この10年間の日本経済と日銀 いろいろな記述式9問(2023年3月の新聞で作成) | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

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40字程度の記述式問題(会話特定・キーワード組合せ・空欄補足・クロスワード穴埋め・語群作文・条文訂正・正誤判別・説明作成・設問逆行)や、
文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

この10年間の日本経済と日銀 いろいろな記述式9問(2023年3月の新聞で作成)

 

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これまで、1つの記事で、「記述式九つの型」が、すべてそろったことは、

なかったと思います。

 

しかし、やっと今回、それが実現しました。

 

まあ、だからといって、とくに何かが盛り上がるわけではありませんが。

 

 

 

 

 

 

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 増えたのは? 会話特定 2023年3月の新聞で作成

 

A:私は、12年12月末は11.48%、22年9月末は50.26%よ。

B:俺は、13年3月末は約1.5兆円、22年3月末は約36.5兆円だな。

 

 

 ヒント

この約10年間の●●の●●資産の増加。A●●の●●割合、B上場●●●●の●●額。

●●東彦日銀総裁が力を入れた金融●●による●●の●量●●。Aは●●、Bは●●●。

 

 解答例 40字

この約10年間の日銀の保有資産の増加。A国債の保有割合、B上場投資信託の保有額。

黒田東彦日銀総裁が力を入れた金融緩和による日銀の大量保有。Aは国債、BはETF。

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 10年前との比較 キーワード組合せ 2023年3月の新聞で作成

 

ア)2013年頃 / イ)2023年頃

壱)137円前後 / 弐)85円前後

A)27445円 / B)12397円

a)4.3% / b)2.6%

 

 

 ヒント

円●●(壱弐)、●●平均●●(AB)および●全●●率(ab)。ア●B●、イ●A●。

円●●(1ドル)および●●平均●●ならびに●全●●率(順に)。ア●B●、イ●A●。

 

 解答例 41字

円相場(壱弐)、日経平均株価(AB)および完全失業率(ab)。ア弐Ba、イ壱Ab。

円相場(1ドル)および日経平均株価ならびに完全失業率(順に)。ア弐Ba、イ壱Ab。

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 日銀vs停滞 空欄補足 2023年3月の新聞で作成

 

生徒S:この10年間の、アベノミクスや、黒田東彦日銀総裁の金融緩和で、

    日本経済は、停滞を脱却できたんですかね?

先生T:国の経済の地力を表す「潜在成長率」に注目すると、

    <40字程度>わよ。

生徒S:現実は、それほど甘くなかったわけですか。

 

 

 ヒント

22年度上期には、金融緩和●●●●●の●●8%を●回る●●●%に●●した

黒田氏就任前の「●●●●の●●が●●」という見解の、●●●さが●●された

停滞は●●●●の影響で●●●●●的な問題で、●●的な押し上げは●●だった

 

 解答例 36字

22年度上期には、金融緩和が始まる前の0.8%を下回る0.3%に低迷した

黒田氏就任前の「金融緩和の不足が悪因」という見解の、不正確さが証明された

停滞は金融政策の影響ではなく構造的な問題で、長期的な押し上げは困難だった

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 用語 クロスワード穴埋め 2023年3月の新聞で作成

 

いずれもカタカナ表記のみでOKです。

3は、便宜上、途中の「・」を省略しています。

 

1:市場は黒田日銀総裁の黒田1を歓迎

2:日銀は一六年一月に2金利を導入

3:YCC(長期金利を・・・?)

4:第二次安倍晋三政権の経済政策

 

・・・・・・・・・・・1・・・・・1

・・・・・・2・・・・□・・・・・□

・・・・・・□・・・・□・・・・・□

・・・・・3□□□□□□□□□□□□□

・・・・・・□・・・・□・・・・・□

4□□□□□□

 

 

 ヒント

4の「三本の矢」の一本目が、要するに、黒田1でした。

 

 解答例 35字

1バズーカ、2マイナス、3イールドカーブコントロール、4アベノミクス。

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 金融緩和 語群作文 2023年3月の新聞で作成

 

 <語群>

黒田 金融 た。 緩和 行 本

 

 

 ヒント

●●●●の黒田総裁は、●の●に●●る●●の●を●●すために、金融緩和を進めた。

アベノミクスの「●●●●」の●●●として、金融緩和(●●●●●●)が行われた。

 

 解答例 39字

日本銀行の黒田総裁は、世の中に出回るお金の量を増やすために、金融緩和を進めた。

アベノミクスの「3本の矢」の1本目として、金融緩和(黒田バズーカ)が行われた。

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 金融緩和の効果 条文訂正 2023年3月の新聞で作成

 

黒田日銀総裁が10年間の金融緩和の効果について会見で述べた内容のうち、

一部の言葉を、異なる言葉に差し替えて作成した、「ウソ解説」です。

 

 <ウソ解説>

インフレでない状況になり、出生数も400万人以上増加し、

ベアも復活し、物価高も完全になくなった。

 

 

 ヒント

「●●」を「●」に、「●●●」を「●●」に、「物価高」を「●●●●●」に変える。

 

 解答例 40字

「イン」を「デ」に、「出生数」を「雇用」に、「物価高」を「就職氷河期」に変える。

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 企業業績 正誤判別 2023年3月の新聞で作成

 

 <◯×例題>

旧東証1部上場企業の純利益を見ると、

アベノミクスや黒田バズーカの成果が、けっこう出ている。

 

 

 ヒント

12年3月期●●は●●●●円、22年3月期●●は●●●円なので、妥当で●●。

この10年間(1●年と2●年の●●の比較)で、●●に●●●●●●たため、●。

 

 解答例 38字

12年3月期決算は8.5兆円、22年3月期決算は34兆円なので、妥当である。

この10年間(12年と22年の決算の比較)で、4倍にふくれ上がったため、◯。

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 賃金 説明作成 2023年3月の新聞で作成

 

最近の賃金は、要するに、どうなっているか?

 

 

 ヒント

●●●●●●は20年を100とすると12年度は●●●.9で21年度は●●●.6。

十分な賃金上昇●実現[ ]、実質賃金は22年に前年●●●●ス1.0%に●●●●●。

金融●●策を一因とした円●が●●●を●●し、その●●に●●●が追いついていない。

 

 解答例 40字

実質賃金指数は20年を100とすると12年度は105.9で21年度は100.6。

十分な賃金上昇は実現せず、実質賃金は22年に前年比マイナス1.0%に落ち込んだ。

金融緩和策を一因とした円安が物価高を助長し、その上昇に賃上げが追いついていない。

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 黒田氏の目標 設問逆行 2023年3月の新聞で作成

 

<正解> できなかった。

 <解説(黒田氏の言葉)>
「賃金や物価が上がらないことを前提とした考え方や慣行が根強く
残っていることが影響した。目標の実現に至らなかった点は残念」
「潜在成長率は金融政策に影響されるというよりも、構造的な問題。
長期的な潜在成長率を押し上げることは難しかった」
 


 ヒント
日銀の黒田●●総裁は、就任時の目標「 [ 11字 ] 」を達成できたのか?
日本●●の黒田総裁が力を入れた●●●●によって、●●●●●を●し●げることは?
黒田日銀総裁は「●●の●●●な●●●●」や「●●●●率の上昇」を実現できたか。
 
 解答例 39字
日銀の黒田東彦総裁は、就任時の目標「2%の安定的な物価上昇」を達成できたのか?
日本銀行の黒田総裁が力を入れた金融緩和によって、潜在成長率を押し上げることは?
黒田日銀総裁は「2%の安定的な物価上昇」や「潜在成長率の上昇」を実現できたか。

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