こんにちは。
ニャン吉くんの災難なんて、ニャン吉くんの災難なんて・・・!!
他人事だと思って!!
ウール羊くんだってビビリーのくせに、ビビリーのくせに!!
大事なことなので二回言っちゃった、
ニャン吉です。
ええ、気持ちよく眠れました。
お陰さまで自慢の毛皮も猫ひげもツヤツヤ、ピカピカです。
さすがタイバー・セプティムの宿泊した部屋。
寝心地バツグンでした。
でも、なんなんですか。
この状況。
と、叫び声がしたのでエイディスさんとマセガ・・・じゃなくて、スクリくんの視線の先を見てみたら、
つか、なんで朝っぱらから出てきてんだよ!!
普通は夜だろ!!
「・・・うーん、ここはタイバー・セプティムも宿泊したことのある宿。きっと兵士も連れて来たはず。てことはアイツは・・・」
え!?じゃあ、あの幽霊はタイバー・セプティム・・・!!
そっちかよ!!普段はノミのように小さい心臓の俺もちょっとワクワクしたのに!!
「ちょっと、アンタ話しかけてみてよ」
えぇぇ~?
もー、しょうがないなぁ・・・。
明るいうちに出てくるんだから大丈夫だよね?
あ、こっち見た。
「ヒャルティじゃないか!!」
え?俺、違う・・・。
「オレのこと、覚えてねーのか!!」
いや、覚えてるもなにも初対面だし、亡霊に知り合いはいない・・・。
「早く剣を出せ。兄弟の誓いを・・・」
人の話を聞けよ!!
俺をヒャルティて人物と勘違いしているうえ、なんだか剣に固執しているようなので探してくることになりました。
やれやれ。
スルーして祟られても困るしなぁ・・・。
てなわけで、こんな遺跡に来ているのですが、
ダンジョンじゃなかったので面倒な探索にはなりませんでした。
フォースウォーンはいたけど。
さ、ヒャルティの剣も手に入れたし、とっとと戻りましょう。
「これで俺とお前は兄弟だ、友よ!!」
はあ・・・。
「はぁ~・・・これで思い残すことはないぜ!!」
うん、よかったね。
でもさ・・・。
なんでパン食ってんだよ!!
亡霊だろ!?
透けないのか?つかちゃんと物を持てるのか!?パンに手が貫通しないのか!?
「気にしちゃダメだ」
なんか、亡霊っぽくないなぁ・・・。
楽しそうだし、まあいいか。