つか、感想になってませんね(^_^;)絵本なんですが、主人公の太陽の神様がなんとも可愛い!!ていうか、可愛いとしか言いようがないよ。
読了日:7月18日 著者:沙月ゆう,カプコン
キャット・アート―名画に描かれた猫キャット・アート―名画に描かれた猫感想
絵画も猫なら、解説も猫!!モフモフ大好きなので、読んでて楽しかったです(^^)犬バージョンも描いてほしいなー。
読了日:7月9日 著者:シュー・ヤマモト

読書メーター


一番上の本と一番下の本以外は、ウール羊が「大神絶景版」に対する愛を拗らせた結果なため、大神アマテラスの可愛さにノックアウト!!なゲーマーの同志諸君はオススメ。
ゲームネタあるし、まあ、要はファンブックです。

最後の「 キャット・アート―名画に描かれた猫 」は、猫好きさんたちには堪らない本。
巨匠の絵画を猫でパロっちゃった本ですね。
いちいち入る、猫による解説も面白いので、一度手に取ってみるのも良いかもしれません。
だがしかし、カミングアウトすると、ウール羊は猫も好きだがベストワンは犬です。
獣人はカジートが一番だけどな!!

とまあ、今回は動物もので埋め尽くされたような結果ですが、アマ公の本は別として(愛しちゃってるので)今月読んだなかで一番面白かったのが「FBI美術捜査官」。

これは実在する捜査官、ロバート・K・ウィットマン氏の回想録みたいな感じです。
共著のジョン・シフマン氏はフィラデフィア・インクワイラー紙の記者で、ピューリッツァー賞の最終候補に残るなど、報道関連の賞を多数受賞している方です。

ちなみに、このフィラディルフィア・インクワイラー紙、前半にちょこちょこ出てきます。
実際に起きた事件を多数入れてあるのですが、協力者や同僚に害が及ぶのを避けるため、ありのままを書かずに曖昧にしてある部分も多いです。
が、やはり本物の事件だけあって、緊迫した状況が読み手にも伝わってきて、ぐいぐい引き込まれました。

数ある美術品捜査の中でも一番ドキドキしたのが「オペレーション・マスターピース」とコードネームをつけられた事件で、序章には犯人に信用して貰うために、ウィットマン氏が美術商に成り済まして取引に向かう場面が書かれてます。

この「オペレーション・マスターピース」というのは1990年に起こったガードナー美術館で絵画を数点盗まれた、というもので、コールドケース(未解決)になっていた事件です。
この事件の潜入捜査官がウィットマン氏で、フランスの警察とも協力しあって解決に望みました。
この辺は本を参照していただくとして、美術品泥棒は、他の凶悪犯罪に埋もれがちな地味な事件ですが、ウィットマン氏は歴史に対する重罪である、との信念を持って犯人に対峙しました。
すごくカッコいいです!!

やはり、映画で観るのと実際の事件は違いますね。
映画では面白く見せるためにいろいろ派手にしがちですが、実際の事件は静かに進むぶん、緊張しっぱなしです。

最後までノンストップ、徹夜してまで読んだのはほんと久しぶりでした。
いやあ、面白かったぁ!!