ええ。
ケッシュさんは悪くありません。
悪くありませんとも。
俺が“爽やかな好青年”で頼み事や親切からやってくれる事を断り切れない“宇宙のように広い心”を持っているせいです。
なので断りきれず、ケッシュさんが作った香料を吸い込んでしまいました。
そしたら、
うぉぉ~……。
目が回っちゃうぜ~……。
ユーレーみたいなのが見えるぅ~……。
「ニャン吉、許せねー奴いるんだけど足腰立たねーくれーにシメちゃってくんね?」
いや、ソレよりも目の前の“ぐるぐる”何とかして……。
つーか、アンタ誰よ……。
「んだと?さんざんケッシュが言ってたじゃねーか。ぺライトだよ」
ぺライトさん“ぐるぐる”気持ち悪い……。
「はいと言うまでこのままだもんねー」
……はい。
「シメてほしい奴はオーチェンドールな!」
というような(一部話を作ってるけど)やり取りがあって、近くにあるブサーダムズに来てます。
なんか釈然としませんが、まあ依頼されちゃったし……。
綺麗な建築なので、クエストじゃなきゃゆっくり見学したいところなのですが。
ドゥーマーの機械も襲撃してくるし。
デカい水道管みたいなのが通ってますが。
ドゥーマーって機械技術が凄かったんですねえ……って感心している場合ではありません。
オーチェンドールを探さないと。
あ、いましたね。
うまい具合に後ろ向き。
隠密で近づいてボコッちゃえ。
やれやれ、あとは報告だけですね。
もう少し建物を見学したいですが、早く戻るとしましょうか……。
ヒュ~~~、ポトッ。
…………空からハグレイヴンが落ちてきたんですけど。
超常現象……?