40字記述式問題には、九つの型(順序は50音順)があります。 | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

40字程度の記述式問題(会話特定・キーワード組合せ・空欄補足・クロスワード穴埋め・語群作文・条文訂正・正誤判別・説明作成・設問逆行)や、
文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

 40字記述式問題には、九つの型(順序は50音順)があります。
 
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 第1の型 : 会話特定
 
 ルール
会話のテーマ(論点)と、会話を行っているキャラクター(AやBなど)を、
40字程度で記述してください。
キャラクター(AやBなど)は、人とは限らず、
物・概念・組織・集合体などのケースもあります。
 
 長所
会話内に、ヒントや豆知識などを盛り込むことができる。
関連した知識や似て非なる知識を、整理・対比できる。
1問で、複数の知識(やや広い範囲)について、総合的・俯瞰的に問うことができる。
 
 短所
一つの知識を詳しく問うには、あまり向いていない。
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 第2の型 : キーワード組合せ
 
 ルール
語群は、何を示しているでしょうか。
また、各語群から、関連の深い語句を選んで組み合わせた場合、
どんな組合せが出来るでしょうか。
40字程度で記述してください。
「各語群ごとに何の語群であるか述べる」か
「すべての語群全体で何を表しているか述べる」かは、
神経質になる必要はありませんが、ケースバイケースで考えてください。
 
 長所
表(にまとめた知識)を、そのまま問題化できる。
関連した知識や似て非なる知識を、整理・対比できる。
1問で、複数の知識(やや広い範囲)について、総合的・俯瞰的に問うことができる。
  
 短所
一つの知識を詳しく問うには、あまり向いていない。
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 第3の型 : 空欄補足
 
 ルール
会話や条文などの空欄を埋めてください。
特に指示がないときは、40字程度で埋めてください。
 
 長所
レベルや、解答例の文字数を、調節しやすい。
会話の部分に、ヒントや豆知識などを盛り込むことができる。
内容次第では複数(2~3問)まとめて出題できるため、多作しやすい。
 
 短所
会話形式の場合、解答例も、会話っぽい言い方になってしまう。
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 第4の型 : クロスワード穴埋め
 
 ルール
それぞれの番号に、どんな語句が入るでしょうか
(1つの「□」には、カナ文字が1文字ずつ入ります)。
40字程度で記述(漢字やアルファベットでの表記があるときは、
それらの表記も解答)してください。
 
 長所
出題範囲を広くできる(範囲が制約されにくい)。
パズル感覚やクイズ感覚で気軽に取り組めるため、挑戦しやすい。
カギやヒントの内容次第で、レベルを調節しやすい。
 
 短所
性質上、「出題範囲が無節操」または「形状が複雑」になりがち。
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 第5の型 : 語群作文
 
 ルール
語群の語句を1回ずつ以上使用して、40字程度の大雑把な説明文を作成してください。
使用の順序は問いません。また、複数回の使用もOKです。
 
 長所
語群を列挙するだけなので、書きやすく、作りやすい。
レベルや、解答例の文字数を、調節しやすい。
設問の部分が(語群だけなので)コンパクトですむ。
 
 短所
解答例が、大雑把な内容になりやすい。
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 第6の型 : 条文訂正
 
 ルール
ウソの条文等が登場します。
正しい文(45字以内)または正しい文にする方法(40字程度)を
記述してください。
数字や単位などの表記の差異にこだわる必要はありません。
 
 長所
題材が条文であり、その一部を変えるだけなので、作りやすい。
イーガブの条文を見れば、改正の有無などの確認が容易。
判例や他の条文による要件や例外などを気にせずにすむ。
 
 短所
条文(法律などの)以外の題材では、作りにくい。
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 第7の型 : 正誤判別
 
 ルール
◯×例題の解答と解説(正誤と大雑把な理由)を、40字程度で記述してください。
 
 長所
作る際も解く際も、過去問等の肢(◯×問題)を参考にしやすい。
過去問等の肢(◯×問題)が題材になるので、多作しやすい。
解答例を複数(2つ~3つ)作りやすい。
 
 短所
◯正だと作りにくいので、×誤が多くなりがち。
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 第8の型 : 説明作成
 
 ルール
個別の指示に従って、説明文等を、大雑把に40字程度で作成してください。
 
 長所
他の型に該当しない問題を、とりあえずこの型とすることができる。
出題形式が、かなり自由で、応用が利く。
「●●とは?」などの単純な問い方もでき、本試験のような複雑な問い方もできる。
 
 短所
内容次第では、例外や要件などに神経質にならざるを得ない。
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 第9の型 : 設問逆行
 
 ルール
設問と正解が反転しています。 正解等から設問文(40字程度)を逆算してください。
 
 長所
過去問等の肢(◯×問題)が題材になるので、多作しやすい。
解答例を複数(2つ~3つ)作りやすい。
内容次第では、解答例のバリエーションに変化をつけられる。
 
 短所
内容次第では、正解・解説と解答例を合致させるのに骨が折れる。
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 第0の型 : 複合その他
 
 ルール
第8の型「説明作成」のおかげで、原則として廃止しました。
事実上「幻の型」ですが、一応、念のため、残しておきます。
要するに、基本の九つの型(第1~第9の型)のうちのいずれにも該当しないか、
または複数に該当するものです。
これらについては、性質上、個別の指示に従ってください。
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 文章理解の問題の分類は、
文章整序・空欄補充・下線部説明・内容把握の4種類です。
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 なお、過去問の表示は、
「行」は行政書士試験、「宅」は宅建試験、という意味です。
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