【日本語ナレーション/字幕付予告編 劇場予告チャンネル 2012/8/11公開:2分01秒】
【英語版予告編 MGMチャンネル 2021/3/18公開:2分09秒】
【作品紹介:『映画.com』より引用。】
コーエン兄弟によるブラックユーモアをちりばめた異色のクライムサスペンス。
アカデミー脚本賞 (ジョエル&イーサン・コーエン兄弟) 、主演女優賞 (フランシス・マクドーマンド) をはじめ、多数の映画賞を獲得した。
【あらすじ:『Yahoo!映画』より引用。】
カー・ディーラーのランディガード (ウィリアム・H・メイシー) は借金返済のために自分の妻ジーン (クリステンルドルード) を誘拐し、会社のオーナーでもある義父ウェイド (ハーヴ・プレスネル) から身代金をいただこうと考えた。
誘拐を実行するのは、妙な二人組、カール (スティーヴ・ブシェミ) とゲア (ピーター・ストーメア) 。だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレーナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。
ブレーナードの女性警察署長マージ (フランシス・マクドーマンド) は事件を追ってミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。
【結末までのネタバレありのあらすじ:『hmhm (ふむふむ)』より引用。】
【感想】
アカテミー賞の脚本賞 (コーエン兄弟)、主演女優賞 (フランシス·マクドーマンド)に輝く世評高い本作を初めて観た。そして、何故評判が良いのか大いに納得。アメリカ国立フィルム登録簿に登録された(2006年)、映画史に残る名作である。
非常に怖い殺人事件(被害者多数)の話なのだが、ブラックコメディ風になっていて、くすくす笑ってしまう。これも登場する俳優陣が、どこか飄々と演じているからだろうか。
上映時間1時間38分と比較的短い映画なのだが、物語の展開は、密でスピーディで、無駄が無い。
主演のフランシス·マクドーマンドは、この後、「スリー·ビルボード」(2017)、「ノマドランド」(2021)と計3回もアカデミー主演女優賞を受賞することになる。主演男優/女優賞を取っていない有名俳優はいくらでもいるのに、ひとりで3回とは、いやいや恐れ入谷の鬼子母神なのだ❗
【スタッフ·キャスト等:『Wikipedia』より引用。】
スタッフ
監督:ジョエル·コーエン
脚本:ジョエル & イーサン·コーエン (コーエン兄弟)
撮影:ロジャー·ディーキンス
美術:リック·ハインリクス
音楽:カーター·パーウェル
キャスト
マージ(ブレーナード警察署所長):フランシス·マクドーマンド
ランディガード(自動車ディーラー営業担当):ウィリアム·H·メイシー
カール (チンピラ):スティーヴ·ブシェミ
ゲア (カールの相棒):ピーター·ストーメア
ジーン (ランディガードの妻):クリステン·ルドルード
ウェイド(ジーンの父親 ランディガードの義父):ハーヴ·プレスネル
ノーム (マージの夫):ジョン·キャロル·リンチ
上映時間:1時間38分
米国公開日🇺🇸:1996年3月8日
日本公開日🇯🇵:1996年11月9日
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鑑賞日:2022年2月24日
場所:TOHOシネマズ新宿
No.11989 Day 4858