民訴法は伝統的に黄色です…なぜだろう?
“眠訴”と呼ばれる科目に光を当てて眠りを覚ますため?o。。( ̄¬ ̄*)
さて、表紙デザインのほか、昨年のテキストとの主な変更点は、4A論文解法パターンテキスト(民訴法)の講師作成答案例が2ページ(答案用紙にすると3・4ページ)にわたる場合、昨年までは表裏になるようにしていたのを、左右見開きにしたくらいです。
私の受験生時代は、論文答案が表裏に印刷されている教材の方が多数派だったと思いますし、私自身その方が便利だと思っていました。
なぜか?…ちょっと昔話をします。
旧司時代の論文対策は、“各科目最低100問は潰さないと合格できない”と言われていました。
私も最終的には、昭和24年~平成16年の旧司論文過去問(これだけでも各科目100問を超えます)+予備校オリジナル問題のうち有用だと思ったわずかな問題をくり返し解いて潰すため、少なくとも問題文と自分の書いた答案構成は全て、26穴のぶっといバインダー(こんな感じの…しかも民刑商は各科目2冊使っていたような記憶)にファイリングしていました(cf.記事「民法過去問答案(構成)採用リスト」、「快適♪」)。
で、問題によっては、論文過去問教材とか答練の解説レジュメとかに載っている答案例だけを切り取って、開いてなければ26穴開けて(当時は開いている方が普通でした)ファイリングしていたんです。そのときに、紙1枚の表裏になっている答案例は切り取り・穴開けが楽だし、2ページにわたるより分厚くならないし…等で重宝していました。
しかし、『4A基礎講座』の4A論文解法パターン講義で扱っている問題数は、民訴法ではわずか22問です…“各科目最低100問は潰さないと合格できない”時代はとっくに終わっています。
これだけで司法試験系における全論文過去問と将来出題されうる論文式問題の解法パターンを網羅する内容ですし、物理的にも冒頭の画像のとおりの薄さです。
そのためか、これまで使用教材を見せてくれた『4A基礎講座』の受講生は、全テキストをそのまま使っていた記憶です。上記のような答案例等のファイリングをしたりはしていませんでした。
ならば、4A論文解法パターンテキストの講師作成答案例も、切り取ってファイリングしたりすることなくそのまま使うことを前提とすると、1ページの表裏より、2ページにわたっても左右見開きにした方が見やすい・使いやすいのでは?
…そう考えるに至って、そのように変更してみました。
2018年合格目標の4A論文解法パターンテキスト(刑法)に続き、商法おける同様の変更も、好評をいただいたようですし。
他にも、講師作成答案例の内容や問題の内容・配列をちょっと変えたところもありますが、4A論文解法パターン講義・テキスト全体と比べたら小規模な変更にとどまるといえるので、これまでに4A論文解法パターン講義(民訴法)を受講したことのある方が、改めて2018年合格目標の4A論文解法パターン講義(民訴法)を受講する価値があるかは疑問です。
処理手順といった4A論文解法パターン講義の核心部分は、全くと言っていいほど変わっていないからです。
※梅田校・横浜校では、渋谷校の教室講義をLIVE中継!
「4A論文解法パターン講義 民訴法第1回」
11/3(金・祝)18:30~21:30
に遊びに来たら、4A論文解法パターンテキスト(民訴法)と4A条解テキスト(民訴法)の抜粋版あげるよ~(^O^)/