首都圏青年ユニオン声明「秋田書店「見解」はブラック企業の開き直りである」
読者プレゼント「50人」実際はたった3人 秋田書店に消費者庁が措置命令
秋田書店は女性向け漫画雑誌、「ミステリーボニータ」、「プリンセス」、「プリンセスゴールド」の読者プレゼントの当選者数をそれらの漫画雑誌に過小に記載していた。
2名に当たるはずのプレゼントを1名にしか発送せず、誌面には架空の氏名を当選者として記載し、2名にプレゼントを発送したかのように見せかけていた。秋田書店は、それ以外にも、同様の不正を多数行っていたようだ。
そういう不正を内部告発した秋田書店の女性社員(28)が、秋田書店に懲戒解雇された。
元社員の女性は近いうちに秋田書店に訴えを起こすつもりのようである。
私は、このニュースが報じられるまで、「ミステリーボニータ」、「プリンセス」、「プリンセスゴールド」という漫画雑誌の存在を知らなかった。
それらの漫画雑誌の印刷部数はどうなっているのだろうか。
商業出版物の印刷部数は、すべて公表しなさいという、ルールを設けてほしい。
印刷部数がわからないのでは広告主がどの程度の費用をかけて広告を出せば採算が合うのかわかりにくいはずである。
プレゼントもスポンサーが出しているケースがあるだろう、印刷部数すらよくわからずにプレゼントを出版社に提供するというのは、結構、大変なことかもしれない。
商業出版物の印刷部数公開のルールがないことが、今回のプレゼント当選者の表示の不正事件につながったのかもしれない。
印刷部数が公表されていればスポンサーはプレゼントの提供を印刷部数に見合った量だけ提供することにするだろう。
そうすれば、少数しかいない読者に過剰な期待を抱かせないですむ。
追記。読み返してみると意味不明な記事になってしまっているの説明を書き加えることにする。
プレゼントの用意はスポンサーが提供することもあっただろうし秋田書店自身が用意するということもあったのかもしれない。
スポンサーからプレゼントが提供されていた場合。
この事件の漫画雑誌の出版社は、スポンサーからプレゼントを読者プレゼントの表示通りに受け取って横領したのか、それともスポンサーから受け取った以上の数のプレゼントを読者プレゼントのページに記載したのかどちらかなのだろう。
スポンサーが渡した数量以上にプレゼントがあるという表示をした場合、スポンサーの人間が雑誌を見て確認しさえすればプレゼント数及び当選者数の表示のおかしさに容易に気づかれてしまうだろう。
秋田書店の人間が横領をしていた場合は、スポンサーはプレゼント数及び当選者数の不正に容易に気がつかないだろう。
どうちらなのだろう。両方が複合した不正もあるかもしれない。
それからプレゼントは秋田書店自身が購入して用意していた場合には、これもスポンサーには不正は容易に見抜けない。
株式会社秋田書店に対する景品表示法に基づく措置命令について
↑を見ると秋田書店は総額で結構な額の不正をしている。真相はどうなっているのだろうか。
秋田書店は漫画だけで成り立っているような出版社である。
いわば、かたぎとも言えないような会社である。不正があるのがむしろ当たり前ぐらいに思っていた方がいいのだろう。
そんな差別的な意見を書いてはいけないのかもしれないが、私はそういう感想を持った。
サービス残業などの違法行為もすごくありそうな気もするが、実態はどうなっているのかはわからない。
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