アクアリングでアシカが空を漂う姿を眺めた後は、
本日2つ目のえさやりタイムが近づいてきたので移動。
*アシカたちのようすはこちら 。
ペンギンに続き、えさを待っているのはペリカンたちです。
モモイロペリカンという種類で、3匹がちょっと狭いプールの中に
ぷかぷかと浮いていました。
パステルカラー。
動物園などで今までも見たことあるハズなのですが、
こんなに身体大きかったっけ…?とちょっとびっくり。
ガラス1枚隔てて、ものすごく間近に見たからかもしれません。
つぶらな瞳とはこのことですね。
毛並みはふさふさで、くちばしをはじめ
全体的に淡い色合いなのが素敵です。
…なんて、ほのぼのとしていたら、このあと衝撃映像が…!
えさやりタイムになると、係の男の人が、小魚を入れたバケツを
持って、プール内に入ってきます。
ペリカンたち、えさだと分かっているらしく、そわそわしながら
プール内をスイスイっと泳ぎ回ります。
やがてお兄さんが、えさの魚を水中にばらまくと…
捕食。
∑(゚д゚;)
そんなに伸ばせるんかい!と思わずツッコミたくなるほどの
長い首を水底に潜らせて、くちばしをがばっと大きく開くと、
のど袋が水圧で大きく膨れ、その中に水ごと魚を丸呑み。
この一連の動作が一瞬のあいだに繰り返されます。
とりあえず大きな袋に水ごと魚を掬って、水面に戻ってから
ゆっくり水と魚を選別して魚を食べているみたいです。
とにかくこの水中でのど袋ががばぁっ!!と大きく開く様が
怖すぎて(笑)驚愕しました。
生きるための知恵ですね、これも。
生き物というのは、命を保つことにひたむき。
いただきます。
上手に小魚を掬って食べていました。
食事の時間が終わると、3匹のペリカンはプールから上がり、
羽根を乾かしに入ります。
威風堂々。
羽根を広げたとき、より身体の大きさが強調されます。
胸をいっぱいに張って左右に羽根をぐっと広げた姿は
とても堂々としていて、
「どうだ、これが私たちの生き方だ」
と言っているみたいでした。
無言で語るという凛々しさ。
風に当たった羽根が次第に乾いて、ふわふわと揺れていました。
自分としては、綺麗とかかわいいなどとはまた別で、
サンシャイン水族館一番の驚きがこのペリカンたちでした。
これから行かれる方は、ペリカンのえさやりタイムは
外さずにぜひ見てください!
さて、屋外は一通り見て回ったので、次は水族館の室内へ。
水族館は2階建てで、1階は「大海の旅」と称し、
サンゴや世界の海に暮らす魚たちが見られます。
色彩の海。
色とりどりのサンゴと、鮮やかな海のなかまたち。
青をバックに、様々な色の共演。
いつまでも見ていて飽きません。
こちらは「生命の躍動」という名のついた、まるい水槽。
イワシの大群が、キラキラと腹を光らせながら
回遊している様子が見られます。
生きる、まわる。
これも彼らが生きるための知恵のひとつですが、
その姿を見て美しいと感じるのは人間特有の感性ですね。
青一色の世界、とても幻想的でした。
こちらも群れを成す魚たち。
こっちはカラフル。
僕たちの世界。
小さな水槽にはこんな生き物も。
そういえば、今年は辰年!
落とし子。
背景の水草と溶け込んでいて
見つけるのに少し時間がかかりました…(笑)
辰年のはじめに見られるとは縁起がいいような。
このような感じで大海の旅は続きます。
次は、サンシャイン水族館一大きな水槽で繰り広げられる命の世界、
サンシャインラグーンのようすをお届け。→こちら 。