八雲「凪、風花。
誰も、お前たちを
忘れたりしないから恐れるな。」
風花「どうせ、私なんて
お兄ちゃんに比べれば、
誰にも相手にされないよ!」
二人とも、うわあ~ん!と
泣きながら、
すべり台の岩場みたいな穴に
こもっちゃいました。
イジけきってます。」
的を絞らせません。
弾き飛ばされたら、
矢を刀で打ち払う、蛾眉雷蔵。
しかし、天晴は、射るのをやめない。
何十本も、連続で放ったぞ。
弾かれ、地面に刺さっていた矢が
八雲「天岩戸(あまのいわと)
心を閉ざし、岩の中に隠れた
はたして、この方法で、
蛾眉雷蔵が力を込めると
張り合っていたのが、ウソみたいに
エンラエンラは、キレ気味に
「おまえたち、どうせオイラに
「シュリケンジン、アッパレ斬り!」
キンジ「人の心ってのは
一度ヘソを曲げると、
やさしい言葉に
より、警戒しちまうもんで~
ございやすからね。」
警戒する。
八雲「そうか、それだ!」
続いています。
パワーで負ける天晴は
パワーで負ける天晴は
手数で勝負だ。
動き回りながら、キックも混ぜる。
動き回りながら、キックも混ぜる。
的を絞らせません。
弾き飛ばされたら、
カラクリヘンゲンの弓モードを放つ。
矢を刀で打ち払う、蛾眉雷蔵。
しかし、天晴は、射るのをやめない。
何十本も、連続で放ったぞ。
弾かれ、地面に刺さっていた矢が
爆発。
天晴「このまま、
天晴「このまま、
いけいけドンドンだ!」
カラクリヘンゲンを
カラクリヘンゲンを
爪ヘンゲン烈にして天晴が突進する。
一方、凪と風花が
隠れてしまった公園。
八雲と霞、踊ってる?
この振りは、エンディングの
八雲と霞、踊ってる?
この振りは、エンディングの
あれじゃないの?
不思議に思って、
不思議に思って、
キンジが聞きました。
キンジ「何でございやしょうか?」
キンジ「何でございやしょうか?」
踊りを続けながら、八雲が説明します
八雲「天岩戸(あまのいわと)
の神話を知らないか?」
心を閉ざし、岩の中に隠れた
天照大神を呼び出したのは、
外のにぎやかな声だった。」
霞「警戒心を持っていても
霞「警戒心を持っていても
人は、にぎやかだったり
騒がしい空気に、心が
釣られてしまうものですからね。」
はたして、この方法で、
二人の心を開くことは
できるだろうか?
八雲が、魔法の杖を天に掲げたぞ。
八雲「レーガ・アリモ!」
反対から読むと、
八雲「レーガ・アリモ!」
反対から読むと、
「もりあが~れ!」か。
おはやしに、花火。
花吹雪。
カラフルな忍者ダンサーズまで。
花吹雪。
カラフルな忍者ダンサーズまで。
つられて、
キンジも踊ってしまいました。
凪と風花が顔を出したぞ。
八雲「今だ!」
八雲が凪を、霞が風花を
八雲「今だ!」
八雲が凪を、霞が風花を
それぞれ、つかまえて
すべり台の穴から外へ放り出した。
そのまま押さえつけて
そのまま押さえつけて
まずは、八雲が言う。
八雲「二人とも、小さいことを
八雲「二人とも、小さいことを
いちいち気にするな。」
でも、風花は手足をジタバタさせ
反論します。
風花「私には、
風花「私には、
小さい事じゃないの!」
凪も、「やっくんには、
凪も、「やっくんには、
分かんないよ!」と抵抗する。
何でも、そつなくこなし
何でも、そつなくこなし
魔法まで使える、八雲。
二人の気持ちは、
二人の気持ちは、
理解できないのだろうか。
霞「そんなことないです!」
霞「そんなことないです!」
魔法ばっかり使って…。」
八雲「いや、霞姉。その…。」
八雲「いや、霞姉。その…。」
キンジ「そうなんでございやすか!」
風花「そうなんだ!」
凪「やっくんの不安に比べたら
僕たちなんて…。」
風花「落ち込んでなんて
風花「落ち込んでなんて
いられないよ!」
その時、凪と風花の中で
何かが弾けました。
どうやら、エンラエンラの術が
どうやら、エンラエンラの術が
解けたようだ。
八雲の気持ちだけが、
ビミョーな感じになってますが。
まあ、結果オーライでしょう。
まあ、結果オーライでしょう。
妖怪エンラエンラが。
こいつまで、忍ばず踊ってら。
ニンニンジャーたちに気づくと
こいつまで、忍ばず踊ってら。
ニンニンジャーたちに気づくと
キレ気味に言ったぞ。
「こうなったら、
「こうなったら、
どうせ攻撃するしかないんだ!」
キンジ「先ほどは、
失礼いたしやした!」
キンジは、八雲に謝った。
キンジ「ああいう事情があって
キンジは、八雲に謝った。
キンジ「ああいう事情があって
魔法を使っていたんで
ございやすね?
あっしは、
あっしは、
なんて心ないことを!」
キンジ、以外と情にもろい男だな?
天晴が、蛾眉雷蔵の胸に一太刀入れて
さらに飛び蹴り。
やった!天晴が、
やった!天晴が、
敵を吹き飛ばした。
仰向けに倒れた蛾眉雷蔵でしたが
仰向けに倒れた蛾眉雷蔵でしたが
すぐに笑いながら、体を起こした。
どの手柄よりも価値がありそうだ。」
蛾眉雷蔵が力を込めると
青黒い闘気が噴出。
天晴は、立っているのが
天晴は、立っているのが
やっとだった。
天晴「何だ、こいつ…
めちゃくちゃ強くなった…。」
雷蔵「俺に全力を出させたのは
天晴「何だ、こいつ…
めちゃくちゃ強くなった…。」
雷蔵「俺に全力を出させたのは
忌々しき、ラストニンジャと
お前だけだ。
誇りに思えよ!」
忍者一番刀のボタンをプッシュ。
『ザ・技!』
逃げるのではなく、
高速で突っ込んだだと!?
かわさずに、雷蔵の刃を
かわさずに、雷蔵の刃を
受け止めました。
逃げるのは無理と判断。
技を出す前に、
逃げるのは無理と判断。
技を出す前に、
止めにかかったのか。
そして、放つ。
『忍者一閃!』
天晴と蛾眉雷蔵、
天晴と蛾眉雷蔵、
両者同時に、斬りつけた!
あまりの威力に、
あまりの威力に、
地面が爆ぜ、何も見えません。
炎の柱が立ち上るだけだ。
炎の柱が立ち上るだけだ。
八雲とキンジ。
張り合っていたのが、ウソみたいに
息が合ってきたぞ。
エンラエンラは、キレ気味に
反撃。
「おまえたち、どうせオイラに
仲のよいところを、
見せつけたいだけなんだろ!
放っといてくれよ!」
放っといてくれよ!」
八雲「仲がいいだと?
やめてくれ。」
キンジも重ねる。
キンジ「刺客と、標的の関係で~
キンジも重ねる。
キンジ「刺客と、標的の関係で~
ございやすからね。」
八雲「手裏剣忍法 奥義!
忍龍斬!」
『雷マジック!
ザ・アタック!』
キンジ「ライトニング
八雲「手裏剣忍法 奥義!
忍龍斬!」
『雷マジック!
ザ・アタック!』
キンジ「ライトニング
ロックスター!」
2つの技が重なって
2つの技が重なって
威力も倍増。
キンジ「とりあえず、
こっち向いてくださいやし。」
妖怪エンラエンラが爆発する瞬間を
妖怪エンラエンラが爆発する瞬間を
自撮りでパシャリ!
「結局、仲いいじゃないか~~!!」
そう叫んで、エンラエンラは大爆発。
「結局、仲いいじゃないか~~!!」
そう叫んで、エンラエンラは大爆発。
呼ぶ前に、シノビマルが来た!
そうか、一度妖怪を倒したから
そうか、一度妖怪を倒したから
術が解けたのか。
これで、シノビマル&ロデオマル
これで、シノビマル&ロデオマル
赤と青のロボが そろいぶみだ。
あっ!シノビマルが
反撃を受けてしまった。
キンジ「どうしやした?
キンジ「どうしやした?
天晴坊ちゃん。
こんなもんじゃ、
こんなもんじゃ、
ないでしょ!」
天晴「…うるさい!」
「どうせ、オイラなんか
「どうせ、オイラなんか
コレクションにしても、
価値はないんだよ!」
ネガティブな発言をしながら
ネガティブな発言をしながら
エンラエンラが反撃だ。
指から、ミサイルを発射。
これが決まり、
指から、ミサイルを発射。
これが決まり、
ちょっと自信が出てきたか?
「オイラでも、勝てるかも~!」
「オイラでも、勝てるかも~!」
いや、ここで援軍だ。
ドラゴマルが飛んできた。
キンジ「ナイスタイミング!」
キンジは、ロデオマルで
ドラゴマルが飛んできた。
キンジ「ナイスタイミング!」
キンジは、ロデオマルで
シノビマルを空へ投げた。
ドラゴマルの背中に乗せたぞ。
何をするつもりだ?
あっと、ロデオマルまでジャンプして
ドラゴマルの背中に乗せたぞ。
何をするつもりだ?
あっと、ロデオマルまでジャンプして
ドラゴマルの足をつかんだ。
そのまましばらく飛行し、手を離して
そのまましばらく飛行し、手を離して
エンラエンラに、人間ミサイル。
さあ、ここでシュリケン合体だ!
キング&シュリケンジン。
一気に、たたみかけるぞ!
「シュリケンジン、アッパレ斬り!」
「バイソン荒くれバスター!」
最後は、ネガティブに戻り
エンラエンラは大爆発。
「忍ばず~…。」
って、ここで突然
天晴が倒れ、変身まで解除。
天晴、一体どうした!?
蛾眉雷蔵に負けたのか?
ちなみに、エンディングにも
キンジが追加されました。
~忍びの12につづく。~