こんにちは。
またしても、モーちゃんに毛皮を狙われている、
ニャン吉です。
まあ、それはそれとして、俺が今いるのはリフテンの馬屋です。
実は、ここを拠点に、
遺跡なんかも見つけて、
ご機嫌になった俺は、リフテンからちょっと離れた山の辺りまで来ました。
そしたら、
人が大量に倒れているではありませんか!!
しかも、なんか、身ぐるみ剥がされそうになってるっぽい!?
なんかヤバいと思った俺は、声を掛けてみました。
ヘイ!!そこの彼女!!
「なにかしら?今、山賊を一網打尽にしたところなのだけど」
へ・・・・・?
上から目線のサルモール大使館員さんが、山賊退治をしているところでした。
身の危険を感じた俺は、それ以上追求しないことにして、その場を逃げ出しました。
ていうか、サルモール大使館員て凶暴だから・・・・・!!
なんとか気を取り直し、森の中に入ってみたら、
助けを求める女性の声が!!
それと同時に、
「観念なさい!!」
の声も・・・・・。
女性が女性を追いかけている?
ほとんど鬼ごっこを彷彿とさせる場面に出くわした俺は、なんとなく参加してみました。
つか、追いつけません。
コイツら、デタラメな脚力です。
男の、しかも獣人であるカジートの俺が追いつけないって、一体なんなの?
息切れしながら、なんとか追いつこうと努力していたら、飛び入り参加が増えました。
そして途中参加のコイツらもスゴい脚力。
ちくしょう!!
俺はカジートだぞ!!
なぜ追いつけない!!
と、思いながら追いかけていたら、鬼ごっこは終了してました。
真相はというと、
吸血鬼と吸血鬼ハンター、さらに俺と、飛び入り参加のドーンガードの追いかけっこで、鬼は吸血鬼ハンターと俺、そして飛び入り参加のドーンガード(三人)の、計五人でした。
なんとなく、多勢に無勢の吸血鬼さんが可哀想になってきたかも。
ていうか、結局最後まで追いつけなかった。
わりとそこがショックだ・・・・・。
しかし、ただ散歩をしてただけでこのような場面に立て続けに出くわすとは。
さすが、盗賊ギルドを抱える街リフテン。
街の外も侮れませんね。