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☆*:.。. o(≧刺青和彫≦)o .。.:*☆

序章





side O☆*:.。. o






一雨ごとに日が長くなる季節に


軒下にひっそりと可憐な花が咲いた。





菫(スミレ)だ。


黄色い花弁がしっとりと


雨露に濡れている。


俺の肌にもそっと咲いた


その花は・・・


他でもないお前・・・


和也自身なんだよ・・・






*ララァさんのお写真です*






ふたりきりの夜に


さっきまで繋がっていた気怠さを纏って


全裸のまま


再び真っ白な軀が浮かび上がる。





和「・・・ぁ・・・ぁあ・・・」





気怠さを纏った裸体は


鋭利な一筆ごとに


敏感に跳ねて反応を見せる。





和「・・・っ・・・」





滲む血を消毒薬で拭いながら


一番細い彫刻刀で


白い肌に線画を描いていく。





和「・・・んっ・・・はぁん・・・」





茎、がく、花弁、雄蕊、雌蕊・・・


一筆一筆、刻むごとに


和也の花芯からも艶が零れる。





俺の額の汗が


和也の傷に滲まないように


手拭いで拭いつつ・・・





智「ちょっと、休憩」





彫刻刀を傍に置いて


和也の花芯にそっと口付けた。





和「・・・ぁ・・・だめ・・・」





だって・・・


痛いだろ・・・





痛みを逃してやりたくて


もっと強い快感を与えてやる。


描いた花には和也自身の血が滲んで


何度拭ってやっても


しばらくするとまた紅く染まる。





和「・・・ぁあ・・・智・・・智・・・」





痛みを逃がしてやりたいんだ。


そのまま・・・感じてて・・・





和「・・・っは・・・ん・・・」





震える花芯に


唇と指で甘美な刺激を与えてやると


とろとろと間断なく愛液が溢れてくる。


すると白い肌に描いた可憐な菫が


快感に震えて妖しく蠢めく。





和「・・・んっ・・・」





恍惚の表情を浮かべてイク和也に


再び鋭利な先で


続きの花弁を彫っていく。





和「・・・ぁあ・・・だめ・・・」






足の先が震えている。


俺の、一刀一刀に応えて


ピクンピクンと震えている。


すごい色気だ。


たまんない・・・


俺の・・・和也・・・





愛しい愛しい・・・和也・・・





和「・・・んっ・・・」






*****





俺の菫が妖しく咲いたのは


大正時代のお江戸の外れ


小さな商家。


彫り師である俺の


魂を込めた可憐な菫が


白い肌に浮かびあがったのは


ある一枚の絵が由縁(ゆえん)だった。






次は6時17分蓮ちゃん家♡