以前、学びの場にて
ちょっと面白いなと思うことが
あったんですけど、
「自分は〇〇な人だ」の
〇〇に当てはまる性質を
思いつく限り書き出す
というワークがあったんですね。
これは、あまり深く考えずに
思いついたままポンポン
書き出すといいらしいので
（制限時間1分くらい）
あなたも、良かったら
やってみてください
いいですか？？
思いつく限り書き出したら、
それぞれの性質の中で
「そんな自分いいな」「好きだな」と
自分が好意的に感じる項目に
◯をつけるんだそうです。
あなたは、何個、◯つきますか？
これは、◯の数が多ければ多いほど
自己肯定感が高いそうなのですが、
私ね、これやってみたんですけど、
書いた項目全部に◯してたんです
↑「どんだけ自分のこと好きなんだよ！！」
ってツッコミが入りそうなんですけど笑
でもこれ、私が面白いなと思ったのは、
その時の私は別に、
自分の長所や良いところばかり
書いてたわけではなかったんですよね。
例えば、「変人」「奇人」「ヲタク」とか
（はい、自分のこと変人奇人のヲタクって思ってます
←）
「ポンコツ」「空気読めない」とか
「意外と子どもっぽい」「怒りっぽい」
「計算できない」「普通じゃない」とかw
そんな感じで、
長所と同じくらい、
短所（と、一般的には思われるであろう性質）も
結構書いてたんですよ。
でも、最終的には
そこにも全部、◯がついてて。
あーーこれが
「自分を好きになる」ということなんだな
と、妙に腑に落ちたんですよね＾＾
自己肯定感を上げるために
「自分の良いところを見つけよう！」
「自分の魅力や強みを知ろう！」
と努力する方も
よくお見かけするんですけど、
確かにそれも間違いじゃないし、
自分の良さや魅力を知れたら
自分を好きになれるかもしれませんが。
でも、私が思うに、
自己肯定感を上げるためには
自分の長所や魅力や強み（＝プラス）を
見つけることよりも
自分の短所や自分が嫌だな〜と
思っているところ（＝マイナス）を
自分で受け容れることの方が
心の肯定感が大きいなーーー
と、思うんですよね。
ただ、誤解してほしくないのは、
短所のことを "好きになる" 必要はない、
というところで。
たぶん「自分を好きになれない」
と悩んでる方って、
自分の嫌なところも
無理に好きになろうとして、
つまづいてるんじゃないかなと
思うんですけど、
そうじゃないんですよね。
別に、好きにならなくてもいい。
ただただ、
「ああ、それも私よね」と
フラットに受け容れるだけで良いんです。
上に書いた、私の短所も、
数年前までは本気で嫌ってましたし、
直さなきゃ抑えなきゃと思ってました。
でも今は、その性質に対して
「そんな自分も好きだわ〜w
」
「ま、そういうところあってもいんじゃない？」
「いやぁ、おもろいわーw
」
みたいな感覚があります。
でも、そういう自分を
受け入れ始めた頃の感覚は、
そんな前向きではなくて
「あーー・・これも私、かぁ〜〜」
「しゃーない、これで生きていくか〜」
みたいなね。そんな感じでした。
好きでもないけど、まあ嫌いでもない。
肩の力が抜けた「諦め」に近い感覚
です。
いきなり好きにならなくていいから
まずは自分の嫌なところに白旗をあげる。
ただ、そうなんだと認める。
これが最初の一歩だったな、
と思います。
あと、これは
短所を受け入れたことある人は
共感してくださると思いますけど
（自分が思う）自分の短所って実は、
才能や魅力の宝庫だったりするんですよね。
なので、
自分の才能や魅力をお仕事に生かしたい、
という方は尚のこと、
短所と向き合ってみるのは
オススメですよ
自分の長所も短所も才能も魅力も
結局はぜんぶ「自分」の一部、
ですからね。
せっかく「自分」に生まれてきてるなら、
ぜんぶ使い切ったら楽しいと思います
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高橋 佳那
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