やれやれ。
ぺライトさんにはひどい目に遭わされました。
う~……。
まだクラクラする……。
気を取り直して、今度は楽しそうなクエストです。
“ドーンスターの博物館へ行く”!!
どんな博物館なんだろう。
今からワクワクします!
バッサバッサバササ!!
!!!
ドラゴン!!
これはいけない!態勢を整えて……。
さあ!!来るがいい!
…………………………。
バッサバッサバッサバッサ(スル~)。
……………………あれ?
俺の頭上を素通りしていきました。
完全にスルーされた形です。
なんで?
“ワーワー!!”
“ギャーギャー!!”
“ドスンバタン!!”
“キュウ……”
「フッ…。この目で見るまで信じられなかったよ」
と言っているのはドロマラシさんじゃないですか。
うーん。暗くて誰が誰だか分かりませんが。
どうやら人が大勢いるところに関心がいっちゃったらしいですね。
自慢げにフロストブレスを炸裂させようとしたら、アハカリさんグループのカジートキャラバンとドーンスターの住民の共闘に会ってしまい、相手をKOするつもりが自分がKOされてしまったようです。
苦労せずにドラゴンソウルが吸収できて、今日は俺ラッキーな男かも。
さあ、博物館に着きました……?
パンフレットに“普通の家”と書いてあったので、それなりの建物を予想はしていましたが、普通過ぎませんか?
…………嫌な予感がする。
あのー、パンフレットを見て……(汗)
「おお!よく来たな!最初の来館者だ!ゆっくり見学してくれ!さて、説明するとここはペラペラペラペラペラペーラ」
…………………………………………。
「うむ!それに目をつけたか!そのローブは生け贄の血がペラペラペラペラペラペーラ」
…………………………………………。
「ぬっ!!さすがに目が高いな!!それはオブリビオンの紋がついた鞘でペラペラペラペラペラペーラ」
……………………………(おかしい)。
「おお!!それは燃えてしまった古いペラペラペラペラペラペーラ」
……………………………(なぜだ)。
「なんと!!それは現存する唯一のペラペラペラペラペラペーラ」
……………………………(全然頭に入ってこない。これはまずいぞ。いい加減で何か相づちを打っとかないと)
「そんなわけで、クエストを頼まれてくれ」
はい…………って、エッ!!?
………………うそ~ん(涙目)。
俺……、アンラッキーかも……。