あ。先に、警告しておきます。
めっちゃ長いです
自分でも書いてて、
これ誰の役に立つのかなとか
途中よぎったんですけど
でも、チワワ前者姫を育ててる
私にとっては有益な情報ばかりだったので
きっと誰かの参考にはなるだろう、
ということで載せることにしました。
後編は分かりやすくするために、
心理士さんと私の会話形式で
いこうと思います。
以下、
心理士さん→心
私→私
です。
心「（前回の相談から）この数か月で
本来なら、
癇癪の頻度が増えてもおかしくないんです。」
私「えっ？！どういうことですか？」
心「成長して能力が上がった分、（情報を受信する）アンテナの数も増えますから
いろんなことがより分かるようになり、
より気になるようになります。
なので、そことのバランスが取れないと、能力が上がったことで、むしろ癇癪が増える。ということも成り立つんです」
私「な、なんと・・・
」
（確かに、ここ数か月は変わらないけど、
２歳～３歳の頃と比べれば、
癇癪の頻度は確実に増えている…）
心「他の子と比べて明らかに
アンテナが多い子というのは、いるんです。
そうすると、他の子はスルーできることでも、アンテナの多い子は、全部引っかかっちゃう。
スルーできないんです、
勝手に自動受信しちゃうので。
※↑これたぶん、前者さん全体に
当てはまるんじゃないかな？
だから、その情報量をコントロールする
ツールとか、手段が必要で、
たぶんそれを全部、お母さんに求められちゃうんですよね。」
私「コントロールや手段を求められる…？」
心「そうです。（受信した情報）何とかして！っていうのを全部、お母さんに求めるので、
何をどんな風にお母さんが上手にやってても、
娘ちゃんにとっては全部お母さんのせい。になっちゃう。」
私「わぁあーその通りですー
」
心「だけど最近、癇癪が減ってないけど
増えてないということは、
お母さんの工夫（※カレンダーを使ったりなど）の
コントロールのツールが
機能しているということなんですよね。」
※春から、娘用にカレンダーを使って、
先々の見通しが立てられるようにしてます↓
（うーん。本当は癇癪が増えるのが
当たり前のところを、頻度を
抑えられているということか・・・）
私「娘は、私が少しでも、
自分の気持ちを分かってくれてないと感じると、途端に癇癪を起すんです。」
心「娘ちゃんには、お母さんと私は一心同体、共同体である、という前提があるんです。
つまり、お母さんとの間に境界線を引けてないんですね。
この境界線が、他人（母以外）との間には、その逆で線が引かれ過ぎている。
だから他人には癇癪を見せないというのは、そういう理由からなんです。
で、自分とお母さんは一心同体で、つまり自分の気持ちはお母さんは何でも分かっている、という前提ができているので
自分は分かってるのにお母さんは分からない、ということは許さない。という構造になるんですね。」
私「ああ、それでか…
（←いろいろなことが思い出される）
なんというか、毎日、ものすごく理不尽なハラスメントを受けているような気持ちになってくるんです
」
心「うんうん、そうですよね…。
娘ちゃんにとっては、お母さんと私は一心同体で、同じ人間のくくり（←衝撃‼️）なんです。
でもお母さんからしてみれば、娘ちゃんとは、
どんなに絆が深くても違う人間であり、
まったく100％同じ考えを持ち行動するわけではない、ということが分かってますよね。
そこの前提が食い違ってしまうんです。
だから娘ちゃんは、ママが自分の意に反することを、考えたりやったりすることが許せないし、
ママは私のことは、言葉にせずとも分かってるよね？と思っている。（←その通り！！）
だからこそ、理不尽なハラスメントになってしまうんですよね。」
私「なるほど…
あの私、娘に対してすごくイライラしちゃうし、怒鳴っちゃうんですけど…
どうしたらいいんですかね…」
心「無理もない話だと思います。。
気に入らないことがあると全部お母さんのせいにされちゃいますし、忘れてくれないし。
今は相当、苦しい時だと思います。。
実際、娘ちゃんは、すごい手強いと思います。
しかもその手強さを外では見せないので、誰にも共感をしてもらえないでしょうし。
出来てますよ、になっちゃいますしね～」
私「療育では、代弁して寄り添ってくださいとしか言われなくて…」
心「うーん。それよりむしろ、
距離を置く、境界線を引くということを意識してみると良いと思います。
もちろんこれ、100％絶対に上手くいくなんてことはないんですけど…
癇癪のスイッチが入ったら、
『お母さん、閉店しました』って。
で、『落ち着いたら、話聞きます』って。
だから必要なのは代弁することではなくて、
そこの境界線を明確にしてあげることなんですね。」
私「あー、たまにトイレや寝室に籠ったりすることは、やります。」
心「いいと思います。受信しちゃう子は、目から情報が入るので。
お母さんが視界に入っている限り、刺激になってしまうんです。
それを本人から視界を閉じることはできないので、むしろ閉じてあげたほうがいい。
物理的にお母さんが見えないようにして、
刺激を少なくしてあげた方が早く落ち着いたりします。」
（↑これ、意外じゃない？！
なんとなく刺激しない方がいいと思って、
直感で放っとくことはあったけど、
理にかなってたんだーー！
）
私「あとは子どもを怒鳴ってしまうことで、自分を責めてしまうんですよね。
何か悪い影響を与えていないか心配になってしまって…」
心「なるほど。。
でも、娘ちゃんの場合…
お母さんの方がむしろ、被害を受けていると思います。笑」
私「・・・・・・えっ？」
心「だって娘ちゃんは、お母さんにぶつけられますし（笑）
成長の観点から見ても娘ちゃん側からすれば
それだけお母さんに何でも言えて良いねっていう話ですし（笑）」
私「うわ、そうか…！！
えーじゃあ私、
加害者だと思っていたら被害者だったんですね…！！
（爆笑）」
心「そうですよ。そもそもママに怒られても響いてないですし（笑）
どんなに怒られても、娘ちゃんはノーダメージ❗️ですからね（笑）（←ノーダメージ？！
）
お母さんとは一心同体、同じ人間のくくりなので、
怒られたとしても対等なんです。自分の中の癇癪と同じ。
だから、なんでお母さんが怒ってんのよ！怒ってるのは私なのよ！
くらいの強気な感覚。」
私「あーー！！だから、
私の顔色を伺うことをしないのか！
え、じゃあ自分の所有物くらいに思ってるってことですか？？」
心「そうです、そうです（笑）
なので、怒っちゃっても、そこで罪悪感を感じて どうしよう？というよりは
ああ私は被害者なんだから、上出来だ。くらいに思ってください（笑）
癇癪を起こしたら、「じゃ、ここまで！」と刺激をカットしてあげて、
娘ちゃんが一人で感情を収められるようにサポートする。
そして、なるべくお母さんの被害を最小限に食い止める。
代弁は、しなくていいです。
代弁されても、本人も理由よく分かってないですし（笑）
余計な刺激になってしまうだけなので。」
こんな感じで、終わりました。笑
一番、視点が大きく変わって
気持ちが楽になったのは、
私は被害者だった(笑)というところ。
変な話ですけどね。
心理の業界では、さんざん、
被害者意識を抜けるように言われるのに。
でも、心理士さんの話を聞いていて、
チビ師匠の言動を振り返ってみると
めっちゃ束縛の強い
モラハラジャイアンでしかなくて。笑
（元旦那そっくりだわ…）
そう思ったら、笑えてきたし
怒鳴っちゃう加害者としての
罪悪感は吹き飛んで、
ああーーほんと、
被害を食い止めなきゃって
前向きになれました。
良い心理士さんに出会えてよかったなぁ
この記事が、どれだけの人の
役に立つのかはわかりませんが。
超長文、最後まで読んでくださり
ありがとうございました
七咲佳那