デイミアン·チャゼル 「バビロン」(2022) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【作品紹介:「映画.com」より引用。】


「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督が、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストを迎え、1920年代のハリウッド黄金時代を舞台に撮り上げたドラマ。チャゼル監督がオリジナル脚本を手がけ、ゴージャスでクレイジーな映画業界で夢をかなえようとする男女の運命を描く。

夢を抱いてハリウッドへやって来た青年マニーと、彼と意気投合した新進女優ネリー。サイレント映画で業界を牽引してきた大物ジャックとの出会いにより、彼らの運命は大きく動き出す。恐れ知らずで美しいネリーは多くの人々を魅了し、スターの階段を駆け上がっていく。やがて、トーキー映画の革命の波が業界に押し寄せ……。



【あらすじ:「Wikipediaより引用。】


1926年のカリフォルニア州。メキシコ人の青年マニー(ディエゴ・カルバ)は、映画スタジオの重役が豪邸で開いたパーティーにスタッフとして雇われる。招待状のない「はすっぱ」な女性ネリー・ラロイ(マーゴット・ロビー)を独断で屋敷に招き入れる。そこでマニーは、女優志願のネリーと意気投合した。


翌日に撮影を控えた若い女優が、屋敷内で麻薬中毒により意識不明となった。重役はパーティーで目立っていたネリー・ラロイを急遽、代役に選ぶ。ネリーは酒場で踊るだけの役だが体当たりで演じ、新人女優としてチャンスを掴む。


ある日、パーティーに参加していた無声映画スターのジャック・コンラッド(ブラッド・ピット)が酔い潰れ、マニーは自宅まで送る役目を命じられる。長く続く重要な仕事に携わりたいという夢を持つマニーは、そのままコンラッドに付いて撮影現場に向かい、雑用を有能にこなすことでスタッフとして採用された。


1927年、トーキー映画が発明された。コンラッドも喋る演技に挑戦したものの、映画は不評続きでトップスターの地位も揺らぎ始めるコンラッド。ネリーも「カエル声」と揶揄され、持ち味だった「はすっぱ」な演技も飽きられた。


その後、マニーは、ライバル会社であるキノスコープ社に引き抜かれたネリーと再会する。落ち目なネリーを女優として返り咲かせるために、上品な路線へのイメージチェンジが図られたものの、本人はそれに耐えられずに重要なパーティーで醜態を晒してしまう。


1932年、コンラッドは主演映画の立て続けの失敗から、ゴシップ誌に「終わりだ」と書き立てられ…。



【感想】
トーキーになる直前のハリウッド黄金期/全盛期を、デイミアン·チャゼル監督が喧騒と猥雑の中に描くハリウッド史絵巻的映画。前作の「ファースト·マン」 (2018) が、月に降り立った最初の人間、アポロ11号の船長ニール·アームストロング、を静かに内省的に描いたのとは対照的であり、にわかには同じ監督の作品とは思えない。前作が徹底的にアームストロングから見た月着陸のリアルを追求したとすれば、今回は、群像劇であり、一種のファンタジーに思える。
映像はパワフルでさすがに表現力·想像力に溢れているのだが、ちょっと猥雑さとお下品さが行き過ぎて、暴走している感が拭えない。例えば、象の糞まみれになる様なエピソードは要るのだろうか…。
マーゴット·ロビーもいつも、自己主張が強くて、行動的で、勝ち気な役が多くて可哀想な気がする。もっと静かな女性の役をやらせてみたい(笑)。



【スタッフ·キャスト等:「映画.com」(⬆)「Wikipedia」(⬆)より引用。】

スタッフ
監督·脚本:デイミアン·チャゼル
撮影:リヌス·サンドグレン
美術:フローレンシア·マーティン
音楽:ジャスティン·ハーウィッツ
キャスト 
ジャック·コンラッド:ブラッド·ピット
ネリー·ラロイ:マーゴット·ロビー
マニー·トレス:ディアゴ·カルバ
上映時間·公開日
上映時間:3時間05分
米国公開日🇺🇸:2022年12月25日
日本公開日🇯🇵:2023年2月10日
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鑑賞日:2023年3月18日
場所:TOHOシネマズ日比谷






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