今回は、天晴のパワーアップ＆
新ロボ初登場の回です。
謎のおっさんの正体は
『獅子王』で、天空のオトモ忍
ライオンハオーの心が
精霊になった存在でした。
ところが、天晴が
世界の平和を守るために
一緒に来て欲しいというと
獅子王はこれを拒否。
天晴たちの前から、
消えてしまいました。
６人は、いったん
忍術道場へ帰ることに。
風花「天空のオトモ忍…。
思ってた以上に、強烈だったね。」
（やはり、顔の黒さが？）
八雲「ああ。
それに、なんと言っても
あの戦力だからな。」
霞「とにかく、
おじいさまの手なずけられなかった
ライオンハオーを
手なずけられれば、
あの妖怪ヌエにも勝てるはずです。」
キンさんの弟子入りも
許してもらえるはずだよ。」
燃えてきた～！」
正影「新たなオトモ忍か…
これは予想外だったのう。
お前は知っておったのか？
九衛門。」
（晦のじいさんが
とうとう、ちゃんと名前を！）
正影は、まるで十六夜九衛門の
本心を探っているかのようです。
九衛門「いいえ。」
正影「フッ… まあ、よい。
ヌエよ、新たな力を授ける
オトモ忍もろとも、
伊賀崎の連中を潰してこい。
ギイギジゲンジゲンジャ
ギイギジゲンジゲンジャ…！」
正影が呪文を唱えると
ヌエの左腕が、パワーアップした！
ヌエ「力がみなぎるでごザル！」
獅子王が酒をあおっています。
思い出すのは、
ラストニンジャだった頃の
好天と初めて出会った時のこと。
好天（ラストニンジャの使命は
世の中を、人々を守ること。
そのためにお前の力が必要じゃ。
ワシに… ついて来い！）
しかし、獅子王は
好天の言い方に疑問を感じます。
獅子王（ついていって、
どうするんだ？）
好天（お前は、何も言わず
ワシに従えばよい！）
さすがに、好天のこの言い方は…。
自分の物のような扱いの言い方に
獅子王も頭に来たようです。
獅子王（冗談じゃねえ！
俺は、暴れたいだけだ！）
ラストニンジャ好天が、
袂を分かった理由でした。
獅子王「坊主。
なんで、やつらの一番刀や
忍シュリケンを直してやった？」
鉄之助「そんなこと
俺の勝手だろ。」
獅子王「くうっ…。
かわいくねえガキだ。」
鉄之助「それより、
客が来たようだな。」
獅子王は、
うんざりしたような顔で言います。
獅子王「また、あいつらか！
うっとしいやつらだ。
俺は帰るぜ！」
天晴「あれ？
おっちゃん、どこだ？
おーい！おっちゃん！」
鉄之助「獅子王なら
いないぞ。」
八雲「お前が、
雑賀鉄之助だったんだな。」
あんさんが組み立てたので
ございやすか？」
先代の鉄之助が作った。
お前たちのオトモ忍もな。」
風花「ってことは…
お父さんの仕事、受け継いだんだ。」
霞「なぜ、獅子王様と
お暮らしになっているのですか？」
鉄之助「あいつは
牙鬼との決戦のために、
先代とラストニンジャが作った
オトモ忍だ。
しかし、ラストニンジャと
うまくいかず、
先代をずいぶん困らせた。
その責任を感じているのか
なんだか知らんが、
俺が、一人前の
カラクリ技師になるまで
見守らなきゃいけないなどと
勝手に思っているようだ。」
凪「へえ～ 、
あんな暴れん坊っぽいのに
意外と律儀だね。」
天晴「どうやって、
手なずけたんだろうな？」
鉄之助「あいつを、
手なずけようなどと無駄なことだ。
やめておけ。」
天晴「えっ、なんでだよ？」
鉄之助「教えてほしければ
忍者一番刀を出せ。」
と、天晴が忍者一番刀を差し出すと
鉄之助は、それを奪っていって
しまいました。
天晴「なにするんだよ？」
その時、キンジの
忍者スターバーガーに反応が！
ジュッカラゲを引き連れた
妖怪ヌエが獅子寺に向かっているぞ！
ヌエ「今度こそ、
あやつらを倒すでごザル。」
八雲「向こうから来たか。
行くぞ！」
天晴「妖怪出たから、
忍者一番刀返してくれ。」
鉄之助「ダメだ。」
困った事に、鉄之助は
忍者一番刀を返してくれません。
それどころか、手裏剣で
天晴を攻撃してきたぞ！
鉄之助の手裏剣が
天晴の背中に命中したと
思われたが、
天晴は、身代わりの術を使い
うまくかわした。
鉄之助「なるほど。
持っている力や、反応の速さ…」
鉄之助は、戦いながら
天晴の実力を探っているようです。
ニンニンジャー 忍びの１９
本編感想。（中編）に続きます