ホントはね。

ホントはね。

本音を、ココでぶちまける。
掻き消せぬ敬意と確かな足跡。

大相撲の行司さんが好き。
誰が何と言おうと、四十代 伊之助親方が大好きじゃ。

場内片隅から見つめた土俵の様子・宿るキモチを
そのままココへ綴ります。

深谷巡業:1 はコチラから。 

(急に立て続けにアップするスタイル)

 

 

 

さて。

この至近距離の席から裏方さんのお姿はどう見えたのか。

 

 

 

個人的には、いくら裏方さんファンであったとしても、本場所で「裏方さんしか見てません」っていうのは違うと思っているんですよね。裏方さんは一体どんな思いで裏方に徹して、何を懸命に支え続けているのか。そりゃやっぱ、主役の力士が目一杯輝く土俵だと思います。

 

 

 

ただ!

 

 

 

今日は巡業ですから。

誰にも遮られることはないのです!!

思う存分、裏方さんのお姿に見惚れさせていただきますよ。ささやかにエールを送ります!!!

 

 

 

 

ということで、いきなりではございますが

私のいちばんの贔屓である容堂先生のお姿も、こーーーーーーんなに近くで拝めちゃう!!!!!

 

 

 

 

 

\\ よーーーどーーーせんせーーーー //

 

 

 

(((近っけぇーーーーーーー!!)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かっこえ…。

 

※東方は大栄翔さん。に…西方は……汗(不明)

 

 

 

 

なんかさ。

今回の巡業で乗ったバスでも、そして今年の初場所でもそうだったんだけど、周りの席に座っていた方が「容堂さんが、容堂さんが…」ってさ、お連れの方とずっと話をされてたのよ。べつに聞き耳立ててたワケじゃないけど、何度か「すごいよね」って聞こえてきたの。

 

 

 

初場所では \\ 容堂ー!! // って声援もあったし、この春の川崎巡業ではサイン攻めに遭っておられるのを見かけた。 

 

 

 

すごくない?

周りの人が行司さんのお話をしてたり、行司さんへ声援送ったりしてるのを聞いたのって、今までホント片手で数えられるくらいだったのよ。なのにここ最近…、ましてや同じ行司さんへの声援を何回も聴くなんて。

 

 

 

 

巡業の取組後って、いっつも庄太郎先生(最近「教授」と呼んでいるのは内緒w)が小走りで支度部屋へ戻って行かれるのを見るし、恐らくいちばんバタバタするお時間帯かと想像するんですが。容堂先生は、絶賛お客の輪にうずもれ中……

 

 

 

 

容堂先生が巡業に来て下さるようになった去年の秋以降、計5本の巡業に行く機会があったのですが……

まぁたしかに、容堂先生のお姿を午前中にお見掛けすることは一度も無かったか。

べつに支度部屋の前に張り付いてたり、探し回ったりしたわけじゃないので(←書くとまた一段とこわい)、あくまで「私は」お見掛けしなかったということですが。 

 

 

 

でもね、是非とも健全なファンでいましょうねぇ(自戒) 個人的な考えではありますが、敬意を見失わないためにも、距離感はとても大事だと思っています。最近、克之兄様や重夫さんをお見掛けするとすぐ手を振ってしまうのも、なんだか馴れ馴れしいなぁって思って反省してるところです。

 

 

 

話は逸れましたが、

そういう訳で、『取組後』1日のうちで唯一のサインチャンスであるということなのでしょうが、やはり人気のある方々は大変ですな… (゚Д゚;) ヒェ…

私は少し距離を置いた所から、ボンヤリその様子を眺めていたんですが、お付きの龍之助さんも少々戸惑い気味の表情に見えて、(((ガンバレーーーー)))とつい心の中でエールを送ってみたり。

 

 

 

とか何とか言っておきながら、実は私も秋巡業では全く同じタイミングで、同じようなことをしたんですけどね…笑

私はサインのおねだりではなく、ただ短く拙いファンレター『みたいなの』 を直接お渡ししたというだけなんですが、あの日、あのタイミングで容堂先生に声を掛ける客はまだ私だけだったような……。ほんと、良い時に行ったわ笑

 

 

 

初めて間近に見る容堂先生は超やさしくて、受け取って下さった瞬間はもちろん、その後メインアリーナを出て行かれる際に、もう一度わたくしの方を見て「ありがとうございます」って。

私ごときに、ご丁寧に2度もお礼を言って下さったんですよ。 ……え? …やさしい(呆然)

これには心ブチ抜かれました

 

 

 

周りの皆様がそろって「淡々としてる」「クール」「物静か」って仰るもんだから、容堂先生に声をお掛けしても、きっと軽く会釈される程度でスーっと行っちゃうんだろうなぁ… なんて思ってたら全然。

何なんですか!!! 意外と優男なんですか!? 

 

 

 

あの一瞬の出来事は今も色褪せることなく、大切な大切な思い出として胸に宿ってます。

 

 

 

 

この春巡業は、横浜アリーナへも友人と行ったんです。

友人は力士を、私は裏方さんを見るために、2階の支度部屋 ⇒ 1階の土俵 に向かわれる時に通られる通路脇のスペース にずっといたのね。

銀治郎さん以降、晃之助さんを除く全行司さんが取組に登場されてたんだけど、支度部屋を出られるあのタイミングでお客から声がかかった行司さんは、容堂先生だけだった。(庄之助さんだけココを通られなかったけど)

 

 

 

 

\\ 容堂さーん // の声に片手あげて応えて下さってたし、写真のおねだりにも、袋から軍配取り出して丁寧に応じられてた。なんとまぁ優男。

お客と何か話したり、明らかにニッコリ笑ったりといったことは無いものの、とっても優しげな表情だったのが印象的

夢に見つづけた「容堂先生が巡業に来てくれる日」というものが、いま現実となっていることを改めて実感しましたニコニコ

 

 

 

 

今年2月のトークイベントの中でも「ファンサービスですから」と言って下さっていたもんね。

続けて「まぁそんなこと言っても誰も来ないでしょうけど」

 

って! 

笑ってらしたけども!!

ほら!!

ご油断ご謙遜では詰め寄られますぞぇ!って!!

言ったじゃないかぁ!!

ほらぁぁぁっっ!!!

 

 

 

 

そうそう。(スン)

庄之助さんもここを通られれば、きっと声が掛ったんだと思うけど、どういう訳かお見掛けすることはなく。支度部屋から土俵まで、きっと別のルートがあったんですね。広いですからねー横浜アリーナ。

 

 

 

ということで、続けて庄之助親方

深谷では、こんなに近くで見られました。感動。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中から様子がおかしくなっていきますピンクハート

 

 

 

 

楽しそうな横綱。


 

 

 

 

お照さんも、霧島さんも。 どう見ても完全にガン見してらっしゃる。

 

 

 

 

いまやもう、これぞ って感じですね。

ホント楽しいひと時です。

 

 

 

勝ち名乗り:てるのぉ~

 

 

 

Fu…… wwwww

 

 

 

 

なんと愉快な「スゴイ人達」なんだろうね。

 

 

 

キャンキャン… もとい、庄之助さんがこの笑顔が見られて幸せでした。

 

 

 

 

次回も裏方さんショット、続きを載せます。

(真っ先に上のお二人から載せておいて「続き」とは一体)

2024.04.28

春巡業の最終日は、埼玉県の深谷市。

私の住む横浜からは結構遠いが… 行って参りました。

 

 

 

というのも、深谷場所のチケット発売日がいつだったかは分からないけれど、ノンビリとチケットサイトを閲覧していたら「正面溜まりS席」なるものがまだ売っていたのです。溜まり席といえば、そこそこヤバイ(近すぎる)席です。 <雑なイメージ

 

 

 

仮押さえすると、正面タマリS席3列…

た、たぶん広い会場に於いて、前から3列目っていうことなんだだだだだろうけどもももも… こんな簡単に手に入っちゃうの??

 

 

 

※ということで、物は試し。購入。

 

 

 

巡業の2か月半以上も前に当たる2月初旬に購入したんだけど… 当日が近づいてくるにつれ、ビビり度が増す。友達との予定を組んだその時は楽しいものの、当日が近づくにつれて億劫になったり… いや、お相撲に関しては億劫とは言いませんけども…… 『もっと先のことだと思ってた』的な。

 

 

 

とはいえ、「勇気が出なかった」では済まされません。行きましょう。

 

 

 

本当は、前ノリできるように深谷駅周辺のホテルも取ってたんですが、その後、よりによって巡業前日(要はホテルチェックインしたかった日)の職場の深刻な人員不足が判明し、急遽出勤することとなり、ホテルはキャンセル。当日朝、まじで頼むから人身事故起きないでくれ!!!! と心の底から願い、有難くも叶う。ゆとりを持って深谷駅に到着しました。

 

 

 

横浜からだと2時間強の乗車になるので、ここはグリーン車で。

今回の巡業は本当に親切で、8:30から、駅前⇒会場のシャトルバスを走らせてくれていた。バスも綺麗で大きい奴で、運転士さんもフレンドリー。車で会場に向かう列に飲み込まれ、到着まではかなり時間がかかったものの、歩く覚悟をしていた私としては、かなり有難かったです。暑かったしねーこの日はほんとに…。

 

 

 

今日の最高気温は28度。

すんごい日差しと、初夏のような気温… 解放感溢れる快晴。

列は連なってたけど、スムーズに進んでいた為待ち時間はそれほどなく、会場の中に入れました。

 

 

 

中に入ると、いつもの巡業のあの感じ。

ですが、今日はソワソワ。

なんせ、この沢山の座席の中で、私の席は前から3列目。

席に向かうが…、どんどん前に…これでもかっくらいに前に… もうこの辺でいいよ…あせる って思っても、更に前に。

 

 

 

目の前に、稽古中でワチャワチャする力士集団。

ととととととりあえず、座ります…

 

 

 

<結果、ここに座ることに>

 

 

 

 

 

 

 

いや、近すぎんだろ。

何を血迷って、こんな席を確保してしまったのか。

 

 

 

でも。

あんなにビビってたのに、席に着いた途端、目の前で繰り広げられる必死のぶつかり合いに目を奪われ、よそ見が許されないような感覚に包まれる。裏方さんファンだとか、誰ファンだとかなんてのは吹っ飛んでいくくらい、この熱い稽古には目を心を強烈に惹き付けられます。

 

 

 

注目株を見つけ出したり、身体の張りなどから各力士の調子を見抜くお客もいるだとか。すげーな。私は毎回新しく覚えるお顔が1人いるかどうか。

 

 

 

今まで、巡業=午前はひたすら出歩き、裏方さんにサインをお願いしたり、裏方さんの行き来を眺めたり、忙しそうな裏方さんにそっとエールを送ったり…(※裏方さん三昧)という日々だったんですが、今日は違いました。

 

 

 

この贅沢な席から見える光景一つ一つを胸に刻もうと、私にしちゃ珍しく、取組開始までの30分くらいの休憩以外、席を立つことは無かったのでした。。。

 

 

 

【目の前の甚句】

 

 

 

 

 

 

【目の前の綱締め】

 

 

 

 

【目の前の太鼓打分】

 

 

 

 

 

 

 

深谷色バキバキのゆるキャラをお世話しているように映ってしまったけど、幸司さん本日もキマってますぜ。 ※ネギの先端映ってなくて誠に申し訳ない。烏帽子が欠けた行司さん級の失態です。

 

 

 

 

太鼓打ち分けの照喜さんに合わせたズームでそのまま撮ったら、直起さんがこの大きさ!!

 

 

 

 

 

審判長のお席を丁寧に整えられていました。

手際よく、丁寧なお仕事ぶりがカッコよい。

 

 

 

<続>

さぁ、容堂先生×チロデスのトークイベント

写真編です。

 

 

 

▼当日の様子や感想についてはコチラに書いたよ

 神イベントに行ってきた

 

 

 

といっても、写真はかなり少ないのですが、

展示されていた、貴重~~~~~~なお持物を間近で見て来たのでシェア!

何とも贅沢。

呆然としながらガン見してたwww

 

 

 

 

まずは、軍配。

 

 

 

こうやってさ、展示されてる軍配を見ると、すごく重々しくて、しかも意外と大きい!って思うことありません?

 

 

 

私、いつかの巡業で、元基さんが装束お召しのタイミングで声をお掛けした時に軍配持たせて頂いたことがあるんだけどさ(私だけじゃなく、皆様に元基さんの方から応じられていた)

 

 

 

ずっしりとした重みがあったのを、今でも鮮明に憶えてる。

 

 

 

軍配の蒔絵アップ。

 

 

 

 

こんなにまじまじと見られないですよ、なかなかね!!

すごいや…

 

 

 

軍配入れも美しかった。

 

 

 

 

 

そして、骨董市で買ったという短刀。

 

 

 

 

これを差して結びを合わせるお姿が、いつの日か拝めるときが来るんですよ…。

 

 

 

「差し違えた時に、切腹をする覚悟で」

 

 

 

今や、よく聞くフレーズになりつつあるこの一言ですが、今一度じっくりとなぞってみると、とんでもない覚悟と重みが宿っている。さらっと仰るその行司さんは、その意味を理解し、実際に覚悟を決めてらっしゃる方なのだ。実際に短刀を差す人たちなのだ。

 

 

 

 

立行司アイテム、その2。 扇子。

 

 

 

 

チロデス:そして、これが扇子ですね…

容堂先生:はい。扇子です。(即答)

 

 

 

wwwww

 

 

 

好きだわ、容堂先生。

 

 

 

これは、顔ぶれ言上の際に、顔ぶれをここに乗せてたあの扇子!

おおおおおお!!!!! 

 

 

 

いや~~~~~~またあの顔ぶれ言上を聴きたい!

 

 

 

でも、やっぱりその一言を言うにも、ワレ的にはつい複雑な気持ちになってしまう。まだまだ、全然立ち直れていないと自覚する瞬間だ。

 

 

 

そこには40代伊之助がいて、41代伊之助がいて、6代玉治郎がいて、3代容堂もいる。

 

 

 

その上で

「いつか立行司姿を見られるのを楽しみにしている」と

そう、言いたかったよね。

 

 

 

でも、今、今の土俵で頑張り続けている人がいる以上は、しっかりとそこに目を向けるさ。

 

 

 

ね。

 

 

 

いのすけさんも、たまじぃも

どうか穏やかに過ごしててよね…。

 

 

 

忘れるもんか。

 

 

 

そして、容堂先生にほんと感謝。

「いのすけさんのいない番付表なんて、見られない!!!」とヒステリックになってたあの頃。徐々に、「これを書いてくれた人がいるんだよなぁ」と思い始めて、気付いたのが容堂先生の存在。土俵上のかっちょえぇお姿に、心を打たれた。また、土俵を見られるようになったよ。

 

 

 

突然筆頭になった当時の勘太夫さん、現庄之助さんは、どうやら今年の三月場所でも、いのすけさんから譲られたあの大阪城の美しい装束をお召しになって下さるそうだよ、顔ぶれ言上で。

 

 

 

幻なんかじゃないんだから。

 

 

 

 

 

というわけで、そんな特別な思いを抱く容堂先生の、貴重なナマ話をたくさん聴くことができた神イベントの思い出でした。

 

 

 

 

また第2弾があるといいね!

令和6年2月23日。冷たい雨が降りしきるこの日、木村容堂氏(贔屓)×佐々木一郎デスク(贔屓)のトークショーなるものが開催された。

 

 

 

<相撲の魅力を伝えるウェブマガジン おすもうさん> 主催のこのイベント。

初めてその一報を耳にしたのは1月。控えめに言ってパニック。

こんな神イベントあります?

いくら冷静に考えてみようとしても、溢れ出る素朴な疑問。止まらない素朴な疑問。

 

 

 

え?本気?

チロデスと容堂先生が?

っていうか、『トークショー』とは何事ぞ…?

そもそも、容堂先生ってそんなに喋ってくれるの???

 

 

 

▼こんな夢みたいなイベント、あります?

 

 

 

 

それでも、準備の段階から主催者様の楽しげなツイートが流れてきて、ほっこり。手をかけ、時間をかけ、丁寧に準備を進めて下さってるんだなぁ。

追われてばかりの「ど平日」に、容堂先生とチロデスを思い出して癒されるという時間を提供して下さいました。

 

 

 

そして、みるみるうちに日が過ぎる。

信じられないなー。ほんとに当日が来るのかなー。

なんてぽかーんとしてる間に、2/23(金・祝)当日。

こんなにも寒くなりますかい? というほど冷え込む1日となりました。

「容堂先生も、こんな寒い日に両国まで来て下さるんだから…」 と数十回言い聞かせてようやく起きたかと思えば、息を吸うようにキンキンの【焼酎ソーダ上々】を流し込む、爽やかなくそ寒い雨の朝。

 

 

 

こんな神イベントにはお洒落もしていきたいところではあるが、今日はまじでさみぃーので選択肢はない。【初場所、『外で数時間入り待ちしても全然寒くなかったよコーデ』】一択であります。 ※重夫さんに声をかけたくて、珍しく入り待ちしてみたという経緯。

 

 

 

「さて、そろそろ行くかー…」

酒気帯びで家を出る(バカめ)

今日、容堂先生に会えるだなんて到底信じらんない。信じられなさすぎて、逆に冷静。リラックスしすぎて、電車でガン寝。お陰様で、両国に着いたときには寝起きというのも相まって、この世の終わりかってほど寒かった

 

 

 

両国の駅のホームでは、「自宅」「職場最寄り」に次いで耳馴染みのある、あの駅のメロディーが、今日も元気に流れている。いつもなら場所中で賑やかな国技館も、今日はクールに佇んでいる。脳内で、本場所の土俵に注がれるあの凄まじい歓声がリプレイされては、スッと消えてゆく。『ついこの間』だったはずの初場所の思い出、懐かしさに胸がくっと痛む。

 

 

 

しかしね。

今日は贅沢な時間が待っているのだ。

何度信じようとしても信じられない、畏れ多いほどの空間が待っているのだ。

本日の会場となる回向院は、JR両国駅を出て、国技館とは反対の方向へ進むとほんの数分で着く、相撲とも縁の深いお寺。

傘さえ無けりゃね…。 回向院の写真も撮ってこようかと思ったんだけど、なんせ雨降ってるしさみぃもんでね! 無理だったわ! 諦めは早いタイプ。

 

 

 

回向院正門前。

私の前に、数人の集団が回向院の境内に入っていく。わたくし得意のビビりがここへ来て大発動。

あれ!今日ってそんな大イベントだった?????? 汗汗汗汗汗

キラッキラスー女とかいたらどうしよう…… 容堂先生、たしか初場所行ったとき声援すごかったや… とか色々思ったけど、大丈夫でした。ホッ…

 

 

 

やがて開場の時刻となり、整理番号順(要は、チケット購入の先着順)に中に入る。私は15番以内だったんで、すぐ中に入れました。※発売とほぼ同時にチケット入手したヤツ  ('ω')ノハイッ

 

 

 

会場は… うーんと、

国技館に例えますとぉ…

 

 

 

向正面に容堂先生、チロデス。

に巨大スクリーン。

正面溜まり席、そのすぐ後ろにイス席

西にパイプイス席。

といった配置で、お席の数が少ないという訳ではない(結構ギチギチに座布団散りばめられてた) のに、想像よりもかなり小さなスペースだったんですよ。

 

 

 

 

ということは!! ですよ!!!

 

 

 

 

近っ!!!!!!!!

容堂先生とチロデスがお掛けになるであろうお席、ちっか!!!!!!!!!!

 

 

 

 

こっ、こんな距離1時間半過ごしてよいんですか本日!?!?!?!?!?!?!?!

帰り道とか、わたし何かバチ当たる感じです????(ビビり)

 

 

 

 

まだ入場者数の少ない段階で、なんの争奪戦も無く西のパイプイス席最前列を確保。振り向いたら、目の前に展示品として置かれている軍配や筆が。早くも、熱心に写真撮影(これは撮影OKだった)しているお兄さんが。私も後で撮ろっと。

 

 

 

イベント自体も定刻通りにスタート。

去年の10月、巡業以来の間近での容堂先生、チロデスがあっさり登場。

わーわーわー…   (;゚Д゚)

 

 

 

 

そっから1時間半、

こんなに全身で、神経注いで、夢中で人の話聴いたことあったっけ??? っていうくらい、のめりこんで聴いてました。

 

 

 

 

 

【貴重なお話の具体的な内容はアメンバー限定記事に記載しております】

 

 

 

 

 

何でも知ってます。知り尽くしてます。なんて、まさか言えないんだけども、行司さんについて、ある程度調べて知識がついてきた時点で、いっときパタリと「新しい情報になかなか回り逢えなくなる」という時期が不思議とあったんだよね。

何かの折に、誰かが行司さんについて説明、言及してくれる場面があっても、とうに知ってる情報しか流れて来ないみたいな。

 

 

 

でも今回は、本物の現役行司さんのナマのお声、お話を拝聴できる。

しかもそれが、ガチ贔屓、且つ今までお声をほぼ聴いたことがない、巡業にもいらっしゃらない<遠い存在>だった 容堂先生であるということ。

「すげぇ… 行司さんってすげぇ…」 と、言葉を失うほどに何度も見惚れた、まさにその容堂先生ですよ。こんなにも貴重な機会に恵まれるなんて、それはまさに夢うつつ…。

 

 

 

いくら本を読んでも中継を見ても、行司さんご本人の話を聴くに勝ることはない。ベテランの行司さんが実際のご経験として語られる内容というのは、その口調の穏やかさ、お茶目さ、心地よさとはきっとまるでかけ離れた、物凄い苦労と辛抱と鍛錬とを重ねた時代の、本物の記憶・実体験であるはずだ。

 

 

 

容堂先生のことは、この前のNHKのどす研での吉田親方然り「淡々としている方」と形容されることが多く、実際この日も、容堂先生は、例えば苦労したこと、大変だったことなど、特別感情を込めたり、大きく声のトーンを変えてお話をされたり… ということは無かった。でも、一つ一つの言葉に重みがあった。ご入門以降、きっと膨大な情報を目にし、叩き込まれ、戸惑い、気付き、考え、咀嚼し、試し、また教えを忠実に守りながら日々を重ねて来られたんだろうな。 こんな末端のファンにゃ分かんないけどね。

 

 

 

さて、話題は様々なお持物について、そして軍配にも及ぶ。「一本しか持っていないということはない。万が一損傷してしまったときに困りますからね」と容堂先生。「派手にコケてぱかーんといってしまったり(する危険もあるし)」と、初場所の転倒について、自ら遠回しに触れられる。笑 気付いたお客さんは笑ってたwww  

同時に、『控えにいる時力士が落ちてきて、軍配がぱかーんと割れてしまったというのも聴いたことがある』とも仰っていたが、それ、たまじぃではなくて?? なんてふと思ったり。   キューーーーーン(´;ω;`)

 

 

 

また、行司さん必須のアイテムについて『骨董市で買った』と仰ってたものが何点かあった。

骨董市っていう言葉が出ると、最初は「ほぉ~~~」っていう声が挙がってたんだけど、徐々に会場がドッと沸いたりして。

 

 

 

「え? なんで今みんな笑った???」

 

 

 

前にこのブログでも書いたように、36代庄之助のトシちゃん親方40代伊之助氏が、印籠は、自分で骨董市に出向いて探す。譲り受けるものもあるだろうけどね。と仰ってたから、骨董市って行司さんとの繋がりが深いものだと、ごく自然に思ってたけど…

 

 

 

しばし考えた……んだが、分かったぞ!

あの感じだと、たぶん容堂先生異様骨董市が好きな人」みたいな感じになってたね!?

それはそれで成り立ちそうな気がする、品格すさまじぃ容堂先生です。ちなみに、本当のご趣味は落語を聴くこと とのこと。

 

 

 

 

今回のイベントでは、贅沢なことに相撲字実演もあって、目の前で実際に容堂先生が色紙に文字を認めてらっしゃるのを見ることができたのが、本当に感動モノでした。

その場で行った抽選に当たったお客さんのリクエストした文字を色紙に書いてくれるっていう感じだったんですが、何をリクエストされてもサラサラとお書きになる容堂先生に、チロデスが横から薔薇とかもいけます?」「蜂窩織炎とか」 と、たいそう楽しそうに聞くwwwww

さすがですね、これぞチロデスのなせる業。やっぱインタビュアーってめっちゃ大事ですよね。チロデスじゃなかったら、絶対こんな和気藹々、楽しいイベントにはならなかった気がする。
 

 

 

 

ちなみに容堂先生のご回答は、書けないですね。なったことないんで」

なんだこのお二人、まじ好きすぎるんだが。

容堂先生もさ、めっちゃクールなのに、装束脱いだらなんかもうほんと癒し系というか、かわいい風貌(それでいてお洒落)になっちゃうから、脳が混乱するんですよ。※怒られろ

 

 

 

 

でもね、容堂先生のあの声のトーンとか、お話の中で垣間見えた他人との距離の取り方とか、なんか個人的にすごくしっくりきて、とても心地よかった。時折ふと笑顔を見せて下さることもあり、お話の一つ一つを聴くたびにファン度が増すというか、敬意がまた一つ深くなってゆくというか、ほんとうに格好良い行司さんだなぁ… って心から思った。

 

 

 

ちなみ、当日チロデスが読み上げてくれた「巡業にご帯同されるようになっての感想はいかが?」「声掛けてもいいモノです?」ってのは、私が思い付きで書いた質問である。あれが採用されるとは思わんかったよありがとうwww

 

 

 

…で。

 

 

 

 

容堂先生…?

いま、『構わないよ』と仰いましたね?

た・し・か・に、仰いましたね? フッフッフッ…

 

 

 

 

いや…勿論、追っかけにはなるつもりなんかありませんけども…笑

声をかけられるのがあまりお好きでない方もいらっしゃるだろうなと思っての質問だったが、容堂先生はおっけーとのことです。

\  誰か、勇気ある人ー! /(他力本願)

 

 

 

 

裏方ファンだっているのですよ。

巡業=裏方さんのご活躍を、何にも遮られずに堪能できる機会。

私はわりと巡業行くけど、声を掛けに行くのはもっぱら裏方さんのところ。気さくな力士さんが折角声掛けてくれたのに、ビクゥゥッハッってなって、愛想笑いして逃げるように去る… そしてまた片隅から、せっせと動かれる裏方さんを目で追う…。ごく少数派かもしれんが、そういう人だっているのです。

 

 

 

巡業でお見掛けする他の行司さん方は、お仲間とすっごい笑顔で談笑してたり、サインお願いしたらニッコニコで対応してくださったりと、「え?こんなに優しいんだ!」って思う(知る)機会があるものの、容堂先生におかれては全くのヒント無し。表情変わらず、声のトーン変わらず…な容堂先生。どうお考えなんだろう… って思ってた。

 

 

 

 

だから、声掛けてくれて構わないよ。って言ってくれたことは、ほんとうれしかったな。実現するかは別として(私の勇気の問題)。いやー…でもあと2年ちょい以内に、何とか勇気を出さないとなぁ。

 

 

 

それにしても、容堂先生から「それもファンサービスですから」と、とんでもなく有難い一言をお聴きできるなんて。すぐに「まぁ、そんなこと言っても誰も来ないですけど」って笑ってらっしゃったが何を仰る!ご油断では詰め寄られますぞぇwwwww

私にとっちゃこれ以上ない幸せな情報が舞い込んできた、素敵な1日になりました(*´ω`*)

 

 

 

 

というわけで。

終始惹き込まれっぱなしで、本当にあっという間の1時間半でした。

こんなに素敵なイベントを企画・準備してくれた皆様に、そして容堂先生に心から感謝申し上げる。

容堂先生とご一緒したい!とは、チロデスのリクエストだったそう。チロデス、本当に本当にありがとうございます。

 

 

 

ってかさ。

容堂先生が番付書きを要之助さんにお譲りになって以降、容堂先生へのインタビュー記事が立て続けに出てない? どす研だってそう。みんな容堂先生にお話聴きたかったんじゃん! ね!?

 

 

 

ってなわけで。

大盛況のうちに終了したトークイベントについて、ちょろっと書いてみました。

 

 

 

こうして、容堂先生のお話を聴ける機会が、これまでよりもちょっぴり増えているのが嬉しい限り。本当、幸せです。この上ない誕生日プレゼントになりましたわ、感謝だ。

 

 

 

場所中でなくたって、今日も番付発表。いつ休まれてるのか不思議でしょうがない行司さんですが、どうか来場所も元気いっぱい、ぶっちぎりカッコいいお姿を魅せ付けていただきたい!応援しまくりますよ。

 

 

 

 

最後に。

 

 

 

 

「土俵上、動揺することはないんですか?」というチロデスの質問に対し、

「無いです。自分が一番落ち着いていなきゃいけないので」と、即言い切っていた容堂先生がとても印象的で、本物の行司さんの物凄い覚悟が風となってふと舞ったような感覚に、ちょっと泣きそうになった。

 

 

 

 

【容堂先生ってどんな方なんだろう】

 

 

 

 

やたら面白おかしく語ろうとするのではなく。

声のトーンや表情をあまり変えずに、大切なことは大切だとブレずに言い切り、でも所々で面白いことも言ってくれる…。 この人のお話、もっとずっと聴いていたい。と自然と思ってしまうような、とても素敵なお方でした。容堂先生のファンでいれば、大切なことはそのお姿やお言葉から学べる。みたいなさ笑

 

 

 

ちきしょう!カッコ良すぎんだよ!!!

 

 

 

 

ちきしょう!! 

 

 

 

 

次回は、ほんの少しだけど写真も載せられたらな。

と思ってます。

 

 

 

 

以上!!!!!