20240601「田崎史郎氏、小池百合子知事の出馬表明先送りは「その手には乗らないわよ、 | 前山和繁Blog

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このごろ、過去に書いた記事の誤っている箇所が気になり始めてきた、直したい箇所もいくつかあるが、なかなかできないでいる。

英語学習の記事も時折書くことにした。

田崎史郎氏、小池百合子知事の出馬表明先送りは「その手には乗らないわよ、ということ」と分析

 

 

 

東京都知事選というのは有名人の知名度確認テスト。

 

1995年に都知事に当選した青島幸男以降、石原慎太郎、舛添要一、猪瀬直樹、小池百合子と全員、何らかの形でTVに出演していた人々。この人たちの知名度確認テストが東京都知事選。

 

以前も書いたが、小池百合子の学歴については2024年時点で70代の女性たちからすれば高校に進学すらしていない人々も多いのだから追求する意味がない問題。学歴詐称疑惑の追求をしている人々は手続きを踏んで入学し卒業した人たちを蔑ろにしているという、つもりなのだろうが、2024年時点で70代の女性たちの大半は高校に進学すらしていないのだから学歴詐称疑惑という言葉に何の感受性もない。

 

そしてそういった高齢の女性の有権者の票を獲得できれば都知事選には当選できてしまう。

 

自公の組織票がまだ機能しているのか機能不全になりつつあるのかも都知事選の票の入り方で観察できる。

 

都知事というのは実体的な権力など、あってないようなものだが、各種メディアが集中している東京都内から注目される度合いが非常に大きい。衆議院選挙よりもメディアからもたらされるイメージが色濃く反映されてしまう独特な選挙である。

 

*

 

北海道の定時制高校に通学している生徒に対して事実と異なる勝手な病名をつけてしまった教員がいる。

 

そして、

 

倉本博史教育長は「報告書を踏まえて、当該校はもとより、全ての道立高校における再発防止を徹底していく」

 

というコメントもされている。

 

私は、この生徒の診断書については、教員が検査などできるはずがないから誰か医師に頼んだという解釈をしているが、詳細がわからない。

 

どういった理由にせよ、事実と異なる病名をつけてしまったら、のちに負荷がかかるのは、その生徒を診ることになる医師である。以前から何度も書いたように医師なら病院に通っていた患者が亡くなった時になぜ亡くなったのかの確認までしなければならないという責任を負っている。しかし、当然のことながら教員はそんな責任を負っていない。だから事実と異なる病名を公文書に記載してはならない。公文書偽造の問題のみではなく、事実と異なる病名を公文書に記載されてしまった生徒を診なければならない医師への負荷について全く意に介していない人が多いのが気になった。

 

これが学校の教員であれば教え方がおかしくて学力が低くなってしまった生徒が出ても全く不問にされるのが当然なのだから、教員と医師とは全く性質が異なる職である。

 

この事件の発端となった教員が実名を出して報道機関からの取材を受けられない事が、この教員の言い分に理がないことを暗に証明している。