ビトレイヤー | ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉

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大雪のせいで延滞金を支払う羽目になった映画。

チクショー・・・orz

「ビトレイヤー」




隠遁生活を送る老練な元強盗と、かつて彼に煮え湯を飲まされた若手刑事が、思いもよらぬ陰謀に巻き込まれたことで図らずも手を組み、巨大な組織に立ち向かっていくさまをスタイリッシュに描いたクライム・サスペンス。
 逃走する大物犯罪者ジェイコブ・スターンウッドを一人で追い詰めたマックス・ルインスキー捜査官だったが、あと一歩のところで膝を撃たれて捕り逃してしまう。3年後、隠遁生活を送っていたスターンウッドが、息子のルアンが事件に巻き込まれたとの知らせを受け、潜伏先のアイスランドからロンドンへと舞い戻ってくる。3年前の事件がトラウマとなっているマックスは、この千載一遇のチャンスを逃すものかとスターンウッドを待ち構えていた。ところがそんな2人を、政府をも巻き込んだ巨大な陰謀の渦が呑み込んでいく…。
<allcinema>

監督 エラン・クリーヴィー

出演 ジェームス・マカヴォイ
   マーク・ストロング
   アンドレア・ライズブロー

製作国 イギリス/アメリカ 2013/5




リドリー・スコット製作総指揮となっていたので、つい借りてしまったのですが、




期待を裏切りませんでした。
なんだこれ。
面白いじゃん。




まず、映像がスタイリッシュ。
ハリウッド映画だとかなりアクションが派手ですが、こちらはガン・アクションにしても、派手さはないもののカメラワークで緊迫感を出してます。




主人公もよくありがちのタフなヒーローではなくて、過去の事件でトラウマを持っている刑事。

捜査線上に因縁のある元強盗が浮かぶと、やはり冷静ではいられなくなり、暴走してしまいます。




その元強盗は、事件に巻き込まれたらしい息子を助けるために、元仲間と一緒に真相に迫ります。




中盤まではそれぞれが刑事として、もしくは息子を助けるために真相を探っていくのですが、とある出来事をきっかけに共闘します。




一方は息子のために、一方は刑事のプライドをかけて。

いやあ、ジェームス・マカヴォイとマーク・ストロング格好いい!!

ラストは、ウール羊的にはちょっと消化不良だけど、久々に借りてアタリだった映画です。




途中で挟まれる夜景が綺麗なんですよ。

ちょっと映像が暗めですが、それがいい感じで作用してると思います。

なかなか満足度の高い映画でした。