こんにちは、
藤咲徳朗です。
～毎日1分間読むだけでストレス解消！～
仕事もプライベートも幸せになる
「褒める・認める・感謝するメールセミナー」
メルマガ第2705号になります。
言葉の使い方で
相手の思っていることと違う結果になる体験をしました。
あるセミナーの懇親会を申し込みました。
鶏肉料理のおいしいお店を予約してくれていました。
主催者の人が親切に昼食について、
次のアナウンスをしてくれました。
「懇親会は鶏肉中心になるので、
昼食は鶏肉以外が良いですね。
たとば、親子丼とかは食べないほうがいいかもしれません。
夜も鶏肉になるので親子丼はやめておいたほうがよいでしょう」
そのときは、そうかと思って聞いていました。
昼食に日本料理のお店に入りました。
メニューに親子丼のおいしそうな写真がありました。
無意識に親子丼を注文していました。
親子丼は食べないほうがよいと言われたのだけれど、
親子丼のイメージが頭に残っていて注文してしまったのです。
脳は否定語を理解できないと
セミナーで教えています。
「親子丼は食べないほうがいい」
「親子丼は食べないほうがいい」
「親子丼は食べないほうがいい」
こんなことを言われたら、
親子丼のイメージがはっきりと頭に残ってしまって、
親子丼が食べたくなっていました。
否定形のアドバイスは、
このような結果を生むことがあります。
失敗するなよ
寝坊するなよ
陰口を言うな
飲酒運転をするな
セクハラをするな
こんなアドバイスをしていませんか。
いずれもその状態をイメージしてしまいます。
すると、
結果もそのイメージしたとおりが実現するケースもあるのです。
たとえば、
子どもに向かって
「つまみ食いはだめだよ」って言うと
つまみ食いをしてしまうケースがあると思います。
子どもは素直だから
“つまみ食い”をイメージするからです。
藤咲徳朗
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★編集後記
今回のテーマで有名なワークは、
「ピンクの像をイメージしてはいけない」というワークです。
これを私は
約40年前に受講した心理学セミナーで教えてもらいました。
そこから応用して、
「バレエを踊っているクマさんを想像してはいけない」と
セミナーで教えています。
これを3回くらい繰り返して言うのです。
「バレエを踊っているクマさんを想像してはいけない」
「バレエを踊っているクマさんを想像してはいけない」
「バレエを踊っているクマさんを想像してはいけない」
すると、ほとんどの人が
バレエを踊っているクマさんをイメージしてしまうのです。
そして、さらに応用です。
次の文章をゆっくりと読んで、
そのとおりにイメージしてみてください。
「月で餅つきをしているウサギさんをイメージしてはいけない」
「頭にハチマキをして、足をくねくねしているタコをイメージしてはいけない」
「～してはいけない」と言われても、
頭の中でイメージしてしまいませんか。
否定形のアドバイスは逆効果です。
“肯定形でアドバイスをする方が効果的”と覚えておきましょう。
たとえば、相手にうまくいって欲しいときは、
「絶対に失敗するなよ！」でなく、
「だいじょうぶ、成功するよ♪」の方がよいのです。
追伸
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