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side O☆*:.。. o






蜘蛛の巣の雨垂れが


綺麗な珠になって煌めく。


そんな季節になった。



*ララァさんのお写真です*






客足は、ぼちぼち。





客「置き屋の女郎よりも


ここの店の子の方が綺麗やな。


一晩お願いしたら・・・ひぃっ


痛いっ!!





時々こういう奴が現れる。


和也をそういう目で見る奴。





・・・俺が。


・・・必死で。


その想いを抑えこんでいるというのに。





客「おたくの刺青は悪魔の仕業やと


巷では評判で


『痛くない』と、聞いたから・・・」


智「じゃあ、黙っとけ」





ギロリと睨んで


目の前のことに集中する。


彫刻刀で


ぶすぶすと


こいつが


二度と


失礼なことを言わないよう


念を込めながら絵を描く。






ドスドスドス


バタバタバタ





客が帰ると和也が急に動き出す。


それをBGMにして


例の絵に集中する。





そう。


あの、伝説の花魁。





琥珀色の瞳も


顎の黒子も


真っ白な絹のような肌も


和也にそっくりの・・・





その肌に口付けしたい欲求を


この指で撫で回したい欲求を


この腕に抱いて・・・


抱きしめて・・・


熱く突き上げたい欲求を


一筆一筆、ひたすらに絵に落とし込む。





合わせから手を入れて


乳房に触れたい欲求を


ぐっと揉みしだきたい欲求を


細かな絵の描写に集中することで


やり過ごす。






ドタドタドタドタ・・・


・・・・・


・・・・・





あれ?


音が、止んだ。






振り返ってみると


ちょこんと座って


俺の絵を見ている。





可愛いな・・・





たまらなく


こそばゆくなって


ふふふ・・・と笑った。






次は6時17分蓮ちゃん家♡