20230102日本人は「世界一礼儀正しい」が「世界一イジワル」だった…「自分の利益より他人 | 前山和繁Blog

前山和繁Blog

てきとうな読書記録その他。勝手にどうぞ。引用などは作法を守っているのであれば、ご自由にどうぞ。

このごろ、過去に書いた記事の誤っている箇所が気になり始めてきた、直したい箇所もいくつかあるが、なかなかできないでいる。

英語学習の記事も時折書くことにした。

 

日本人は「世界一礼儀正しい」が「世界一イジワル」だった…「自分の利益より他人の不幸を優先する度合い」を測る実験で「日本人ダントツ」の衝撃結果

 

 

 

日本人は対話そのものを拒絶している人が多い。誰かが何らかの意見を言って賛成するか反対するかは個々人で好きにして構わないはずなのが、相手がこんなふうに答えるはずだと決めてかかっている人がいたりもするから、問いかけに応じたくなくなる。

 

事のはじめの部分で、反対してはなりません、という雰囲気を出している人が何か言ってきた時に、その不自然さを咎める意見を面倒ごとと感じてわかりやすく説明したくない人が多い。

 

日本語に組み込まれている敬語というものは、何らかの家屋敷の床の上にいる人に対して家屋敷の庭という低い場所から発言しなければならない客が自分を低めて相手を高める言葉遣いをしなければならなかった都合もあって整えられてきている。そういう上下が染み付いている社会で対話が成り立つ場面は少ない。

 

そして日本人の多くは利得の計算にも疎い。

 

本当にお金、所得があれば私的空間の秘匿性の確保ができるということを飲み込めていない人が多いほどに世間が窮屈だった年長者が多いし、ある程度若い世代であっても、貧困層や貧困までいかなくとも所得が多くない人々が多く、私的空間の秘匿性の確保と、職場における空間及び情報の秘匿性の確保の可能性というのが飲み込めていない人も案外多いのだろう。

 

選挙にしても高齢者によって支えられている組織票の影響を小さくしたいなら若い層が投票すればいいのに若い層の投票率が低いというのも多く日本人の利得への無理解の反映。

 

利得の変化を理解できる日本人が多いなら消費税減税もすぐに実現するのに、利得というものに無自覚で損をしているのに気づけないでいる。利得の一貫性を理解しているなら消費税率が高めであることを望み円安になり過ぎない状況の中で米国株を買えばまとまった資産を作れる。しかし、その立場は日本の生産性が上昇しないことを受け入れることでもある。

 

消費税率を引き下げるなら日本の生産性が顕著に上昇し、日本経済が正常化し多くの日本人が2024年1月時点よりも高所得になる。この立場になりたくないというのは損をしていいということだが、そういった利得の変化すらわからない日本人が多い。

 

高めの消費税率で円高を望み米国株を買うのと、消費税率引き下げで生産性を上昇させるのとでどちらに理があるのがわからない日本人が多い。

 

*

 

何度も書いたように在日米軍の軍人軍属が大麻を使用したとしても日本の警察は入れない。在日米軍の軍人軍属の大麻使用率が0にならない以上、日本国内の法で大麻使用を禁止するのは何の実効性もない。

 

そして、在日米軍は日本から全て米国に移動させてほしいと主張する人は少数しかいない。

 

なぜ日本人というものはこんなに政治的な事実を理解したくないのか気になる。

 

 

*

 

2024年1月1日に発生した地震の動画には日本国外からもコメントがある。

 

発生後の被害が最小限になるように避難場所の確保と医療の確保を最優先にしてほしい。