そういえば、民訴法のテキスト紹介を忘れていたので、刑訴法と併せて紹介します。


2016年合格目標の同テキストからアップデートした点

1.

まず、4A論文解法パターンテキストの講師作成答案例に、最低ライン・合格ライン(目安)・加点事由等を明示したというのは、他科目の同テキストと同じです。

この作業の中で、憲民刑よりも下4法の方が、最低ラインと合格ライン(目安)が近いことを改めて実感しました。

“下4法はレベルが低い”(からこそ、最低ラインの処理をするだけで合格ライン付近まで達しうる)ことを、視覚的に捉えられると思います。
 

2.

次に、刑法・商法と同様、H27予備論文33位・口述1位H28司法試験187位funky403さんこと塩見典大先生(合格者講義を担当なさっています!)から、

ローの中間・期末試験前の追い込み期間に、ローの授業内容のうち、4Aで学んだことに応用できそうなこと、司法試験・予備試験過去問を解くなかでうまく使えそうなもののみ4A論文解法パターンテキストに書き込んだ

4A論文解法パターンテキストの解説・解答を、ローでの説明の方が納得いくもの等に自分で書き換えた

ものを提供していただけました(塩見先生自身、思っていたより書き換え箇所は少なかったとのことですが)!

これを、私が徹底的に調査・検討・吟味した上で、テキストに反映すべきところは反映しました(°∀°)b

他方、得点効率・汎用性等の観点から、塩見先生の書き換えを反映するより、現状のテキストの記述をそのまま維持した方が良いと判断したところもあります。

また、塩見先生の書き換えを反映しなかったけれども、それに触発されて、テキストの記述・講義での説明の仕方を改善したところもあります。

ただ、以上の変更点は、4A論文解法パターン講義・テキスト全体と比べたら小規模な変更にとどまるといえるので、これまでに4A論文解法パターン講義(民訴法・刑訴法)を受講したことのある方が、改めて2017年合格目標の4A論文解法パターン講義(民訴法・刑訴法)を受講する価値があるかどうかは疑問です。

私も塩見先生が書き換えた箇所は意外と少ないと思いましたし、それを講義・テキストに何らかの形で反映した・する箇所はさらに厳選した上、処理手順といった4A論文解法パターン講義の核心部分は全くといっていいほど変わっていないからです。

 

3.

そして、上3法までは、4A論文解法パターンテキストの【巻末参考資料】として各問の学習目標一覧だけを載せていたのですが、各問に、その特徴がすぐに想起できるようなタイトルを付けてみました!

4A受講生出身のスタッフから、「論パタの問題を話題にする・想起するときに、“2-2-1”といったパターンコードでは分かりにくいので、何か識別できるようなものがほしい」という要望があり、なるほど~と思ったからです。

で、どうせなら、できる限りコミカルなものにして、少しでも楽しんでもらいたかったので、例えば4A論文解法パターン(刑訴法)2-1-2には、「☆『俺たちはギフハブにARアプリで盗撮されていたんだよ!』『な、なんだってー!!』」という時事ネタのタイトルを付けてみました…やっぱりかえって話題にしにくくなる?σ(^_^;)

 

4. ※2017/1/12の7時ころ追記

当たり前すぎて書き忘れてたんだけど、刑訴法については、被告人側に公判前整理手続の請求権が規定される等、2017年の司法試験系の出題範囲に入ってくる小規模改正があったので、もちろんこれも反映しています。


TAC渋谷校梅田校横浜校での無料体験講義

※梅田校・横浜校では、渋谷校の教室講義をLIVE中継!NEW!
 「4A論文解法パターン講義 刑訴法第1回」
12/9(金)18:30~21:30

で、4A論文解法パターンテキスト(刑訴法)と4A条解講義(刑訴法)の抜粋版あげるよ~(^O^)/