キンジ「ヒーハー!
彩りの星! スターニンジャー!
妖怪、覚悟しておくんなまし。」
妖怪はいるのですが、
彩りの星! スターニンジャー!
妖怪、覚悟しておくんなまし。」
妖怪はいるのですが、
なんか、様子がおかしいぞ。
ヤカンの妖怪エンラエンラなんて、
そこに、天晴も駆けてきた。
どうせ、私なんて、いらないのです。
怖い… このまま
ロープを引っ張ってるんだか、
この世界の呪文は、
ピタッと立ち止まって、
その言いようは、
たとえ、ラストニンジャの
町のみんなが、
もちろん、これは
あの煙は、エンラエンラの
二人とも、へたり込んじゃった。
凪はヒザを抱えています。
凪「スターニンジャーのキャラが
何より、シノビマルを使って
放っといてくれよ!」と、半ギレ状態
なんだ? こいつ。
「どうせ、瞬間湯わかし器や
ポットの方が、重宝される
巨大なガシャドクロまで出現。
キンジ「これは!人気妖怪
キンジ「これは!人気妖怪
ガシャドクロじゃ、ありやせんか!」
キンジが、ガシャドクロに
キンジが、ガシャドクロに
気を取られている間に
逃げちゃいました。
到着したニンニンジャーたちは
二手に分かれることに。
ガシャドクロは
ガシャドクロは
天晴と八雲が受け持ち
残りの3人は、
エンラエンラを追います。
と、その背後には
十六夜九衛門が。
九衛門「いいぞ、ひと働きしてくれ。
狙うは、オトモ忍だ。」
九衛門「いいぞ、ひと働きしてくれ。
狙うは、オトモ忍だ。」
シノビマルとドラゴマルが
召喚されたのですが、シノビマルが
引き返してしまいました。
天晴は、シノビマルを追った。
八雲がドラゴマルで対応。
と思ったら、キンジが、
と思ったら、キンジが、
ロデオマルとバイソンキングバギーで
現れた。
キンジ「イヤッハ~!
ガシャドクロは、
ガシャドクロは、
あっしが狩らせていただきやすが
小さい妖怪も、取っておいて
くださいやしよ~!」
ガシャドクロの懐に飛び込み、
パンチを連打する、ロデオマル。
と、ドラゴマルが空から
と、ドラゴマルが空から
火炎攻撃。
ロデオマルまで、あっちっちだ。
あ~あ、朝のケンカの続きか?
ロデオマルまで、あっちっちだ。
あ~あ、朝のケンカの続きか?
仕掛けた、ドラゴマル。
すると、ロデオマルが投げ縄を。
敵ではなく、ドラゴマルの首に
すると、ロデオマルが投げ縄を。
敵ではなく、ドラゴマルの首に
引っかけ、邪魔しだしたぞ。
あらら…。
妖怪を追った。
と、妖怪ではなく、
と、妖怪ではなく、
シノビマルが見つかりました。
そこに、天晴も駆けてきた。
天晴「おい!シノビマル!」
モジモジしています。
まるで、すねている時の
まるで、すねている時の
子どもみたい。
霞姉が用意してました。
タラララッタラ~♪
霞「カラクリ忍ほんやく~。」
(これからは、『霞えもん』と
タラララッタラ~♪
霞「カラクリ忍ほんやく~。」
(これからは、『霞えもん』と
呼ばせてもらおう。)
風花「どっから出したの?」
霞「これがあれば、
言葉を持たない機械や動物と
意思の疎通ができるんです。」
放っておいてください。
最近、ドラゴマルさんや
最近、ドラゴマルさんや
パオンマルさん、
さらには、ロデオマルさんばかりが
優遇されている。
どうせ、私なんて、いらないのです。
怖い… このまま
忘れられていくのが怖い。」
天晴「バカ野郎!
俺が、お前を忘れるわけないだろ!
そんな事で悩むなよ!」
俺が、お前を忘れるわけないだろ!
そんな事で悩むなよ!」
シノビマルの気持ちを
霞が通訳します。
「私は真剣に悩んでいるのに、
「私は真剣に悩んでいるのに、
『そんな事』とは、ひどい!」
あっ!隠れ身の術で、
シノビマルが消えちゃった。
天晴「あー!シノビマルー!
貸して!」
風花「どうしよう?」
霞「これは、二人の問題です。
私たちは、妖怪を探しましょう。」
ロデオマルとドラゴマルが
張り合っている。
ロープを引っ張ってるんだか、
足を引っ張り合ってるんだか。
キンジ「どうするんで
キンジ「どうするんで
ございやすか!? 八雲坊ちゃん!」
八雲「お前に構っている
場合じゃない!レーナニ・コタ!」
この世界の呪文は、
逆さ文字になっています。
「レーナニ・コタ」は
「レーナニ・コタ」は
『タコにな~れ!』
キンジ「また、魔法なんて
使って…!」
ドラゴマルが、
おおだこになっちゃった。
そのままロープを引っ張って、
そのままロープを引っ張って、
ロデオマルを、ガシャドクロに
ぶつけたぞ。
さらに八雲は、魔法を。
八雲「レードモニン・ゴラド。」
これは、『ドラゴンにもど~れ』
元のドラゴマルに、戻りました。
さらに八雲は、魔法を。
八雲「レードモニン・ゴラド。」
これは、『ドラゴンにもど~れ』
元のドラゴマルに、戻りました。
八雲「ドラゴトルネード!」
敵の周りを旋回して、
敵の周りを旋回して、
竜巻を起こした。
ガシャドクロを倒し
八雲はポージング。
八雲「忍ばず、ワッショイ!」
けど、ロデオマルまで
八雲「忍ばず、ワッショイ!」
けど、ロデオマルまで
飛ばされてますよ。
キンジにとっては、飛ばされるよりも
痛い事があったようだ。
キンジ「ノォォォーッ!
キンジ「ノォォォーッ!
とどめを刺すなら、写真を
撮った後にしてくださいやしよ!」
八雲「知るか。
妖怪コレクターだか
妖怪コレクターだか
なんだか知らんが、
自分のためだけに戦うやつなど
ジャマだ。」
カチンときたキンジは、聞き返した。
キンジ「…そいじゃあ
キンジ「…そいじゃあ
お聞きしやすが、八雲坊ちゃんは
何のために戦ってるんで~
ございやすか?」
ピタッと立ち止まって、
背中ごしに、八雲は答える。
八雲「伊賀崎の血を引く者の
八雲「伊賀崎の血を引く者の
使命だからだ。」
キンジ「へえ~…。
魔法なんか使ってやしたんで、
てっきり、八雲坊ちゃんは
忍者に興味がないんだと
思っておりやした。」
その言いようは、
まだちょっと、ケンカ腰だ。
八雲「そんなことはない。」
そう返す八雲に対し、
そう返す八雲に対し、
さらに言います。
キンジ「弟子入りを許されない
キンジ「弟子入りを許されない
あっしからすれば、
忍者の末裔の八雲坊ちゃんが
魔法を使うなぞ、
邪道中の邪道で~ございやす。」
ムッとして、八雲は聞きました。
八雲「邪道だったら、なんだ?」
八雲「邪道だったら、なんだ?」
キンジも、カッとなってますよ。
キンジ「そんな方に
キンジ「そんな方に
あっしのやり方を、
とやかく言われるのは
不本意でございやす。
たとえ、ラストニンジャの
お孫さんでも!」
八雲「…勝手に言ってろ!」
そう言うと、八雲は去ってしまった。
そう言うと、八雲は去ってしまった。
町のみんなが、
シノビマルみたいになってます。
もちろん、これは
妖怪エンラエンラの仕業。
あの煙は、エンラエンラの
ネガティブな感情を、ヤカンの中で
沸騰させたものなのです。
「どうせ、オイラなんて
孤独への恐れや、怖さを
増幅させるしかできないんだよ~!」
シノビマルが、ああなったのも
シノビマルが、ああなったのも
こいつの仕業らしい。
となれば、はやく倒さないと。
となれば、はやく倒さないと。
姿がない。
逃げちゃったようです。
それよりも困ったのは、
逃げちゃったようです。
それよりも困ったのは、
煙の中にいた凪と風花だ。
二人とも、へたり込んじゃった。
凪はヒザを抱えています。
凪「スターニンジャーのキャラが
濃すぎて、どうせ僕なんて、
みんなに忘れられそうで怖いよ…。」
風花も、うつむいています。
風花「バカなお兄ちゃんばかり
風花も、うつむいています。
風花「バカなお兄ちゃんばかり
みんな面倒見て、
どうせ、私なんか
このまま誰にも気にしてもらえない…
怖いよ…。」
そして、陰から、十六夜九衛門も
眺めていた。
九衛門「…よくやって
九衛門「…よくやって
くれているじゃないか。
何より、シノビマルを使って
アカニンジャーを、
孤立させられたしね。
これなら、蛾眉どのも
これなら、蛾眉どのも
満足だろう。」
シノビマルを説得しようとしている
天晴の前に、蛾眉雷蔵が。
雷蔵「強くなったようだな、
雷蔵「強くなったようだな、
赤いの!
これ以上の言葉はいらぬ。
これ以上の言葉はいらぬ。
変化しろ!」
天晴「分かったぜ!」
天晴は、忍者一番刀をかまえた。
天晴「分かったぜ!」
天晴は、忍者一番刀をかまえた。
ニンニンジャー 忍びの11
本編感想。(後編)に続きます