「ちょっと!!そこの猫!!」
へ?俺のことですかニャ?
「この辞典を早く持ってってよ!!」
ちょっと待って下さいニャ。
なんの事だか分からない・・・。
え?辞典?
国語辞典みたいな?
「辞典は辞典よ。とにかく!!アタシはもうあそこに戻るのはごめんなの!!」
「はい、これ。頼んだわよ!!」
ええ!?ちょっ・・・み、水底からの使者さん!!
「頼んだわよぉぉぉーーっ!!」
・・・・・。
どうすんだ、これ・・・・・。
おっと、失礼しました。
こんにちは。
いきなり辞典を押し付けられた、ニャン吉です。
ていうかですね。
俺、通りかかっただけですよ?
いきなりビックリしましたよ。
港を散歩してただけなのに。
ちなみに、今リフテンに滞在中です。
しかし、辞典を返さないことには夜も眠れないらしいので、アバンチンゼルまで返却に行くことにしました。
ていうか、アバンチンゼルとはなんぞ?
マップを開いてみよう。
さすが俺。
すでに見つけてありました。
さて、場所さえ分かれば善は急げ。
リフテンから近い場所にあったので、日がある内に到着しました。
では、中に入ろうか。
山賊さんたちはいなそうなので、モーちゃんにはお留守番しててもらいましょう。
さて、中に入ったのですが、
妙に静かです。
もう少し進んでみます。
どうしよう。
不気味ちっくになってきました。
ん?なんか音が聞こえて・・・?
ドワーフの遺跡にありがちの、ちっこい機械が突撃してきました。
ビックリするじゃん。
やめてよ。
さて、ちっこい機械のドワーフ・スパイダーを破壊したので、先へ進めそうです。
・・・・・まさかファルメルなんていないよな。