20240620「カナダの学生ビザ制限、人口急増を緩和-外国人留学生の数が減少 | 前山和繁Blog

前山和繁Blog

てきとうな読書記録その他。勝手にどうぞ。引用などは作法を守っているのであれば、ご自由にどうぞ。

このごろ、過去に書いた記事の誤っている箇所が気になり始めてきた、直したい箇所もいくつかあるが、なかなかできないでいる。

英語学習の記事も時折書くことにした。

カナダの学生ビザ制限、人口急増を緩和-外国人留学生の数が減少

 

 

 

カナダのトルドー首相が留学生という形式の移民政策にやや歯止めをかけることに。人口増加速度に住宅の供給と公共サービスの供給が追いついていないなら、その国や地域の人々からすれば迷惑でしかない。2024年時点でカナダの人口は4000万人にまで増加している。私は以前カナダの人口が3000万ほどの頃にカナダの人口がこの2倍から3倍くらいにならないと国として不完全だろうというような記事を書いた。いずれはカナダの人口が6000万人を超えていくのだろうが、2024年時点で住宅の供給が足りていないというなら、留学生受け入れは抑制するしかないのだろう。

 

国を支えるのはエネルギーであって生身の人間の頭数ではない。しかし、人口という言葉を前面に出して正義感を満たそうとしてくる人々がいる。

 

 

*

 

日本に先進国という分類を当てはめるなら、女性の地位や所得は日本の男性より確実に低い。そして女性の4年制大学進学率は2007年くらいまで40%に到達していなかった。英米であれば女性の大学進学率は一貫して日本よりも高かった。

 

そして、それにもかかわらず、日本の合計特殊出生率は英米よりも一段低い。

 

日本を先進国型の社会と見做すなら女性の4年制大学進学率が低い時代が長かったことや女性の国会議員比率が低いことや、女性の平均賃金が男性より低いことが、矛盾になってしまうはずだが、意に介さない人が多いというのが、私からしたら不可解。

 

デフレによる生産性の上昇速度の低下が女性が就ける可能性のある雇用の質を引き上げられずに今に至っているのである。

 

だからデフレが解消されれば4年制大学を卒業している女性たちの活躍の場が広がるはず。そして女性の所得が一段上昇し、合計特殊出生率もいくらか回復するだろう。

 

 

 

 

https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2013/04/17/1333454_11.pdf

 

 

https://www.gender.go.jp/policy/positive_act/pdf/sankou2_23_09.pdf