ジョエル·コーエン「ファーゴ」(1996) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?





【作品紹介:『映画.com』より引用。】 


コーエン兄弟によるブラックユーモアをちりばめた異色のクライムサスペンス。

アカデミー脚本賞 (ジョエル&イーサン・コーエン兄弟) 、主演女優賞 (フランシス・マクドーマンド) をはじめ、多数の映画賞を獲得した。



【あらすじ:『Yahoo!映画』より引用。】


カー・ディーラーのランディガード (ウィリアム・H・メイシー) は借金返済のために自分の妻ジーン (クリステンルドルード) を誘拐し、会社のオーナーでもある義父ウェイド (ハーヴ・プレスネル) から身代金をいただこうと考えた。

誘拐を実行するのは、妙な二人組、カール (スティーヴ・ブシェミ) とゲア (ピーター・ストーメア) 。だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレーナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。

ブレーナードの女性警察署長マージ (フランシス・マクドーマンド) は事件を追ってミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。

【結末までのネタバレありのあらすじ:『hmhm (ふむふむ)』より引用。】




【感想】

アカテミー賞の脚本賞 (コーエン兄弟)、主演女優賞 (フランシス·マクドーマンド)に輝く世評高い本作を初めて観た。そして、何故評判が良いのか大いに納得。アメリカ国立フィルム登録簿に登録された(2006年)、映画史に残る名作である。

非常に怖い殺人事件(被害者多数)の話なのだが、ブラックコメディ風になっていて、くすくす笑ってしまう。これも登場する俳優陣が、どこか飄々と演じているからだろうか。
上映時間1時間38分と比較的短い映画なのだが、物語の展開は、密でスピーディで、無駄が無い。

主演のフランシス·マクドーマンドは、この後、スリー·ビルボード」(2017)、「ノマドランド」(2021)と計3回もアカデミー主演女優賞を受賞することになる。主演男優/女優賞を取っていない有名俳優はいくらでもいるのに、ひとりで3回とは、いやいや恐れ入谷の鬼子母神なのだ❗



【スタッフ·キャスト等:『Wikipedia』より引用。】 


スタッフ
監督:ジョエル·コーエン
脚本:ジョエル & イーサン·コーエン (コーエン兄弟)
撮影:ロジャー·ディーキンス
美術:リック·ハインリクス
音楽:カーター·パーウェル

キャスト
マージ(ブレーナード警察署所長):フランシス·マクドーマンド
ランディガード(自動車ディーラー営業担当):ウィリアム·H·メイシー
カール (チンピラ):スティーヴ·ブシェミ
ゲア (カールの相棒):ピーター·ストーメア
ジーン (ランディガードの妻):クリステン·ルドルード
ウェイド(ジーンの父親  ランディガードの義父):ハーヴ·プレスネル
ノーム (マージの夫):ジョン·キャロル·リンチ

上映時間:1時間38分

米国公開日🇺🇸:1996年3月8日

日本公開日🇯🇵:1996年11月9日

---------------------------------------------------

鑑賞日:2022年2月24日

場所:TOHOシネマズ新宿






No.11989    Day 4858