「エブリシング·エブリウェア·オール·アット·ワンス」(2022) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?






【作品紹介:「映画.com」より引用。】


カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を掛け合わせ、生活に追われるごく普通の中年女性が、マルチバースを行き来し、カンフーマスターとなって世界を救うことになる姿を描いた異色アクションエンタテインメント。奇想天外な設定で話題を呼んだ「スイス・アーミー・マン」の監督コンビのダニエルズ(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)が手がけた。

主人公エヴリン役は「シャン・チー テン・リングスの伝説」「グリーン・デスティニー」で知られるミシェル・ヨー。1980年代に子役として「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」「グーニーズ」などに出演して人気を博し、本作で20年ぶりにハリウッドの劇場公開映画に復帰を果たしたキー・ホイ・クァンが、夫のウェイモンドを演じて話題に。悪役ディアドラ役は「ハロウィン」シリーズのジェイミー・リー・カーティスが務めた。第95回アカデミー賞では同年度最多の10部門11ノミネートを果たし、作品、監督、脚本、主演女優、助演男優、助演女優、編集の7部門を受賞した。



【あらすじ:「映画公式サイトより引用。】


経営するコインランドリーの税金問題、父親の介護に反抗期の娘、優しいだけで頼りにならない夫と、盛りだくさんのトラブルを抱えたエヴリン。そんな中、夫に乗り移った“別の宇宙の夫”から、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と世界の命運を託される。
まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ! カンフーの達人の“別の宇宙のエヴリン”の力を得て、闘いに挑むのだが、なんと、巨悪の正体は娘のジョイだった…!



【感想】

題名はエラく長いし、監督も2名の共同監督なので、2人の名前と題名が、アメブロの題名欄に到底入り切らず、ブログ記事タイトルは映画の題名のみとなりました。このブログを始めて14年9ヶ月程になりますが、こんなことは初めてです(笑)。
本作品はマルチバースという最新の宇宙理論をモティーフにしながら、結局はコメディとファミリードラマに収斂されてしまっているのが、すこぶる残念です。これでは、この物語がミシェル·ヨー演じる主人公の全て妄想だった様にも捉えられます。SFなどには殆ど感心のない観客にも、理解可能なストーリーを練った結果こうなったのだとは思いますが、SFファンとしてはあんまりだ。もっとミシェル·ヨーが、新しい量子力学の最新理論をベースに、マルチバースをまたに股にかけて大活躍するストーリーが観たかったのに物足りない。
この作品はこの年のアカデミー賞7部門受賞しますが、アジア人へも賞をというある種の『政治的配慮』があったことは否めないでしょうね。それは、決して悪いことではないのですが…。


【スタッフ·キャスト等:「Wikipedia」「映画.com」より引用。】


スタッフ
監督·脚本:ダニエル·クワン/ ダニエル·シャイナード
撮影:ラーキン·サイプル
美術:ジェイソン·キスバーディ
音楽:サン·ラックス
視覚効果監修:ザック·ストルツ
キャスト
エヴリン:ミシェル·ヨー
ウェイモンド(ミシェルの夫):キー·ホイ·クァン
ディアドラ (米国歳入庁監察官):ジェイミー·リー·カーティス
ジョイ (エヴリンの娘):ステファニー·スー
ゴンゴン (エヴリンの父):ジェームズ·ホン
上映時間·公開日
上映時間:2時間20分
米国公開日🇺🇸:2022年3月25日
日本公開日🇯🇵:2023年3月3日
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鑑賞日:2023年3月16日
場所:TOHOシネマズ新宿






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